取材:石田博嗣

今の私の心の音そのもの

昨年は活動休止され、ポリープ手術と結婚、さらに出産を経験して、大きな転機になったと思うのですが、振り返ってみて、どんな1年でしたか?

まさに“CHANGE”(笑)。“体の中が変われば人生が変わる!”の究極を味わった1年でした。ちょうど30歳にしてガラリと生まれ変わった感じです。

また、シンガーとして、ひとりの女性としても自分を見つめ直されたと思うのですが、人生観も含め、何か考え方が変わったこととかはありますか?

時間の概念ですね。べビーが誕生した去年の12月からというもの、時間は何倍速で進んでます。本当に一日があっと言う間なので、寄り道重視の欲張り人生からグっと潔いシンプルライフになったかも…今のところ。

そんな休止期間を経て、今年の4月にLOOP代官山で復活ワンマンライヴが行なわれましたが、久しぶりにステージに立った感想はどんなものでした?

最高! 喉のポリープ手術の後、1カ月間完全沈黙しなきゃいけなくて修行のようでしたからね。何度もライヴの夢を見たので、ほんと“夢にまで見たライヴ!”って感じでした(笑)。おなじみのお客さまが長髪になられていたり…とか、1年ぶりともなるとステージからそういう変化も発見することができ、みんないろいろあるけれどまたこうしてここに集まってくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいでした。

では、ニューシングル「ダイヤモンドレールウェイ」についてうかがいたいと思います。この曲はカネボウ化粧品『ブランシール スペリア』のCMソングとして書き下ろされたそうですが、何か先方からリクエストはあったのですか?

美白、透明感、光、みずみずしさ、生命力…ですね。

なるほど。透明感があって、まばゆい光りに包み込まれるような曲ですものね。楽曲作りの際にはどんなことを意識されていました?

シンプルで普遍的な美しさですね。あと、キラキラ光る夜明け方の海とか湖、またはそれを遠いどこかでイメージしてる感じ…とか。

また、サウンドにはやわらかなパワー感みたいなものがあって、歌詞には希望が描かれていますね。

先方からのイメージとべビーが生まれた私の心境とサウンドと全てがシンクロしてできた、ほんとミラクルですね。

カップリングの「パレード」も広がりがある曲ですね。

焦りや矛盾や不安を抱えながらも、やっぱり未来を信じずにはいられないので。

歌詞の中に“始発のベル”とあるのですが、「ダイヤモンドレールウェイ」とリンクするものがあるのですか?

意識してないですが、同じ時期に作ったものなので共通点はいろいろあると思います。

2曲とも内から外へ向うエネルギーを感じるのですが、本作を客観的に観て、どんな楽曲が作れたと思いますか?

シンプルでユニバースなラブ!

本作は一十三十一の作品として、どんなものが作れた実感がありますか? ポリープ手術や出産を経て、やはり今までと違うものになりました?

新生の感じ。今の私の心の音そのものですね。包容力が付いた感じ…なのかな?
一十三十一 プロフィール

一十三十一と書いて“ひとみとい”と読む。幼い頃より父親に連れられて世界を廻り、短大卒業後は単身N.Y.に渡って音楽活動をしていたという経歴の持ち主。02年のデビュー・シングルで自らが作詞/作曲を手掛けた「煙色の恋人達」では、ワールドワイドな感性を培った彼女ならではのスケールの大きな歌唱が堪能できる。70'sソウル風のトラックにのって奔放に音と戯れるように歌う彼女から、聴き手も“自由”を体感できるだろう。03年4月には1stアルバム『360°』をリリース。一十三十一オフィシャルサイト
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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