L→R 小泉貴裕(Dr)、飯田祐馬(Ba)、谷口 鮪(Vo&Gu)、古賀隼斗(Gu)

L→R 小泉貴裕(Dr)、飯田祐馬(Ba)、谷口 鮪(Vo&Gu)、古賀隼斗(Gu)

【KANA-BOON】待望のニューシングル
が示す4人の現在地

アルバム『Origin』のリリースと全国ツアーを経て、ついに完成した待望のニューシングル「Wake up」。リスナーの背中をやさしく押し、力強く前進しようとするKANA-BOONの実像も映し出す今作について4人が語る。
取材:田中 大

タイトル曲の「Wake up」は映画『グッドモーニングショー』の主題歌ですね。

谷口
はい。デモがもともとあったものなんですけど、今回のお話をいただいてからアップデートしました。『Origin』の頃から“力強いビートのサウンドをやりたい”っていうのを思っていて、この曲にもそういう部分が出ていますね。
飯田
力強さが欲しかったので、ベースは全部ダウンピッキングで弾いています。ドラムと合わさってもちゃんと粒感が出ているものになりました。
小泉
タムとフロアタムをあんまり使わない曲がKANA-BOONには多いんですけど、珍しくドラムセットの全部の太鼓を使っていて、手数も多い曲です。ドラムの展開を面白く作れた曲でもありますね。
古賀
ボトムの部分が出ている曲なので、上モノのギターはそれに負けないアプローチを頑張りました。ギターソロがめっちゃ長いんですよ。
谷口
ギターソロが長い問題が勃発しています(笑)。
古賀
何でよ! いいギターソロじゃないですか?

いいギターソロです(笑)。

飯田
何、無理矢理言わせてるんや!(笑)
古賀
長い尺で起承転結を上手く付けられたので、気持ち良く弾けました。BPM150とかのフルピッキングは、高校生辺りは壁だと思うので、みんなそこを練習するように!
谷口
まぁ、古賀のギターはともかく(笑)、全体的に展開をじっくりと聴かせることができた曲でもありますね。

歌詞はどのようにイメージを膨らませました?

谷口
映画に出てくるキャスターは言葉で闘っているんですけど、僕らと重なる部分でもあるので、そこを切り取りました。あと、朝の番組を舞台にしている映画ですし、ストーリーの中で登場人物が成長していく姿も踏まえて、“目覚め”ということをキーワードにしています。

何かと憂鬱な朝に聴くと、さわやかなエネルギーを得られそうな曲ですね。朝って嫌ですよね?

谷口
嫌です。起きられますけど、身体がついてこない(笑)。
飯田
僕も朝はだめですね。最近、夜寝られなくて。睡眠時間が極端に短くなってしまって。原因不明です(笑)。
小泉
僕は最近早起きです。
谷口
もうジジイやから(笑)。
小泉
体内時計が朝6時にセットされているようで(笑)。まぁ、2時間くらい起きてて、また寝るんですけど。
谷口
古賀はわりと朝、元気です。
古賀
空元気やけどな。明るくいかないともたないですから。どよ~んとしていると、そのまま寝ちゃいそうで。

みんなのことも考えて率先して明るくしているのでは?

古賀
…その通りです。
飯田
今、変な間が空いた!(笑)
古賀
僕はみんなのことばっか考えてますからね(笑)。

(笑)。カップリングのお話もしましょう。「LOSER」は勝ち負けがあるわけではない音楽シーンの中で抱く葛藤が描かれている印象がしました。

谷口
デビューしてからここまでいろんな悔しい想いもあったんですけど、“這い上がりたい”ということを改めて思って書いた歌詞ですね。ずっと、どこか負け続けている感覚があるんですよ。それは他の何かに対することではなくて、自分に対する勝ち負けに関するところが大きくて。そういうことを見ないようにしてきたんですけど、ちゃんと区切りを付けられるようになったからこそ書けた曲です。

そして、「Weekend」は休日にひとりで過ごしている姿が描かれている曲ですが。

谷口
これ、僕の生活です(笑)。日曜日が休みだったりすると切ないですよ。『サザエさん』とか観てもうたら…
飯田
切ないな(笑)。
古賀
家族モノのアニメをひとりで観るならではの孤独(笑)。
小泉
この4人、みんなこんな感じだと思います。

4人で集まればいいじゃないですか。

古賀
最近の飯田が、会うべきという雰囲気を出してますけど。
飯田
古賀が新しい部屋に引っ越したので、みんなで熱々のおでんをやりたいと思っていまして。
谷口
でも、古賀のやつ、“部屋汚す”って言うと、めっちゃ嫌がるもんな。
古賀
普通嫌がるやろ。
谷口
そんなラッキーなことないで。
飯田
嫌がるなんて考えられん。
古賀
でも…会いたいよな?
谷口
何やねん!(笑)
小泉
まぁ、古賀の家でおでんやろうってことや(笑)。

映画館で『グッドモーニングショー』を4人で観たあとに、古賀さんの家でおでんをやればいいじゃないですか。

古賀
何なんですか、そのプラン(笑)。

(笑)。なんだかめちゃくちゃな展開になっていますので、ライヴの話をしましょう。お客さんのリクエストでセットリストを決めるライヴを東名阪でやるとのことですが。

谷口
はい。初めての試みなので楽しみです。
古賀
普段聴けない曲がくるのかもしれないですね。
小泉
いろいろ思い出さないと。
飯田
昔の自分が弾いた曲を一生懸命コピーすることになるのかもしれないですね。

今後の活動に関して、他に予告できることは?

谷口
最近ぼちぼち新しい曲を作ったり録ったりしているので、それも楽しみにしていてください。みんなで古賀の家で発散しつつ頑張ります(笑)。
「Wake up」2016年10月05日発売Ki/oon Music
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • KSCL-2771~2 1620円
    • 【通常盤】
    • KSCL-2773 1258円
KANA-BOON プロフィール

カナブーン:大阪・堺出身のロックバンド。2012年に開催された『キューン20イヤーズオーディション』にて4,000組の応募者の中から見事優勝し、13年9月に1stシングル「盛者必衰の理、お断り」でメジャーデビュー。14年8月には地元大阪で野外凱旋ライヴを行ない、デビューから1年足らずでありながら16,000人超を動員。15年には大阪城ホールと日本武道館での単独公演を、16年には初の海外公演を含む全21公演の全国ツアーを敢行し大成功を収めた。そして、18年にメジャーデビュー5周年を迎え、5シーズンにわたる5リリース・5イベントを企画し、現在遂行中!KANA-BOON オフィシャルHP

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