【ASIAN KUNG-FU GENERATION】『ASI
AN KUNG-FU GENERATION Tour 2009~
酔杯リターンズ~』2009年12月21日
at Zepp Tokyo

撮影:古渓一道/取材:高木智史

2009年11月末から始まった本ツアー。各地でゲストを招いてきたのだが、この日のゲストはDE DE MOUSE。ドラムがふたり、パーカッションがふたりというリズム重視の布陣で、オープニングからいきなりフロアを踊らせた。そして、アジカンにバトンが渡ったわけだが、この日の彼らのライヴには本当に驚いた。ひと言で言うと、全曲全編突き抜けていたのだ。1曲目は新曲の「新世紀のラブソング」だったのだが、緩やかながらも、ライヴの扉を開けるような予感を感じることができ、いきなりゾクゾクした。そこからの世界は前述の通り、興奮の渦。続く「サイレン」でオーディエンスは割れるような歓声を上げ、一発目の爆発を起こす。新曲「マジックディスク」「ソウシヨウ」も飛び出し、短めのブレイクでどんどん曲をつなげていき、中盤くらいでは“もしや今日は全弾フルスロットル!?”と驚きと興奮が混ざった、ソワソワ疼くような気持ちにたまらず前のめりになっていた。実際、ファンの腕はずっと上がりっ放し。その中盤ではTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのカバー「バードメン」も披露。一心不乱にギターを掻き鳴らす後藤正文(Vo&GU)は、まるでロックを初めて覚えたギターキッズのよう。その後の代表曲「リライト」「アフターダーク」etcの大爆発は言うまでもないだろう。ダブルアンコールの大ラス「新しい世界」前には“テレビや雑誌、ネットの情報じゃなく、良い音楽は本物のリスナーに委ねられる。先10年、そんな時代にどんな一石が投じられるか。それが僕のテーマです”と語った。その言葉通り、後藤、アジカン自身が一番音楽を愛していて、ライヴが好きで、そんなエネルギーに満ちたライヴだったように思う。

セットリスト

  1. 新世紀のラブソング
  2. サイレン
  3. マジックディスク
  4. ブルートレイン
  5. ライカ
  6. 長谷サンズ
  7. 惑星
  8. その訳を
  9. 白に染めろ10.未だ見ぬ明日に
  10. 十二進法の夕景
  11. ソウシヨウ
  12. 夜のコール
  13. バードメン(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
  14. 振動覚
  15. リライト
  16. アフターダーク
  17. 転がる岩、君に朝が降る
  18. 君の街まで
  19. 君という花
  20. アンダースタンド
  21. 新しい世界
ASIAN KUNG-FU GENERATION プロフィール

アジアン・カンフー・ジェネレーション:1996年、大学のサークルにて結成。02年にUNDER FLOWER RECORDSより発表したミニアルバム『崩壊アンプリファー』で注目を集める。そして、03年に同作をキューンレコードから異例の再リリース。その後も音源のリリース、ツアー、主催イベント『NANO-MUGEN FES.』と精力的に活動を展開。エモーショナルでポップ、詩情的かつメロディックなギターサウンドで多くのロックファンから高い支持を受けている。ASIAN KUNG-FU GENERATION オフィシャルHP

OKMusic編集部

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