【INFINITY 16】これからのINFINITY
16が
もっとヤバくなると確信してる

今年、活動16周年を迎えるINFINITY 16。アンダーグラウンドから叩き上げでメジャーシーンへと踏み入れ、数々のヒットを連発し、ついにキャリア初のメジャーでのベスト盤をリリース! INFINITY 16の勢いはまだまだ衰えない!
取材:田代直丈

INFINITY 16が16年目にして初のメジャーベスト盤をリリースする。まだまだレゲエのシーンがアンダーグラウンドだった頃からダンスホールレゲエの可能性を見い出し、メジャーシーンにデビューしてポップスとの融合を見事に果たし、レゲエシーンの拡大に励んだのは周知の事実。メジャーシーンで一般層にレゲエを普及させ、ダンスの現場ではしっかりとコアファンにレゲエをリプレゼントし続けている。

レゲエ一直線で猛ダッシュしてきて、気付いたら16年経ってたよ。ちょっと振り返っただけでも、いろんなストーリーを思い出すね。INFINITY 16は今までたくさんのアーティストや友達、家族に救われてここまで来たんだ。そのことは自分にとって力にもなっていて、これからのINFINITY 16がもっとヤバくなると確信してる。これからさらに大きなストーリーが展開されてくと思う!!

と、TELA-Cは語るが、当時認知度が低いレゲエミュージックを一般層に認知してもらうことが16年かけてようやく実を結ぼうとしている。

16年前と今では日本とジャマイカのレゲエシーンも大分変化したと思うよ。INFINITY 16をやり始めた10代の頃、CD屋に行ってもレゲエコーナーがなかったもんね。確か"ワールド"みたいなカテゴリーの中に、民族音楽と並んで少しレゲエがある感じだったよ(笑)。そう思うと、今じゃレゲエコーナーはもちろん、ジャパレゲコーナーまであるからね。シーンが広がったことを実感するよ。ジャマイカにおいては流行の音の移り変わりが激しいね。最新の音が産まれて流行り出したと思ったら、また新しい音が産まれる。でも、実はそれは10年前の音だったりして。そのサイクルはレゲエの歴史を辿れば、今に始まったことではないんだけどね。でも、常に新鮮に聴こえるんだよな。それはジャマイカ人のセンスなんだろうね。

今作はメジャーでの活動を完全網羅した究極のベスト盤。人気のWelcomezシリーズは過去に湘南乃風、MINMI、MUNEHIRO等をWelcomezした楽曲も収録。

参加アーティストはダンスやイベント、現場で一緒になるアーティストがほとんどだよ。どういうアーティストかを知るには、やっぱり生を観るのが一番いいからね。もちろん、自分のプレイも観てもらう。そこで、つながっていくんだよね。そうやってつながったアーティストと曲を作ろうって思った時、どんな音でどんなテーマがいいかがいろいろ想像できるんだよね。

ベストアルバムには「真冬のオリオン」という曲が収録されており、「真夏のオリオン」のMINMI、10-FEETとは違い、あえてMINMI、西野カナの女性アーティストふたりを起用している。

『真夏のオリオン』の続きを作ろうと思った時、自然にMINMIと誰かで作ろうって思ったんだ。あと、新しいことをひとつ挑戦したいと思って、何だろうと考えた時に、女性ふたりをWelcomezした曲がないと思ったんだ。さらに、曲をリリースする時期も冬だったし、このふたりなら間違いなく良い曲ができると確信したよ。

また、2011年1月20日に16周年記念として日本武道館でのライヴを企画している。これはINFINITY 16の歴史の中で間違いなく、大きな1ページとなるはずだ。過去のキャリアも踏まえてINFINITY 16の現在の活動に違和感を持つ人も多いかもしれないが、ダンスの現場でのINFINITY 16(無限十六)とメジャーシーンでの立ち位置はまったく別物だと考えていい。ハードコアなレゲエを継続するために、メジャーシーンで多くの人にレゲエミュージックを軸としたポップを提唱し、ハードコアな現場においては、コアなレゲエファンを納得させるプレイもしていることをしっかり見極めてもらいたい。TELA-Cが数年先だけではなく、10年、20年先の日本のレゲエシーンを見据え活動を継続していることが分かるはずだ。メジャー盤をきっかけに、本場のコアなレゲエシーンに興味を持つ人がいれば、素晴らしいことだと思う。

