L→R KEIGO(Vo)、IWASAKI(Dr)、GOT’S(Ba)、TAKE(Gu)、KOHSHI(Vo)

L→R KEIGO(Vo)、IWASAKI(Dr)、GOT’S(Ba)、TAKE(Gu)、KOHSHI(Vo)

【FLOW】人を驚かせたい、楽しませた
いが特化した作品

FLOWがファン投票によるベスト盤『カップリングコレクション』をリリース。ライヴ定番曲に加え、新曲&再録曲も収録された全19曲収録の豪華盤に加え、未公開映像満載の初回特典DVDもボリューム満点! FLOW、やりすぎっ!!
取材:フジジュン

まず、こういう作品を作ろうと思ったきっかけや経緯を教えてください。

TAKE
現在、シングルが19枚リリースされていて、単純にカップリングの数だけでも33曲あるんです。我々、FLOWはカップリングの曲をライヴでよくやる珍しいバンドだと言われているのですが(笑)、僕らにとっては一曲一曲が大事な子供なので、“カップリングだから”みたいな聴き方をされるのは非常に不本意なことで。…という経緯を経て、裏ライヴベストみたいな作品を出させていただきたいなと思って、こういった作品を作りました。

収録曲はファン投票で選んだんですよね?

TAKE
はい。この投票が結構面白くて。ライヴでよく演奏する曲がちゃんと上位にきて、みんながライヴも観に来てくれた上で、自分たちの音源を好きでいてくれてるんだっていうのを実感できましたね。まさにファンと僕らで作ったベストという感じになったんじゃないかな?

シングルベストやアルバムともひと味違う、すごい振り幅のある作品になりながら、FLOWの核も見える作品になりましたよね。

TAKE
僕ら的にはシングルの表題曲の方がいろんな挑戦をしている感覚があって。その反面、バランスを取るわけじゃないですけど、僕らの核となるミクスチャーロック、西海岸パンク的な要素や、インディーズ時代から培ってきたものがカップリングに集約されているような気がするんです。

そんなところにも今だから気付けたし、今だから出せる作品になったと。今回はファン投票で選ばれた曲に加えて、ボーナストラックとして新録、再録曲。すごいですね、「Fun Time Delivery 2009」が最後に入っているだけで、一気に振り幅が広がるという。

TAKE
アハハハ。この曲はライヴで5人で踊るパフォーマンスをやっているので、ある種、他のバンドではできないFLOWならではのワイワイ楽しい感じがオリジナリティーになればいいかなって。これも『カップリングコレクション』だからこそやれたことですね。

なんだかボーナストラックの曲を聴くと、「NUTS BANG!!!」から今作へと続く、面白い流れもありますよね。

TAKE
ノリノリですね、完全に突き抜けちゃってます(笑)。でも、今作は音楽って部分も含めて、人となりが伝わる作品にもなったんじゃないかと思いますね。“あれ、ドラムの人も歌うんだ”みたいな、みんなでハッチャケちゃってるのも含めて。そんなパーティー感も伝わればいいですね。

KOHSHIくんは今作を改めて聴いてみていかがですか?

KOHSHI
自分たちで選んだら、もちろん違う選曲になると思うんですけど、意外な曲が選ばれていたり、いい意味での裏切りもあって面白かったですね。「PULSE」が1位っていうのも、かなり意外でしたし。

え、今作ってランキング順の曲順とか?

KOHSHI
そうです、そのままです。

アルバムとしてのまとまりがあまりにいいんで、選ばれた曲で上手く並び替えたんだとばかり思ってました。

KOHSHI
そうなんですよ! でも、まったくいじってないんです。
TAKE
だから、「Fun Time Delivery 2009」を歌って、踊るのが大変だっただけ(笑)。今回のポイントは“楽しんでるだけ”ってところですね。でも、こっちが楽しんでいれば、絶対伝わるから。

確かに。過去の楽曲を聴いて思い出す風景とかありました?

