L→R イルマス エンデール 玲(Dr)、山本弓彦(Ba)、大城正志(Vo)、丸田健太郎(key&Vo)、土屋浩一(Gu)

L→R イルマス エンデール 玲(Dr)、山本弓彦(Ba)、大城正志(Vo)、丸田健太郎(key&Vo)、土屋浩一(Gu)

【HI LOCKATION MARKETS】軌跡であり
、挑戦の詰まったアルバム

デビューから2年8カ月。1stフルアルバムがついにリリース! 全てがメロディアスで印象的な楽曲が12曲そろった珠玉の一作。ハイロケにしか創り出せないポップ&ロックな世界観を感じてほしい。
取材:大庭利恵

初のフルアルバムなので、“ついに!”という感じですか?

大城
それが、僕らは2年8カ月をそんなに長い期間だと思ってないんですよ。もともとオーディションで集まったバンドということもあったので、お互いを知ることも必要だったし、バンドとして実力をつける必要もあったと思うんで。

シングルを3枚リリースしたり、47都道府県を回った全国ツアーを経なければ、このアルバムは出来上がらなかったのではないですか?

山本
そうですね。僕ら5人全員が曲を書けるんでバラエティーに富んでるとも言えるし、ジャンルレスでもあるんですね。それは、それぞれ聴いてきたものが違うから仕様がないんだけど、その感覚のまま楽曲を作っていくとバラバラになっちゃうんですよ。それをハイロケらしくまとめるためには、曲を持ち寄って、プリプロをして、話し合いをするという工程を繰り返す必要があったんですよね。

話し合いが行なわれるんですね。

大城
そうですね。“この曲のこういう部分が、このアルバムには必要だ!”なんて感じで。

ケンカになったりすることは?

山本
まぁ…それは(苦笑)。

あるんだ!(笑)

山本
全てをぶっちゃける必要はないんですけど、遠慮し合ってたらいつまでも分かり合えませんからね。多少のぶつかり合いは覚悟の上で、良い部分も悪い部分も主張してましたね。
大城
持ち寄った楽曲もこの倍ぐらいはあったんでね。自分の曲を推すだけじゃなく、ハイロケにとって、このアルバムにとってみたいなことを中心に本当にいろんなことを話し合いました。

この曲が出来上がったことでアルバムの軸が見えた曲はあったりするのですか?

大城
僕の中では2曲あって、1曲はシングルにもなった「ライフラリズム」。もともと医療系ドラマの主題歌用に書き下ろした曲なんですが、命の尊さを題材にしたこともあって、すごくポジティブなメッセージが込められてるんです。疾走感のある曲調だし、これを1曲目にしようって決めたらアルバム全体が見えるようになってきて。もう1曲は「April」。これはデモを聴いた瞬間から絶対に歌ってみたいと思っていて。

これまでのハイロケの楽曲とは違う、淡々とした中に独特な歌メロが印象的に響く曲ですよね。

大城
そうなんです。作曲者であるKaiomiiさんが作ったデモ音源の仮歌が素晴らしくて。正直、俺にこういうふうに歌えるんだろうかって思ったことで、逆に挑戦してみたいって思ったんですよね。
山本
淡々としてるんだけど、歌に芯がある曲なので、その歌を引き立てるために演奏でどう変化をつけるかっていうのを考えたんですよね。バンドとしてひとつになれた感覚もあったし、そういうことに挑戦できたのが面白かったですね。

そして、10曲目にはJUDY AND MARYの「イロトリドリノ セカイ」のカバー。これは、最初から入れようと?

大城
はい。最初からカバーを1曲入れようっていうか、JUDY AND MARYのカバーをやろうよって話になってましたね。

限定されてたんですね。

山本
JUDY AND MARYかYUKIさんか、みたいな(笑)。メンバー全員が好きなので。
大城
幻想的な曲の中にYUKIさんの透き通る声が入ってきて、切なさもあるけど、どこか前向きなんですよね。それをどこまでハイロケで聴かせられるか試してみたかった。バンドとしても挑戦だったし、これがきっかけで僕らの曲に興味を持ってくれる人がいたら嬉しいなと思う部分もあったので。

ハイロケは、前向きさを掲げてるの?

山本
キャッチコピー的に掲げてるわけではないです。でも、僕ら、それぞれが別々に活動してきて、オーディションに受かったことで、このバンドのメンバーとしてデビューしたわけじゃないですか。自分を信じてやっていれば、何か掴めることがあるんだよってことを僕ら自身が実感してるんで、それは伝えていきたいんですよね。
大城
デビューしなかったら、こんなにいろんなことを感じることはできなかったですからね。

では、一番印象的な出来事を挙げるとするなら?

大城
やっぱりツアーですよね。1カ月17本って、月の半分以上ライヴですからね(笑)。それによって気持ちがすごくタフになりましたね。
山本
人間なんで、もちろん浮き沈みはあって然りだと思ってはいますけど、当たり前ですがやっぱり良いテンションで演りたいんですよ。そんな時、自分でどうモチベーションを高めるかっていう課題と向き合いつつ、メンバー同士で盛り上げていくなんて絆的なものも生まれたりしたし。
大城
やっぱり、土地土地で反応がまったく違うんですよ。すっごく盛り上がるところもあれば、びっくりするぐらい静かなんだけど、帰りにはたくさんの人がCDを求めてくれたり。自分たちが心を込めてやってたら、ちゃんと通じるんだなってことが分かりましたね。変に小細工しないで、自分の気持ちを伝えれば通じるんだっていうのが、自信にも確信にもなりました。

アルバムリリース後には、9カ月振りのワンマンがありますね。

大城
えっ、9カ月振り? そっかぁ、ついこの間みたいな気がしてた(笑)。そう考えると人生ってあっと言う間じゃないですか。だからこそ、僕らにとって軌跡であり、挑戦が詰まったこのアルバムを引っ提げて、意味のある毎日を送れるよう常に前進していきたいですね。
HI LOCKATION MARKETS プロフィール

年令も音楽的嗜好もまるっきり異なるミュージシャンにより、テレビ東京のオーディション番組『ITSUZAI〜イツザイ〜』内の“イケメンバンドオーディション”を経て08年5月に結成されたHI LOCKATION MARKETS。メンバーは、大城正志(vo)、丸田健太郎(key&vo)、土屋浩一(g)、山本弓彦(b)、イルマス エンデール 玲(dr)の5人。

デビュー目前に設けられた「デビュー予定曲の着うた(R)無料ダウンロードが10万件突破しないとデビューは白紙」というハードルを、ストリート・ライヴやチラシ配りといった自らの地道なプロモーションも手伝って、目標の約2倍となる19万8千1件という数字で見事クリア。
オーディションでのメンバーの選出から関わっている音楽プロデューサー本間昭光の全面的なサポートのもと、08年8月には<ワーナーミュージック>より1stDVD『HOP』でメジャー・デビュー。デビュー曲「今 吹く風〜イケメンバンドのテーマ〜」を皮切りに、5ヶ月連続配信限定シングル・リリースを敢行し、12月には1stミニ・アルバム『REAL』をリリース。

09年に入り、都内を中心に精力的にライヴ活動を展開。同年8月には、全国47都道府県ライヴ行脚&2010年夏にZepp Tokyoでワンマン・ライヴを開催するという“年間マニフェスト”と称した公約を発表。その公約実現への第1歩ともいえる、初のシングル「アカツキ」を11月にリリースした。オフィシャルHP

OKMusic編集部

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