【トライアンパサンディ】『【Refle
ction“A”tour 2014】FINAL ONE-MA
N』2014年9月20日 at TSUTAYA O-Cre
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取材:田山雄士

 元GOLLBETTYのG-YUNcoSANDY(ジュンコサンディ/Vo)が中心となって2012年に始動したトライアンパサンディ。そんな彼らが1stミニアルバム『Reflection“A”』のリリースに伴い、満を持しての初ツアーを8月から実施、そのファイナルであるワンマン公演がTSUTAYA O-Crestで行なわれた。

 ステージに登場するなり、客席と積極的にコミュニケーションを図ろうとG-YUNcoSANDYが前のめりなアクションで飛ばす中、「サイコロゲイム」「She was tickled pink!!!」といったこのバンドの持ち味であるハードに弾けたポップロックをテンポよく聴かせていく。もちろん、同期を活かしたパフォーマンスも冴えわたり、その要素が際立つ「COME BACK A BOY」で5人の演奏はよりいっそう加速。出だしから早くも気合十分だ。

 “ただいま! 今日を入れて11カ所、ツアーを回ってきました。見て分かるとおり、(私の衣装)真っ赤!! この赤さはやる気を示してます! (お客さんに目を向けて)まだまだ涼しい顔してますね。ライヴは開いてナンボ。ファイナルなので、思いっ切りみんなをハッピーにしていきたいと思います!”とG-YUNcoSANDYが意欲表明すると、『Reflection“A”』のとびきりキャッチーなオープニングチューン「カガミヨカガミ」へ。さらに、「tick-tAck」「YES/NO」と新作からのナンバーを次々に披露。心の葛藤を描いた曲をメンバーそれぞれがアグレッシヴに奏でるにつれて、オーディエンスの表情が徐々に和らいでいくのが見て取れた。

 また、疾走感のある激しい曲もさることながらミディアムなアプローチも素晴らしく、胸が締め付けられるような切なくやるせない「サヨナラが隣り合わせで肩をつつく」、そして愛しいものの有限性を叫ぶ「ソレモネ」では、そのイノセントな歌が聴き手のハートをグッと掴む。こうした曲においては特にトリッキーな展開が目立ち、MISSY(Gu)、HIDE(Gu)、WANI(Dr)、MASAMU(Ba)によるグルービーなアンサンブルに、トラパの真価が発揮されていたように思う。中盤はそんな5人のMCコーナーもたっぷり。メンバー紹介をしつつ、全員がツアーの思い出などを和気藹々とした雰囲気で、時に熱く語ったり茶化し合ったり。トークがエスカレートしてくると、G-YUNcoSANDYが誰も知らない謎の“リフレク音頭”を始めちゃうくらいに、場内は奔放な空間となっていた。

 後半は再びエンジン全開で、待ってましたの反応とともにクラウドサーフも起こった名刺代わりの「TRIAMPERSANDY」、ライヴハウスでの結び付きを歌ったキラーチューン「ROLLY-POP」が演奏される頃、もはやアジテートなどは必要なく、オーディエンスはトラパの5人を笑顔にするほどオープンに今を楽しんでいる。その証拠に、続く「SOSes!!」では熱気みなぎるサークルモッシュがフロアーに発生! 先のMCでバンドへの感謝を嬉しそうに話したMASAMUが、メンバーの中でもひときわ開放的にステージを駆け回っていたのもいい光景だった。本編ラストは新作とツアーを締め括るように「Reflection“A”」。そして、アンコールでは“特別なこの場所で、特別な景色をみんなと見たいと思って書いた”という「ring+A+ring」で会場を一体化させてみせた。12月7日には結成2周年記念ワンマンを下北沢SHELTERで行なう彼ら。今後どんな飛躍を遂げていくのか、注目したい。

セットリスト

  1. サイコロゲイム
  2. She was tickled pink!!!
  3. COME BACK A BOY
  4. カガミヨカガミ
  5. tick-tAck
  6. YES/NO
  7. シャララ
  8. Do you spend happy for your life everyday?
  9. サヨナラが隣り合わせで肩をつつく
  10. バレットトレイン
  11. ラタタタ
  12. ア・ストーミー・ナイト
  13. ソレモネ
  14. TRIAMPERSANDY
  15. ROLLY-POP
  16. SOSes!!
  17. Reflection“A”
  18. <ENCORE>
  19. ring+A+ring
トライアンパサンディ プロフィール

トライアンパサンディ:2012年、G-YUN(ex/GOLLBETTY)のソロ活動をきっかけに結成した5ピースロックバンド。疾走感あふれる4ビートダンスロックチューンを中心に、超絶キャッチーな楽曲でフロアーを熱狂へと誘う。圧倒的存在感を誇るヴォーカルG-YUNcoSANDYの独創的な世界観とパフォーマンスは必見!トライアンパサンディ オフィシャルHP

OKMusic編集部

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