【ライヴレポ】超特急、7メートルの
上空から登場するド迫力なオープニン
グ!!5周年記念&初の日本武道館公演
が新たな旅の出発地!

グループ史上最大規模を誇る全国ツアー“Trans NIPPON Express”の追加公演として、14日に行われた初となる東京・日本武道館ライヴ。集まった1万2千人もの8号車(ファンの総称)を驚かせたのは、7メートルものリフターでのオープニングだ。開演前の会見で、実はタクヤが高所恐怖症であり、「リハーサルの段階で結構震えていたので…」と話していた。「まぁまぁ腰引けていたよね?(笑)」とカイに突っ込まれ、「真下を見ちゃうとアウトなので、8号車だけ見ていようと思います!気付かれないように(笑)」と宣言。若干、動きが固かった印象もありつつ、無事に華々しい登場となった。
今回、8号車はペンライトを消した状態での始まりだったが、その分、天井が抜けるかと思えるほどの歓声を轟かせた。「No.1」で色とりどりのライトがオンになり、待っていましたとばかりにコールが揃う。手を上げるメンバーの動きと連動してペンライトがうねり、タカシが客席にマイクを向けると8号車の声量がアップ。稲妻や“ビリビリ”といった映像がビジョンに映し出された「Believe×Believe」、すっかりライヴの定番曲となった「超えてアバンチュール」では無数のレーザーが飛び交うなど、スペシャル公演ならではのゴージャスさである。数曲で汗びっしょりなメンバーのヘドバンに合わせ、8号車のペンライトの動きもよりダイナミックに。「クラップ!」とメンバーが煽り、手拍子音が響き渡った「Superstar」では、曲中の自己紹介を長めにとったスペシャルバージョンとなっていた。
最初の挨拶タイムでは、アリーナにスタンド1階、2階という会場が「三層構造」ということで、「一層のみんな!二層、三層!」と声をかけるなど、オリジナルの呼び掛けで盛り上げる。そして、新たな試みがてんこ盛りだったこの日の目玉のひとつ、超スペシャルノンストップメドレータイムに突入。全22曲30分にも渡るこのコーナーでは、カップリング曲にアルバム曲、ライヴで披露するのは久しぶりな楽曲の流れに、声を枯らさんばかりに8号車の歓声が飛んだ。しかも、最初こそ7人全員でのパフォーマンスだったが、3人、4人、そしてソロなど、多彩な組み合わせで展開するというサプライズ構成。スピーディな流れながらも、8号車のコールが気持ち良く揃ったコーイチ、リョウガ、ユーキによる「Shake body」。上手にユースケ&カイ、下手にタカシ&タクヤが現れ、せーので会場全体で声を揃えた「panipani」からの、タカシがソロで歌い上げた「refrain」。タクヤ、カイがそれぞれソロで踊って繋げた「Turn Up」。「ライオンライフ」「Star Gear」で再び全員が揃ったかと思えば、またもやシャッフルタイムに。誰がどこで出てくるかわからないワクワク感に、8号車の歓声が止まらない。メインステージいっぱいに設置されたビジョンの使い方も秀逸で、「ライオンライフ」ではコーイチが落ちてくるメンバーをパクパクっと食べる映像でも楽しませてくれた。
中盤、「LIBIDO」のイントロからカイがアリーナにトロッコで現れ、冒頭の台詞を叫びながら横断した途端、早くも「COMP!!COMP!!COMP!!」へ。レア曲にひと際高い声が上がり、歓喜の舞とばかりに8号車のペンライトがその感動を返していた。ポップスに重低音サウンド、そしてコーイチがソロで歌った「STYLE」と、とにかく目まぐるしく濃いリミックス展開ながら、途中のコールがぴたりと揃った「Drive on week」など、一体感を味わえる曲もしっかりと配置。大歓声で迎えられたマントを付けたカイとタクヤの登場シーンから、三つ編みのウィッグつき“リョウコ”を守りながらも、次々と首筋に噛みつかれていくという、ヴァンパイア小芝居に萌える「Bloody Night」も。ドラマティックな「Beautiful Chaser」でのリョウガのソロダンスへという落差も、振り幅の大きい超特急ならでは。「Yell」「EBiDAY EBiNAI」とクールダウンタイムを経て、「Secret Express」「走れ!!!!超特急」でのコール&合唱が沁みるという演出も心ニクイ。歴史を振り返りつつの新曲「超ネバギバDANCE」で、5周年を祝う最高の流れとなった。
MCでは「(メドレーは)新しい挑戦で楽しかったんですけど、8号車のみんなが置いてけぼりになっていないかなって。大丈夫ですか?」とタクヤが8号車を気遣う場面も。「結成当初は高校2年、ユースケは1年、タカシは中3ですから!」というカイの発言からの、「おい、中坊!」(リョウガ)、「中坊こんな髪型するかい!夏休みちゃうんやから。って、やっていない、やっていない(笑)」(タカシ)なんてラフなやりとりも。「この時点で僕、4つドジしています」と、ドジっ子・ユーキがカミングアウトすれば、「3つくらい、わかる(笑)」とタクヤ。
メドレーも濃ければ、後半戦も負けずにかなり濃厚だ。まさかのジャズアレンジで披露した「バッタマン」では、デジタルポイをぐるぐると回し、号車の数字をLEDライトで浮かび上がらせた。スマイル全開の「fanfare」、モノトーン+赤のスタイリッシュな映像と共に見せてくれた「Kiss Me Baby」、タイトル通り、会場全体でクラップした「Clap Our Hands!」など、彼らは1曲1曲に情熱と想いを込めて届けてくれた。
さらに、アンコールでは恒例の告知が。「三大発表」として、5日連続開催の『超フェス』、7月期ドラマ『警視庁いきもの係』(フジテレビ系)の主題歌担当に、新曲「My Buddy」のリリースと、今年もさらにアツい夏にしてくれる嬉しいニュースばかり。特に『超フェス』に出演することが決定しているゴールデンボンバーには、「潰しにいきます!歌広場(淳)、待ってろよ!」とユーキが宣戦布告。対バンイベントの楽しみを存分に煽ってくれた。
楽しい時間は仕上げとばかりに、初披露となるワッショイソング「PAPAPAPA JUMPERS」では体力の限りジャンプをしまくり、「HOPE STEP JUMP」で超特急と8号車が手を振り合って、2時間半もの白熱したライヴが終了。夏本番に向けて、彼らと8号車の新たな旅が始まった瞬間でもあった。
文/根岸聖子

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