【Nothing's Carved In Stone】『Ri
gid Clocks Tour ーワンマンー』201
0年1月30日 at SHIBUYA-AX

撮影:Rui Hashimoto(SOUNDSHOOTER) Yoshika Horita/取材:石田博嗣

眩いフラッシュライトの中、掻き鳴らされるギターリフが嘶きのように場内を駆け抜けていく。オープニングナンバー「Around The Clock」のイントロダクションが響いただけでフロアに熱気が立ち込め、拳が突き上げられるのはもちろん、早くも観客の頭上を転がるクラウドサーフが発生している。ライヴを想定して作られたストレートなナンバーであり、昨年暮れに発表されたばかりのシングル曲だけに、開演の瞬間を待ちわびていた者のテンションを爆発させるのは容易なことだった。そして、「Words That Bind Us」へ。そのサウンドはドラマチックに展開していき、各パートが織りなすアンサンブルに耳が奪われてしまう。この曲に限ったことではないが、歌っているのはヴォーカルだけではないのだ。その後もダイナミックなバンドグルーブで興奮状態にある客席を盛り上げると、「November 15th 」や「Hand In Hand」ではステージ後方に細胞分裂や高速道路を滑走する映像を写し出し、楽曲のイメージを視覚からも伝える。そして、中盤に入ったところで村松 拓(Vo&Gu)が“新曲やります!”と宣言。ウェットなメロディーが乾いたギター音に押し出されるナンバーに、観客はすぐさま順応し、加速度的に熱気を上昇させていく。ライヴは「Diachronic」からラストスパートがかけられるとスリリングな「Isolation」でクライマックスを迎え、アンコールでもメロディーが立った新曲がプレイされた。オーラスは再び「Around The Clock」。当然のごとく、フラッシュライトの中、最後に大爆発が引き起こる。バンドが始まって1年ほどというだけに、新曲で新たなる広がりを見せていたNCIS。まだまだ成長過程にある彼らから目が離せない。

セットリスト

  1. Around The Clock
  2. Words That Bind Us
  3. Silent Shades
  4. November 15th
  5. Hand In Hand
  6. 新曲
  7. Bone Age 08. Thermograffiti
  8. The Swim
  9. 新曲
  10. Moving In Slow-Motion
  11. Sleepless Youth
  12. New Day
  13. Diachronic
  14. Same Circle
  15. Isolation
  16. 新曲
  17. Around The Clock
Nothing's Carved In Stone プロフィール

ナッシングス カーブド イン ストーン:2008年9月に活動を休止したELLEGARDENのギタリスト生形真一が声をかけ日向秀和(ストレイテナー)、村松 拓(ABSTRACT MASH)、大喜多崇規(FULLARMOR)の4人が集まり結成。痛快で繊細、ソリッドでポップ、難解でフックがある…というさまざまな要素を秘めた、自由度の高いギターロックを聴かせる。Nothing's Carved In Stoneオフィシャルサイト
オフィシャルHP

OKMusic編集部

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