L→R KO-G(Gu&三線)、大湾(Ba)、YASU(Vo)、TAKANO(Vo)、CHINA(Dr)、志門(Gu)

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【JaaBourBonz】僕らが歌うのは“頑
張れ”じゃなくて、“一緒に頑張ろう
よ”なんです

沖縄出身、高知在住の6人組J-POPバンド・JaaBourBonzが2ndアルバム『JaaLBUM 02』を完成させた。やさしく温かい楽曲たちに、ともに夢を語った仲間に背中を押されるような心強さを感じる一枚だ。
取材:フジジュン

約2年半振りのアルバム『JaaLBUM 02』を完成させたJaaBourBonzですが、前作以降、大きな環境の変化もありました?

TAKANO
はい。昨年の春、メンバー全員で高知に引っ越しまして。住むところも変わっちゃいました。

離れてみて分かった沖縄の良さとかありました?

YASU
ありますね。「BLUE」のMVを“沖縄で撮りたい”ってわがまま言って撮らせてもらったんですが、空や海の青さが、やっぱり沖縄は全然違いましたね。

「BLUE」は沖縄の風景を思い浮かべながら書いた?

TAKANO
はい。「BLUE」に《あの潮崎に見た未来(あす)が待ってるから》って歌詞があるんですが、俺ら、地元・糸満の潮崎町にある岬でずっと夢を語ってきて、そんな風景を描いたり。
YASU
「BLUE」もだけど、インディーズの頃に出して再録した「島心~しまぐくる~」って曲があるのですが、それはツアーで初めて県外に出た時に作った曲だったんですが、住むところが変わって、改めて歌詞に寄り添って歌えたところがあって。歌に対する気持ち、音に対する気持ちも変わりました。

アルバムが完成しての感想はいかがですか?

YASU
最初、全体のバランスを考えた時、軸となる沖縄の心を歌った曲や歌モノ、パーティー感がある曲と、僕らの良いところが出た曲が揃ったんですけど、ラブソングがないことに気付いたので、TAKANOが「愛しい人よ」を書いて、僕が「まるごとぉ」を書いたんですけど、結果、JaaBourBonzのいろんな要素が詰まったアルバムになったと思っていて。
TAKANO
アルバムには僕とYASUの対照的な部分も出てると思うんですけど、そこが逆に良いのかなって思いますね。
YASU
僕、TAKANOが「愛しい人よ」を歌ってるのを見て、鳥肌立ったんですよ。すごい良い曲だと思ったし、僕には作れない曲だと思ったし、ヴォーカルとしてすごく尊敬できるなと思って…いつもは食ってばかりで、尊敬できないですけど。
TAKANO
そんなことはないです(笑)。
YASU
そこでお互いが尊敬し合って、ライバル心も持ってできているのがすごく良いなと思ったし、ふたりで曲を作ったり、現在だからこそできることもあるだろうなと思っています。

うん、ふたりの個性が人間味あふれるバンドの魅力にもつながってると思います。高知での生活はいかがですか?

YASU
TV番組でレポーターをやらせてもらったり、貴重な経験をたくさんさせてもらってます。子供からおばあちゃんまで声をかけてくれるし、よさこい文化があるからか、ライヴでおばあちゃんが踊ってたりして、そういうのも嬉しいですね。
TAKANO
おばあちゃんがいたら、歩幅を合わせてあげたり、お客さんもやさしくて…いや、お客さんじゃないな、もう仲間ですね! 仲間に支えられて頑張れてます。

JaaBourBonzは、そもそものバンドコンセプトに“音楽を通じての出会い”というのを掲げていますしね。

TAKANO
はい。高知に限らず、どこに行っても“故郷”だと思えるようになればいいなと思っているので、“僕らの故郷は地球だ”みたいな感じで、どこに行っても“おかえり”と言ってもらえるような関係が作れたらいいなと思ってます。

そこがこのバンドの魅力だと思うのですが、曲を聴いててもすごく近しいところから、“俺も頑張るから、お前も頑張れよ”って声をかけてくれているような感覚なんですよね。

TAKANO
わぁ、嬉しいですね。僕らのお客さんが僕らのことを“近くで会えるお兄さんみたいな存在”と言ってくれたことがあって。そう思ってもらえたら嬉しいなって思ってるんですよ。
YASU
歌モノだったらそっと背中を押してあげるとか、バカな曲で嫌なことを忘れさせるとか、夢を追いかけてる僕らが歌う夢の曲とか、どんなかたちでもいいんで、聴く人を応援できればいいなと思ってて。僕らが歌っているのはあくまでも“頑張れ”じゃなくて、“一緒に頑張ろうよ”なんです。
TAKANO
かりゆし58とツアーを回った時、貧乏でお金がないから車一台で炊飯器を持って全国を回ったんですよ。寝るのも体洗うのも公園で、すごい大変だったんですけど、好きなことができてるから辛くなかったんです。そういう気持ちをいっぱい伝えたいし、夢を追って成功する姿をリアルに届けたいんで、僕らは成功する必要があるし、紅白歌合戦にも出たいんです。

高知ではホールワンマンも成功して、そんなメッセージが多くの人に届き始めてる実感もあるのでは?

YASU
僕らをきっかけに初めてCDを買ったとか、初めてバンドのライヴに来たって人も多くて。僕らが音楽を聴くとか、ライヴに来るきっかけを作れているのがすごく嬉しいですね。
TAKANO
文化祭で歌わせてもらった時、登校拒否だった子が俺らの話で友達とつながって、普通に学校に通うようになって…その子は今でもお母さんと一緒に俺らのライヴに来てくれているんですよ。俺らが人と人をつなぐ接着剤みたいな役割を果たせているのが嬉しいし、音楽って人生を変えていけるすごいものだなっていうのも感じたし。みんなのためにもっとバカになって、俺らが楽しまなきゃいけないなと思っています。

うん、そんな貴重な経験をしているJaaBourBonzにしか歌えないことって、絶対にあると思います。

YASU
僕ら、高知で米も作ってるんですけど、やってみると物作りってところでは曲と共通する部分もあって、分かったことや考えることも多いんです。GWには田起こしがあったんですけど、田起こしをした後にライヴがあって、時間がなかったんで泥だらけで会場に行って…

わははは、そんなバンドマン聞いたことないよ!

YASU
着替えはしたけど、時間がなくてシャワーもできなくて。ただ、朝から動いてるんで、やけに声が出るんですよ(笑)。
TAKANO
体調良くて、良いライヴでした。でも、それだけ動いてるのに食べ物が美味しすぎるし、“食べなさい、食べなさい”ってみんなやさしいから、全然痩せないんですよね…(笑)。
『JaaLBUM 02』2014年06月04日発売YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS
    • 【初回盤(DVD付)】
    • YCCW-10233/B 3240円
    • 【通常盤】
    • YCCW-10234  2500円
JaaBourBonz プロフィール

ジャアバーボンズ :さわやかハイトーンYASU&巨漢でゴツかわいいTAKANOのツインヴォーカルが特徴。キャッチーな楽曲と明るくさわやかなキャラクター、沖縄独特の温かさで、初めて見る人も自然と引き込まれていく。三線あり、時にエイサーあり、ダンスもありのライヴパフォーマンスは圧巻のひと言。2011年12月にシングル「誓うよ」でメジャーデビュー。翌12年1月に1stアルバム『JaaLBUM01』をリリースし、同作を引っ提げての全国10箇所ライヴツアーも成功させた。JaaBourBonz オフィシャルHP

OKMusic編集部

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