L→R YUKKE(Ba)、逹瑯(Vo)、SATOち(Dr)、ミヤ(Gu)

L→R YUKKE(Ba)、逹瑯(Vo)、SATOち(Dr)、ミヤ(Gu)

【MUCC】バンドの熱さとダンスミュー
ジックをガチでぶつけ合わせた攻めの
シングル

怒濤のライヴプロジェクト『SIX NINE WARS -ぼくらの七ヶ月間戦争-』の真っただ中に発売される「ENDER ENDER」は、MUCCの放出する熱量とアクの強さに圧倒されるラウドなナンバーだ。これぞ彼らの最新型起爆剤!
取材:山本弘子

対バンツアーの真っ最中にリリースされるニューシングル「ENDER ENDER」はラウドなナンバーでありながらクラブミュージックの要素もブレンドされた曲で、構築度が高いのに衝動的でライヴ感たっぷりですね。

ミヤ
バンドの熱さとダンスミュージックをガチでぶつけ合わせた曲ですね。これまでもそういうアプローチの曲はあったんですけど、打ち込みを前に出すために少しバンドサウンドを抑えようとか押し引きを考えてた部分があったんです。でも、今はバランスをとらなくても成立させることができる時代になったし、10年後に聴いた時に“こういうことやってたね”って思えるような旬のアプローチを楽しんだ感じの曲ですね。
逹瑯
非常に今っぽいというか、MUCCにとって新しい要素のある曲だし、イントロからテンションがアガりますね。単純にこの曲、ライヴでめっちゃ盛り上がりそうだなって。
SATOち
今までのMUCCの曲と比べると激しくて疾走感があってストレートな印象を受けましたね。
YUKKE
前回の「World’s End」はメロディーがすごく立ってる曲だったと思うんですけど、「ENDER ENDER」はアルバム寄りのアプローチですね。こういう曲をシングルで出せること自体にテンションが上がったし、今のライヴに必要な曲ですね。

歌詞は逹瑯さんとミヤさんの共作ですね。

逹瑯
最初から仮歌詞があったんです。途中で“書いてみて”っていうことになったんだけど、リーダー(ミヤ)の中に明確なモノがあったから、俺はシングルだってことを意識せずに肩の力を抜いて好きに書いていった感じですね。そしたらお互いのテーマがそんなにズレてなかったので混ぜようかってなって。
ミヤ
タイトル通りなんですけど、潔く終わらせること、終わりに振り切る強さが欲しいっていう、そういう気持ちを歌った歌詞になってますね。その一方で“Night&Day”という言葉が出てくるように夜が来て、また朝が来る繰り返しの中にいる自分の矛盾も感じている。強くありたいっていう気持ちとモヤモヤしている想いをライヴでみんなとシンガロングしたいと思った曲ですね。

それで“DIVE”“MOSH”“DANCE”というワードが出てくるのですね。カップリングの「モノポリー」はヘヴィなギターサウンドから突き抜けるサビのメロディーの展開が鳥肌ものでした。

ミヤ
この曲は90年代半ばから後半の洋楽の匂いを出したいと思って書いた曲です。昔はそういうロックに憧れて演ってたんですけど、今ならいい意味で肩の力が抜けて、また違うものになって面白いだろうなと思って。
YUKKE
10年前だったらベースのプレイも悩んだ曲だったかもしれないけど、すんなり曲が身体に入ってきましたね。激しく弾くところと抑えてタイトに弾くところがある構成もMUCCがよくやっていたアプローチだったし、今だからこそ楽しんで弾けましたね。サビの歌声もきれいだし。
SATOち
“もっと荒々しく。もっとバスドラ思い切り踏んじゃっていいよ”ってリクエストがあった曲でもあり、昔のMUCCのレコーディングを思い出しましたね。メロに透明感があって、ギターがアルペジオになる部分でもドラムは結構強めに叩いてるんです。そのギャップも楽しかった。

