【THEイナズマ戦隊】THEイナズマ戦隊
上野SENSATION 2007年9月28日

text:高木智史

イナ戦が一番イナ戦らしく汗を飛び散らせたライヴ。男臭くて、面白くて、頼れる兄貴っぽくて…。そして、ファンは何より目の前のTHE イナズマ戦隊が大好きだった。嘘偽りのない直球勝負のスタイルを貫く彼らと、激戦となったチケット争奪戦を勝ち抜いたファンが一堂に会した会場の様相はもはや言うまでもない。開演前からすでにサウナ状態と化していた会場は上中丈弥(Vo)の“イエー! いくぞー!”の一声でさらに熱気を増し、終焉まで流れる汗が止まることはなかった。楽曲はひしめき合う観客を考慮してか矢継ぎ早に演奏され、その骨太なロックサウンドとキャッチーなメロディーが体を芯から刺激し、気分は高揚していく。歌詞は思わず力がみなぎるようなパワフル&チアフルなもので、観客も自らをアゲるべく共に歌う。その観客の中には30代前半くらいのサラリーマン姿の人たちもちらほら見られ、イナ戦のライヴが“明日へのビタミン剤”と呼ばれる所以も頷けた。上中はそんな歌以外でもオーディエンスを元気付けようとMCで声を上げる。10月17日より配信となった「メッセージ・ボトル」では“この歌は必ずみんなの力になる”と目を見開き真っ直ぐな想いを唾いっぱいに語った。そして“明日からもがんばれよ!”と言葉を投げかける彼を見ていると良い音楽というものは、最終的にはそれを歌うアーティストの人間力が決めるものなのかなと思えた。
THEイナズマ戦隊 プロフィール

上中丈弥(vo)、山田武郎(g)、中田俊哉(b)、久保裕行(dr)から成る血沸き肉躍るロックンロール・バンド。北海道酪農学園大学で出会った4人が98年に結成。02年から活動の拠点を東京に移す。まっすぐに突き進むような唄メロとロック魂溢れるバンド・サンドを武器に全国のライヴハウスをサーキット。02年8月、1stミニ・アルバム『THEイナズマ戦隊』を発表し、翌年2月にはシングル「月に吠えろ」で初のメジャー・リリースを果たす。10月には待望の1stアルバム『勝手にロックンロール』をドロップ。THEイナズマ戦隊 Official Website
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公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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