KOHSHI
「僕に捧げるバラード」はマスタリングしながら“声が若ぇな!”と思ったり、“今ならこう歌うのに”とか思いながら、当時の空気もしっかり詰め込まれていて、いろいろと思い出しましたね。曲を書いた時のこともハッキリ覚えていて…ツアー中に大阪のホテルでKEIGOと一緒に歌詞を書いて、東京に戻ったらすぐにレコーディングみたいな。パツパツの中で書いて、オフ日にスタジオ入って修正して、一生懸命やったことを覚えてます。

改めて聴くと、歌詞は青い言い回しも多いですよね(笑)。

KOHSHI
アハハハ。この曲はデビュー前ですからね。駆け出しの気持ちや衝動がそのまんま曲になっているなってのは思いますね。
TAKE
俺は曲を聴くとスタジオの風景や経緯だったり、デモを上げた瞬間だったりを鮮明に思い出しますね。特に印象的なのは、「シャリララ」とかかな。いつもとは違うスタジオで録っていて、2階でみんなで桃鉄(ゲーム『桃太郎電鉄』)やった記憶がありますね。

普通の思い出じゃないですか! どうでもいいですよ(笑)。ボーナストラックの楽曲についてもお訊きしたいのですが。

TAKE
ハウスにハマってて、最近、DJでハウスも回したりしていて。ライヴハウスとクラブのクロスオーバーみたいなこともやりたいなと思っていた矢先に、“劇場版『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』のサントラに入れる曲が欲しい”って話が来て。だったら、自分でリミックスをやらせてもらおうってひとりでセコセコ作ったのが「DAYS -PIANO HOUSE Mix-」です。この後に「Just do it!!!」が入ってくるのもすごいですよね。頭カチ割られるくらいの感じでガツンと入ってきますからね。もう、むちゃくちゃ(笑)。

アハハ。でも、どれを聴いてもやっぱりFLOWでしかなくて。今、本当にやりたいことをやる中で“FLOWとは?”って部分を確認して、次へと進む大事な時期でもあるのかなって。

TAKE
オリジナリティーの確立っていうタイミングではあるかもしれないですね。人を驚かせたいとか、楽しませたいというのは常に根本にあって。その特化した部分を音源にしてみたら、こういう作品になったっていう。デビュー直後から、“何をやりたいのか分からない”って言われ続けてきましたけど(笑)。長いこと続けて、それがオリジナリティーになってきたし、箔も付いたと思う。
KOHSHI
音的な探求はこれからもそれぞれでしていけばいい話で。5人でやればFLOWの音になるんですよね、結局。
『カップリングコレクション』2009年11月04日発売Ki/oon Records
    • 初回生産限定盤(DVD付)
    • KSCL1491〜2 3000円
    • 通常盤
    • KSCL1493 2800円
FLOW プロフィール

フロウ:1998年に結成。03年1月に発表した海援隊の「贈る言葉」のカバーで注目を集め、シングル「ブラスター」でメジャーデビュー。疾走感あふれるエネルギッシュなバンドサウンドと思わず身体が弾み出すようなメロディーを武器に、全国でイベント出演やライヴを繰り広げる。『NARUTO -ナルト-』『交響詩篇エウレカセブン』をはじめ、多くのアニメにも楽曲を提供し、最近では世界各国で行なわれるアニメフェスなど、日本ばかりではなく諸外国へと活動の広がりを見せている。18年4月からは全21公演の全国ツアー『FLOW 15th Anniversary TOUR 2018「アニメ縛り」』を開催し、そのファイナル公演で10年振りの日本武道館単独公演となる『15th Anniversary Final「FLOW LIVE BEST 2019 in 日本武道館 ~神祭り~」』の開催を発表した。FLOW オフィシャルHP

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • PunkyFineのそれでいきましょう!~V-MUSICジェネシス日記~
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada presents / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • Yun*chi / 「Yun*chiのモヤモヤモヤ」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 魔法少女になり隊 / 「魔法少女になり隊明治のあったりなかったり」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 嘘とカメレオン / 「猫を抱いて蝶と泳ぐ」
  • エドガー・サリヴァン / 「東京文化びと探訪」

新着