【INFINITY 16】『INFINITY 16 十六
周年日本武道館』2011年1月20日 at
日本武道館

取材:土屋恵介

日本中をアゲまくるレゲエサウンド。INFINITY16ことTELA-Cが活動16周年を記念して日本武道館で初のビッグなレゲエパーティ『十六周年日本武道館』を行なった。どデカいスピーカーとDJブースがドンと構えるインパクト大なステージ上から、TELA-CがDUBプレートをかけMCで煽り、スタンディングのアリーナの観客が踊りまくる光景はとにかく圧巻。低音が唸る会場は、まさにTELA-Cの言う“レゲエクラブ・武道館!”である。
 ライヴは、LIFE-Gや導楽などの後輩たちから、JESSE(RIZE)やJAY'EDといったジャンルを越えたアーティスト、湘南乃風のメンバーらを続々“Welcomez”し、勢い全開のチューンから温かいナンバーを披露していく。後半になると、MINMIと10-FEETのTAKUMAとの「真夏のオリオン」、若旦那が気持ちを込めて歌う「愛してる」で歓声とタオルの回転数はさらにアップ。さらに、湘南乃風、MINMI、 MOOMINとの夢に向かっていく思いを歌った「Dream Lover」では、会場一体で大合唱となり感動すら覚えたほどだ。
 熱いライヴの最後にはTELA-Cの一大決心として、“今年は日本を離れて海外でも活動する”という驚きの発表があった。16周年はあくまで通過点。自分に磨きをかけるため海外武者修行に出るという、彼の意気込みにリスペクトだ。今までのINFINITY16の集大成であり、今以上の高見を目指す思いが存分に詰まったライヴだった。

セットリスト

  1. ※Sound Play-1
  2. HARDCORE DANCEHALL(LIFE-G)
  3. BURNING(導楽)
  4. J.A.P.A.N(導楽+LIFE-G)
  5. BABY GIRL(welcomez 導楽)
  6. 線香花火(welcomez GOKI)
  7. ジェラシー(welcomez JESSE from RIZE)
  8. ごめんね(welcomez YU-A)
  9. いつまでもメリークリスマス(welcomez SHOCK EYE from 湘南乃風、MUNEHIRO)
  10. HIGHER(welcomez JAMOSA)
  11. WHO GOD BLESS~TOUCH THE SKY(HAN-KUN)
  12. JAMAICA(welcomez HAN-KUN from 湘南乃風)
  13. ※Sound Play-2
  14. 真夏のオリオン(welcomez MINMI、10-FEET)
  15. 愛してる(welcomez 若旦那)
  16. 伝えたい事がこんなあるのに(welcomez 若旦那 from 湘南乃風 & JAY'ED)
  17. DREAM LOVER(welcomez 湘南乃風、MINMI、MOOMIN)
  18. ※ENDING
INFINITY 16 プロフィール

TELA-Cが初めて“レゲエのサウンド”というものを知ったのは、中学生の時に同級生から借りた1本のカセット・テープがきっかけだった。レコードを回しMCを入れて盛り上げる“レゲエのサウンド”というものをそのテープで知り、大きな衝撃を受けた。その後、自分でターン・テーブルを回して遊ぶことにハマり、「本格的に名前を決めて自分でサウンドをやろう」と決心し、94年に横浜で結成する。
結成と同時に、あの時カセットで聴いた本場“ジャマイカのサウンド”を生で感じたいと思い、単身ジャマイカへ。そこで沢山の人々と交流し、本物の“ジャマイカのサウンド”を実際に肌で感じ大きな影響を受ける。1ヶ月の滞在後、日本での活動を再開するも、98年に再度ジャマイカへ旅立つ。ジャマイカでしばらく滞在し、さらにはニューヨークにあるレゲエ・シーンにも興味を持ち、ジャマイカとニューヨークを行き来しながら、約4年間の滞在を経て、02年に帰国。
日本での活動を本格的に再開すると、今までの経験と知識が実を結び、この時期にINFINITY 16が著しく大きくなっていった。当時のメンバーが、現在アーティストとして活躍しているGOKIと湘南乃風であったこともINFINITY 16が大きくなるスピードを加速させていった。04年12月には、川崎クラブチッタにて『10TH ANNIVERSARY』を開催、国内サウンド・クラッシュではNo.1を獲得する。06年12月には『12TH ANNIVERSARY』を開催し、川崎クラブチッタ史上最高動員数を記録し大成功を遂げた。そして07年3月、ニューヨークで行われた世界No.1を決めるイベント『Garrison Showdown』に日本代表として出場。アウェイであるにも関わらず見事優勝を果たした。
同年4月には、<UNIVERSAL MUSIC>と契約を結び、初のプロデュース・シングル「DREAM LOVER」をリリース。湘南乃風、MINMI、MOOMINといったレゲエ・シーンのみならず日本の音楽シーンでも重要な位置を占める豪華アーティスト達が集結。このレゲエ・サウンドのデビュー作が、初登場トップ10入りという史上初の快挙を成し遂げ、“サウンド”の新たな可能性を生み出すことに成功した。そして、07年12月に新しいサウンド・システムを完成させ、音へのこだわりは止まることを知らず、進化し続けている。常に高みを目指すその独創力は、レゲエの可能性をさらに大きなモノへと押し広げるだろう。普通の物差しでは計れない、我々の想像を遥かに超えるINFINITY 16は正に無限大の可能性を秘めている。オフィシャルHP
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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