今後の予定は、久々にカウントダウンダンスを横浜のBAY HALLで湘南乃風のHAN-KUNとやるよ。毎年カウントダウンは家で年越しそばって決めてたからね。でも、今年は16周年だし、ダンスで年を越したいなと思って。レゲエ馬鹿皆に暴れに来てもらいたい。そして、INFINITY 16はここからさらに大きなストーリーを描いていくんで、サポートよろしくっす!!!

2010年の16周年の最後に区切りとなるベスト盤をリリースし、来年はさらに加速するであろうINFINITY 16の動きから目が離せない。進化を続けるINFINITY 16のクリエティブなレゲエはまだまだ始まったばかりだ。INFINITY 16はまさに無限大の可能性を秘めている。とにかく、本作はINFINITY 16の足跡を垣間見れる完全網羅盤! これを聴いてダンスホールの現場でのINFINITY 16の魅力も感じてもらいたい。

INFINITY 16 プロフィール

TELA-Cが初めて“レゲエのサウンド”というものを知ったのは、中学生の時に同級生から借りた1本のカセット・テープがきっかけだった。レコードを回しMCを入れて盛り上げる“レゲエのサウンド”というものをそのテープで知り、大きな衝撃を受けた。その後、自分でターン・テーブルを回して遊ぶことにハマり、「本格的に名前を決めて自分でサウンドをやろう」と決心し、94年に横浜で結成する。
結成と同時に、あの時カセットで聴いた本場“ジャマイカのサウンド”を生で感じたいと思い、単身ジャマイカへ。そこで沢山の人々と交流し、本物の“ジャマイカのサウンド”を実際に肌で感じ大きな影響を受ける。1ヶ月の滞在後、日本での活動を再開するも、98年に再度ジャマイカへ旅立つ。ジャマイカでしばらく滞在し、さらにはニューヨークにあるレゲエ・シーンにも興味を持ち、ジャマイカとニューヨークを行き来しながら、約4年間の滞在を経て、02年に帰国。
日本での活動を本格的に再開すると、今までの経験と知識が実を結び、この時期にINFINITY 16が著しく大きくなっていった。当時のメンバーが、現在アーティストとして活躍しているGOKIと湘南乃風であったこともINFINITY 16が大きくなるスピードを加速させていった。04年12月には、川崎クラブチッタにて『10TH ANNIVERSARY』を開催、国内サウンド・クラッシュではNo.1を獲得する。06年12月には『12TH ANNIVERSARY』を開催し、川崎クラブチッタ史上最高動員数を記録し大成功を遂げた。そして07年3月、ニューヨークで行われた世界No.1を決めるイベント『Garrison Showdown』に日本代表として出場。アウェイであるにも関わらず見事優勝を果たした。
同年4月には、<UNIVERSAL MUSIC>と契約を結び、初のプロデュース・シングル「DREAM LOVER」をリリース。湘南乃風、MINMI、MOOMINといったレゲエ・シーンのみならず日本の音楽シーンでも重要な位置を占める豪華アーティスト達が集結。このレゲエ・サウンドのデビュー作が、初登場トップ10入りという史上初の快挙を成し遂げ、“サウンド”の新たな可能性を生み出すことに成功した。そして、07年12月に新しいサウンド・システムを完成させ、音へのこだわりは止まることを知らず、進化し続けている。常に高みを目指すその独創力は、レゲエの可能性をさらに大きなモノへと押し広げるだろう。普通の物差しでは計れない、我々の想像を遥かに超えるINFINITY 16は正に無限大の可能性を秘めている。オフィシャルHP
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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