LOVEBITES、ベーシストmiho脱退 バンドの活動休止を発表
ヘヴィ・メタル・バンドLOVEBITESが17日、ベーシストのmihoの脱退と、それに伴うバンドの活動休止を発表した。
LOVEBITESは、2016年、ヴォーカリストのasami、ギタリストのmidoriとmiyako、ベーシストのmiho、ドラマーのharunaにより結成された女性5人組の正統派へヴィ・メタル・バンド。2017年5月にEP『THE LOVEBITES EP』でデビューし、翌2018年には、英国のメタル専門誌「メタルハマー」主催の権威ある「Golden Gods Awards」にて新人賞を受賞し、ドイツでは世界最大級のメタル・フェスティヴァル「WACKEN OPEN AIR」に日本人女性バンドとして初めて出演を果たすなど、その活躍の場を世界へと広げ、瞬く間に日本のメタル・シーンを席巻した。
2019年、「SUMMER SONIC」や「DOWNLOAD FESTIVAL UK」をはじめ国内外のさまざまなビッグ・フェティヴァルに出演。そして、音楽評論家・伊藤政則氏がDJを務めるbayfm「POWER ROCK TODAY」のリスナー参加型年間人気投票企画では、海外の数多の大物メタル・バンドたちを抑え、番組の30年の歴史の中で初めて日本人バンドがナンバーワンとなり、名実ともに頂点にのぼり詰めた。2020年発表の3rdアルバム『エレクトリック・ペンタグラム』は初のオリコン総合トップ10入りとなる9位に。そして、同年7月のライヴ作品『ファイヴ・オブ・ア・カインド ~ライヴ・イン・トーキョー2020』はオリコン音楽Blu-rayチャート1位を獲得。今年3月にはミニ・アルバム『グローリー、グローリー、トゥ・ザ・ワールド』をリリースし、Billboard JAPANの総合アルバムチャートで10位にランクイン。デビューからわずか4年で、日本のメタル界において押しも押されもせぬ存在となった。
そんな彼女たちだけに今回の発表はシーンに衝撃を与えるが、mihoとバンド、それぞれがステイトメントを発している。