【AZU】仲間たちと作った幸せあふれ
るコラボアルバム

AZUにとって初のコラボレーションアルバム『Co.Lab』。共演相手を務めるのは、AZUをよく知る旧知の仲の友人や先輩たち。これまで見せたことがないAZUの表情が楽しめる作品になっている。
取材:金澤隆志

『Co.Lab』は、その名の通り初のコラボレーションアルバムなのですが、参加アーティストはみなさん、AZUさんにとって馴染み深い方たちばかりだそうですね。

みんなもともと友達から始まっているような仲の良い人たちばかりなので、飲みの席で“一緒にやろうよ”というフランクな雰囲気の中、始まっていて。飲みの席でたまたま話していた会話がそのまま歌詞になっていたりしますね。その反面、今回は制作作業やスケジュール調整、スタジオのアレンジといった事務的な作業を全て自分たちでやったんですね。曲のプリプロ作業をはじめ、プロデューサーの自宅で曲を作ったり、録ったりして。その分、すごく手作り感があるし、愛情をたくさん感じられて、幸せいっぱいのアルバムになったようにも感じます。いろいろ勉強にもなりましたし。

ヴォーカリスト的な部分では、共演相手がいるのは難しい部分もあったのでは?

それぞれ得意なキーが違うので、その点はどの曲においても難しかったですね。特に男性に合わせる場合、私は基本キーが高いタイプなので、あまり上げてしまうと今度は男性が歌えなくてなってしまうんですね。だから、お互いがきれいに歌えるレンジを探す作業が必要になるんですよ。ちょうどいい塩梅のところを探すのがどの曲でも難しくて。

コラボレーション作品の面白いのは、普段自分が持っていない要素をコラボ相手から引き出してもらえるところだと思うんですね。1曲目の「LIAR'S GAME Co. JAZZY BLAZE」では、これまでのAZUさんのイメージとはかなり違う、攻めたトーンが新鮮でした。

これほど攻撃的な歌詞を書くのは初めてかも。“ウソだらけの世界、何も信用できない。それに乗せられちゃってる自分たち”みたいなところから始まって、全てウソで固められている世の中を描いた歌詞にしたら面白いんじゃないかなって。ひとりで歌ったらキツすぎる内容なので、ふたりだからこそできたというのはありますね。思っていても言えない、ずっと溜め込んできたフラストレーションを吐き出せた曲です。

「THE WAY I AM Co. 蒼井そら」は20代の女性とは違った、30代女性のリアルな感覚を綴った歌詞が面白いですね。

この曲の歌詞はAZUが書いたテーマをもとに、藤林聖子さんという作詞家さんに書いてもらいました。親友の蒼井そらと私はお互い30すぎて、結婚してなくて、独身で子供もいなくて。この歳だから歌える歌というのはあるかも(笑)。

「Without U.... Co. urata naoya from AAA」は、AAAの元気なイメージと違っていて意外性がありました。

“ふたりとも歌ったことがないような歌にしよう”というところで作った曲ですね。Ne-Yoのような10年ほど前のR&Bっぽいサウンドをふたりで歌ったら面白いんじゃない、という話から始まりました。

アルバム中唯一のバラードである「だいじなひと Co. BU-NI」は?

お別れをしたカップルの女性側の気持ちを代弁した歌詞になっています。きっと女性ってみんな男性に対してこういう気持ちなんですよね。別れても大事な気持ちは変わらない。でも、同時に強い意志も持っているので、また新しいところに向かうことができる。レコーディングではその情景が目に浮かぶように、かなり感情移入して歌いました。自分でメロディーを作っておきながら、アップとダウンの波が激しすぎて、実際歌ったら無茶苦茶難しかったという(笑)。

「Tonight's The Night Co. DEPAPEPE」はDEPAPEPEならではのさわやかさが気持ち良い曲で。

さわやかさの中にエッチな要素がある曲がやりたかったんですね。で、一緒にやるなら間違いなくDEPAPEPEしかいないな、と。音がさわやかだからエッチさに歯止めがかかる(笑)。DEPAPEPEのふたりとは普段から仲良しで、お酒が入るとすぐにセッションが始まったりするので、その延長線上で楽しみながらできました。

「Suga Suga Co. TAKANORI from LL BROTHERS」は、ニュージャックスイングのテイストが感じられるという。

TAKANORI(LL BROTHERS)さんは私が小学校の頃に『ダンス甲子園』で活躍されていて、日本にニュージャックのシーンの走りを持ち込んだような存在という意識が強くて、すごく尊敬していたんです。あの時代が大好きなので、コラボさせてもらえてとても嬉しかったですね。

「HAVE FFUN!!! Co. YU-A」はオートチューンヴォイスが印象的な、小気味のいいアップテンポなナンバーに仕上がってますね。

これもYU-Aとの、“小悪魔な女の子を演じたいよね“という会話から始まって…“彼氏いるけど遊んじゃう?“みたいな(笑)。私もYU-Aも着うたアーティストというイメージが強いと思うので、お客さんに求められているのはミディアムテンポの泣きセツナ系だと思うんですけど、“もっと汚れたところを見せてもいいんじゃない?”という話になって(笑)。

12月10日にはウィンターベスト『WINTER LOVE BEST』もリリースされていますね。こちらの聴きどころは?

意外と冬の曲が多いことに気付いたんですよね。自分では夏のイメージかと思っていたんで意外でしたけど(笑)。少し前に『4seasons』という季節に特化したオリジナルアルバムを出しているので、このタイミングで冬にフォーカスしたベストもいいかなと思って。冬っていうと寂しいイメージですけど、寒さの中の温かさにほっこりするベストになっていると思います。

シチューのCMのようなイメージですか。

やさしい口どけという感じで(笑)。人肌が恋しい冬に温かくなってほしいですね。
『WINTER LOVE BEST』
    • 『WINTER LOVE BEST』
    • BVCL-618
    • 2014.12.10
    • 3024円
    • 【通常盤】
    • BVCL-625
    • 3240円
    • 『Co.Lab』
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • BVCL-623 ~4
    • 2015.01.14
    • 4104円
AZU プロフィール

アズ:16歳でシンガー“AZU”としてクラブシーンへ。 2007年メジャーデビュー。「いますぐに…」「YOU & I feat. LOVE LOVE LOVE」でレコチョク着うたフル(R)週間ランキング1位獲得。12年、デビュー5周年を記念して初のベスト盤『BEST』が大ヒットを記録。13年、ウェディングソング「Promise」、iTunesでシングル総合3位に入るスマッシュヒットを記録した「Summer Time!!!」、初のドラマ主題歌「Circles of Life」など話題作をリリース。14年1月、5thアルバム『4seasons』をリリース。これまでの総ダウンロード数は500万ダウンロードを超え、歌詞サイトでこれまでに17曲連続1位に輝くなど、女性を中心に圧倒的な支持を集めている。15年春からは全国ツアーの開催が決定している。AZU オフィシャルHP
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