Plastic Tree×千葉LOOK サイトウヒ
ロシ
- the Homeground 第21回 -

結束力があったからこそのデビュー20周

千葉LOOK サイトウヒロシさん

千葉LOOK サイトウヒロシさん

千葉LOOK 店長 サイトウヒロシ

PROFILE:末っ子長男として“望まれて生まれてきた”と最初の勘違いに始まり、圧倒的な勘違い続きで奇跡的に現在に至る。ここで働くきっかけも楽器店勤務時に知り合ったお客さんに頼まれ軽い気持ちでちょっと手伝うくらいのつもりでスタート。なので、特にライヴハウスに対しての志も知識も皆無。が、気付けばみなさまの力だけで図々しく28年(赤面)。あまりにもラッキーすぎるのでラッキーカンパニー株式会社設立。

住所:〒260-0015 千葉県千葉市中央区富士見1-6-2
TEL:043-225-8828
HP:http://chibalook.com/

Plastic Treeと千葉LOOKの関係について教えてください。

まず最初に…Plastic Treeは都市開発で閉店を余儀なくされた市川CLUB GIOがもともとはホームのバンドだったので、豆情報とか知りたい情報とかは一切言えません。すみません! ペコリ。もともとギターのアキラくんとヴォーカルの有村くんがやっていたバンドだったり、ベースの正くんがやっていたバンドが当時よく出ていて。そんな彼らの口から新しいバンドを始めるって聞きましたが、Plastic Treeになってから拠点を市川CLUB GIOに移したので、Plastic Treeとして出てくれたのは結構あとになって。ただ、彼らの仲間は千葉に多かったので友達のバンドを観に来たり飲み屋で会ったりと個人的な感じでは続いていました。

有村さんは千葉LOOKで働いていたこともあるそうですが、当時のエピソードはありますか?

おっと、伝説の“出待ちの有村”ですね?(笑) 当時の千葉LOOKは仕事が終わると全員1本ビールのタダ飲みが許されていたのですが、飲まない女子バイトの分をもらって飲んでたのが彼でした。ただ、上には上がいて“1カ月分先にください!”って言って箱で持って帰ろうとするアホもいたので、みんなそんな感じでゆるく働いていました。機材車での出勤も多く、そんな日はほぼ遅刻の日々。“事故”“パンク”“壊れた”“国道51号が大渋滞”“家の前が工事”等、毎回言い訳のプロだなと(笑)。ただ、ライヴはよく観ていたようで、人気の有無に関わらずバンドをチェックしてて、当時お金もなかったはずなのにデモテープとか買ってたりして、音楽にはピュアだなとも。あと、バイトの出待ちがいたのも本当です(笑)。

Plastic Treeに対する第一印象は?

もともと有村くんがやっていたバンドがロックンロールベースなんだけど、どこか湿った感じのするバンドで、だからビジュアル的な変化にはちょっと驚いたけど、サウンド的にはなるほど!という印象を受けました。

逆に、サイトウさんはどのような印象を持たれていたと思いますか?

有村くんひとりで言えば“良い人”であってほしい。結構いろいろ許したと思います(笑)。あとは“酒が弱い”か?(照)。

Plastic Treeの千葉LOOKでの初のライヴについて覚えていますか?

もともと千葉LOOKを拠点にそれぞれのバンドで活動していたのですが、千葉LOOKではライヴが終わるとお客さんも友達も対バンも店員もみんなで打ち上げをしてて、それはそれで楽しかったしいろんな人と知り合う機会にもなって良かったんですが、だんだんそれが内輪ノリに感じ始めてた時期と彼等の結成が重なって…その辺を有村くんとも話したのもあって出たのは結構遅くてインディーズ期に出たのは1995年の4月と5月のみ。あとは個々にセッション的なイベントに出てもらったくらい。なので飲んでうだうだしてた思い出のほうが多いかも。そしてそれをやさしく見守る正くん(笑)。

今までで一番印象に残っているPlastic Treeのライヴは?

やはり初めての日本武道館(2007年9月8日)。まさかここまで連れて行ってもらえるとは…普段200キャパにいる身としたら夢心地のような風景なのにそこに負けない彼らの堂々としたライヴを観て感無量でした。

今年メジャーデビュー20周年を迎えたPlastic Treeですが、長年観てきて強みや魅力だと思える部分はどういったところですか?

彼らの根底にあるのが、アーティスト集団でもミュージシャン集団でもなく“バンド”であること。マイペースと言われる彼等だから、ゆっくりだったかもしれませんが、だからこそ横着も楽することもせず、ひとつひとつクリアーにしていく中で養った結束力があったからこそのデビュー20周年だと思います。

また、今後のPlastic Treeに期待していることがあれば教えてください。

期待なんてしてもしなくてもマイペースに好きなように活動するだろうし、そんな彼等が楽しみです。

現在のサイトウさんに影響を与えていると思う出来事はありますか?

結成直後、まだまだこれからという時期にフライヤー手配りとか結構マメにやっていたのを見て“フライヤーってこういう想いで作ってるんだなぁ”と。店の外にフライヤーとかポスターとかをちゃんと貼ったり配ったりしようと思ったのは彼等の影響もあります。あとは、打ち上げでお客さんや友人を極力いない環境にしたのは彼等の影響大ですね。

サイトウさんにとって、千葉LOOKにとって、Plastic Treeとは?

全然千葉感を前面に出してはないけどやっぱり千葉の頑張ってるバンド! そして有村くんは当時のバイトの中では誇りのようです。ただボP的には“おい、店のビール何本タダで飲むんだよ!”ですが…(笑)。

ここだけのPlastic Treeとのエピソードなどがあれば教えてください。

Wikipediaにも載ってませんが(笑)、1995年5月千葉LOOK2度目の出演はオムニバスCDシングル無料配布企画。…ってその音源はどこかに行ってしまって何を収録してくれたのか覚えていませんが(汗)。

サイトウさんから見たPlastic Treeの推しポイントベスト3を教えてください。

1.正くんの仏具合。昔、無茶振りでDREAMS COME TRUEのコピバンでベースの当て振りをイベント前日に頼んだことがあって。その節はありがとうございました。あとは、うだうだ飲んでてもいつも笑顔で見守ってくれてるイメージ。2.アキラくんのギターキッズ具合。いつも機材が新しく変わってるイメージ。3.ボPたちと飲んでる時とのギャップが激しい有村くんのMC。むしろ、飲んでる時は有村ではなくアリポンなのか?(笑) というか、自分たちの音楽に誠実な連中だからこそこんな話ができるので、そこが推しポイントです。

最後に、Plastic Treeにひと言お願いします!

十分分かってると思うけどあえて…楽しいだけじゃないけど、だからこそ楽しいことに貪欲にね。それと、再来年で千葉LOOKはまさかの30周年なので出るように! 地元の先輩は“絶対”です(笑)。押忍!!

OKMusic編集部

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