歌詞では行き詰まった世界のことを《星の時限爆弾が生まれそうだ》と表現してるのがすごい! サビで《抱きしめてくれないかマリア》って歌う展開もゾクッときたし。

逹瑯
サビのメロディーがきれいだったので、混沌とした感じから幻想的で抽象的な表現に広げていきたいなって。

なるほど。初回生産限定盤には前作に引き続き、デモシリーズが6曲収録されていて、通常盤にはMUCCのライヴで演奏され続けてきた曲を新たにレコーディングした「前へ -In its true light-」がパッケージされていますね。

ミヤ
「前へ」は2002年にリリースした曲なんですけど、ライヴですぐに今のかたちのアレンジになっていったから、当時の音源を聴くたびにギャップを感じていて、ずっと演ってる曲なので早く音源化したかった曲ですね。

今回のタイミングで音源化したのは、今のMUCCの歌詞とリンクしてる部分があったからですか?

ミヤ
この曲が残っている理由はいろいろ感じるところがあるし、サビの《世界は沢山の 光に満ちています》というワンフレーズが全てを覆す力を持っているからだと思うんですよ。そういう意味では今の自分たちとリンクしている。

作曲者のSATOちさんとしてはどうですか?

SATOち
単純にこの曲をレコーディングできたこと、今でもライヴで演奏できてることはほんとに嬉しいですね。

今回のシングルは6月25日に発売されるアルバム『THE END OF THE WORLD』に直結してるのでしょうか?

ミヤ
次のアルバムにふたつの面があるとしたら、その一面ではあると思います。前回のアルバムはいろんな楽曲がバランスよく詰まっていてMUCCを理解する名刺のような作品にはなったけど、次はそれをぶっ壊す偏ったものになると思う。
逹瑯
前アルバム『シャングリラ』が1枚のお皿に5個も6個も盛り付けていた感じなら、次のアルバムは天秤に2個乗せてバランスをとっている感じですね。

そういう曲たちが長期ライヴプロジェクト『SIX NINE WARS—ぼくらの七ヶ月間戦争—』で披露されていく?

ミヤ
そうですね。6月からまた対バンツアーが始まるんですけど、ワンマンとはまったく別モノだし、ウチらが選んでいるバンドばかりなので、ウチらのお客さんにも観てほしいし、対バンのお客さんにもMUCCを観てほしい。
YUKKE
毎回、ガチンコで戦ってますからね。
逹瑯
ワンマンもいつもと違う趣向でやってるし、いつも通りのことを何ひとつやってないライヴが毎月ある感じですね。こんなツアーしばらくやらないから、今のうちに観てほしい。
「ENDER ENDER」2014年05月28日発売Sony Music Associated Records
    • 【初回生産限定盤(DVD付)】
    • AICL-2680~1 1700円
    • 【通常盤】
    • AICL-2682 1300円
MUCC プロフィール

ムック:1997 年結成。日本人の心のメロディーを大事にしつつ、ロック、メタル、パンク、ダンス、ラップ、ミクスチャー…ありとあらゆるジャンルの音楽を飲み込み、常に新たなサウンドを追求し続け、“MUCC”というひとつの生命体のように、誰にも似つかない音を鳴らし続けている。国内外問わず結成以来、精力的に数多くの箇所、本数のライヴを行なっており、海外でもヨーロッパ・アメリカ・中国・ロシア・南米の計13 か国で公演を約150 本を実施。国内においても日本武道館、幕張メッセ、国立代々木競技場第一体育館などで単独ライヴを開催。また、国内外の大規模フェスにも出演し、大きな反響を得てきた。08 年には北米(34カ所)、ヨーロッパ(18カ所)を回る大型フェスツアー、『ROCKSTAR Taste of Chaos』TOUR にAvenged Sevenfold、ATREYU、Bullet for My Valentine、Story of the Year、As I Lay Dying などとともに参加。日本公演では堂々のヘッドライナーを務めた。世界を股にかけるタフなライヴバンドとして定評もあり、そのパフォーマンスへの評価は高い。MUCC オフィシャルHP

OKMusic編集部

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