【かりゆし58】『HAISAI ROAD BEYON
D 2013-14』2013年10月8日 at Shibu
ya O-EAST

撮影:SUSIE/取材:ジャガー

 4年振りに全国47都道府県を回るツアーの初日、“なんでライヴハウスツアーにしたかって、みんなとグチャグチャになって楽しみたいからさ”と笑顔で語っていた前川真悟(Vo&Ba)。彼(バンド)の望みはファンにもちゃんと伝わっており、開始早々凄まじい盛り上がりを見せていく。かりゆし58と言えば、ロックやパンクといった激しさを採り込みながらも、歌をしっかり届けることのできる数少ないバンドであることは周知の事実だろう。ただ、今回のツアーは初日からして、この盛り上がり。ステージから身を乗り出して煽れば、拳が突き上がる。そして、前川の独唱を食うまでの大合唱が起こったりと、本ツアーの核を握る最新アルバム『8』の誕生でライヴの雰囲気が一新されたように思う。考えるに、初めて前川以外の他メンバーが制作に参加した『8』とは、バンドをひとつの個体として強く結び付けた象徴だからこそ、プレイ面でのクオリティーを求める以上に“いかに楽しんで帰るか”という音楽の原点にスポットが当たり、メンバー自身もリラックスした雰囲気で攻めの姿勢を貫くことができたのではないだろうか。
 体感としては“今日がファイナル?”と錯覚させるほどに熱量の高いステージを披露。時折、言葉の強さやメロディーの良さが際立つミディアムナンバーが挟まれるものの、基本的にはアッパーチューンが並ぶ。そのバランスも絶妙で、すんなり耳を傾けることができた。そして、観客と一体となれた充実感を胸に、満面の笑みでステージを降りた4人。来年2月まで、このテンションの高さを維持しつつ、さらに成長した姿を見せてほしい。

セットリスト

  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表は控えさせていただきます。
かりゆし58 プロフィール

カリユシゴジュウハチ:2005年4月に沖縄で結成。06年2月にミニアルバム『恋人よ』でデビュー。同年7月にリリースした「アンマー」が多くの共感を呼び、日本有線大賞新人賞を受賞。11年発表の初ベストアルバム『かりゆし58ベスト』はオリコンアルバムチャート1位を記録。沖縄音階にロック、レゲエをチャンプルーしたサウンドと、飾らない言葉でメッセージを発信し、世代を超え人気を呼んでいる。沖縄で生まれ育った彼らならではの“島唄”を全国に向け歌い続け、2016年でデビュー10周年を迎える。かりゆし58 オフィシャルHP
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かりゆし58 オフィシャルFacebook

OKMusic編集部

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