【レポート】はやぶさ、過去最大規模
のライブハウス公演でコラボや和太鼓
演奏

デビュー6年目を迎えた新世代歌謡グループ・はやぶさが、8月27日に東京・Zepp 東京にて単独コンサート第4弾<はやぶさ夏祭りだよ!!2017~夏だ!祭りだ!はやぶさダー!~東京編>を開催した。

今回は、はやぶさにとって初めての地方コンサートとなった名古屋・Zepp 名古屋と東京・Zepp 東京の2ヶ所での開催で、はやぶさとしては過去最大規模のライブハウスでの公演となり、両日合わせて2000名のファンが駆け付けた。オリジナル曲に加え、カバー曲やソロコーナー、ゲストとのコラボやバンドスタイルなど様々な姿を見せた彼らの姿をレポートする。

周りを見渡すと、家族連れや夫婦、仲間同士で来ているファンなど老若男女入り混じり非常に活気ある空間が広がっている。ステージが暗転し金法被を身にまとったメンバーが登場し、アニメ「デュエル・マスターズVSRF」のオープニングテーマ「エボレボ!」で公演がスタートした。ヒカルが「今日は皆さまお忙しいなかお越しくださいまして本当にありがとうございます!なんてお礼を言えばいいのかわからないですね。ですから…お礼は言いません!」と言うと、ヤマト「いや言ってくださいよ!」、ショウヤ「東京でも言わんと」とヒカルがボケ、ヤマトが瞬時に切り返し、ショウヤが静かに突っ込むという、いつもと変わらぬコンビネーションを見せ、会場は笑いに包まれた。

コンサート会場が広くなっていくことはファンにとって嬉しいことでもあり、どこか寂しくもあるものだが、店頭キャンペーンなどで見せるはやぶさの雰囲気をそのままに感じられたことで観客も頬が緩む。はやぶさのトークの柱とも言うべきヤマトが自己紹介の進行を行い「では、行かせていただきます!」と自己紹介が始まるかと思いきや、「ショウヤどうぞ!」と変化球を投げるとショウヤが華麗なズッコケを見せる。「皆さん今日はおおきに!このステージで演歌・歌謡曲を歌えるなんて本当に信じられないことで、本当にうれしく思います!」ヤマト「日頃から応援してくださっている方は振り付けや掛け声で初めての方を先導していただき、みんなで広げよう、はやぶさの輪!最後まで一生懸命歌いますので皆さんご声援お願いいたします!」、ヒカル「今日は皆さんに楽しかった、来て本当に良かった、はやぶさと今日という日を過ごせて良かった、また来たい、と思っていただけるようなステージになるように心を込めて歌いたいと思います!」とそれぞれの意気込みを表明した。

カバー曲「情熱の嵐」(西城秀樹)、「河内おとこ節」(中村美津子)と続き会場を盛り上げ、一旦ステージを降りるとバンドセットが登場し、会場がざわついた。3人は、Tシャツにジーンズというさながらロックバンドの様相でステージへ戻り、ヒカルがベース、ショウヤがギター、ヤマトがドラムの位置につく。ヒカル「ライブ感満載のこの時間、皆さん盛り上がってますかー!まだまだ盛り上がれるかー!」と観客を煽る。「なんと今日のために、あの怒髪天さんが僕たちに曲を作ってくださいましたー!」と新曲を初披露する。怒髪天は、バンド結成から33年のキャリアを持ち、JAPANESE R&E(ジャパニーズ・リズム&演歌)なる独自のサウンドを旗印に活動するロックバンドで、はやぶさも対バン経験がある。新曲のタイトルは「はやぶさロッキンGOGO!」で、ヤマト「はやぶさロックですよ!」、ヒカル「ロック…ろっくごじゅうし!」、ショウヤ「初披露ですよ皆さん!」と、メンバーによる生バンドの演奏で披露されたこの曲は、ロックサウンドに等身大のはやぶさを描いた歌詞が印象的な楽曲となっている。今後、ライブハウスでのコンサートには欠かせない1曲になるだろう。

コラボステージでは、新幹線の「はやぶさ」と掛けて、鉄道の車内放送をテクノポップに乗せたパロディ音楽などを製作しているテクノユニット「SUPER BELL”Z(スーパーベルズ)」と、駅のホームや車内で見かける様々な人々の行動をコミカルに表現した「新幹線体操(はやぶさバージョン)」など、ヒカルは車掌の制服、ヤマト、ショウヤは、はやぶさがNHKみんなのうたに提供した「りふじんじん」の衣装で披露した。
ここからメンバーのソロコーナーが始まり、まずはショウヤが自分にとって特別な曲という 「言葉にできない」(オフコース)を披露。心のこもった優しい歌声に会場は耳をすませて聞き入っていた。ヤマトは、いつかステージで歌うことが夢だったという「いつまでも変わらぬ愛を」(織田哲郎)を、爽やかながらに男の色気を漂わせ会場を酔わせた。ここでヒカルが黄色い着物姿で登場し、19歳から津軽三味線を習っているという師匠・澤田勝司を初めとした総勢20名による津軽三味線で津軽三大民謡のひとつ「津軽じょんがら節」を披露。歌唱力もさることながら、ファーストコンサート以来の披露となった津軽三味線の腕前で会場を唸らせた。

『未来はジョー!ジョー!』の衣装に着替えた3人が「ここからは撮影をOKにしたいと思います!」と客席を練り歩きながら歌うラウンドコーナーで「キミの瞳にアイラブユー」を初め、オリジナル曲メドレーでたっぷり撮影時間が設けられた。撮影された写真はツイッターで公開されており、「#はやぶさ」のハッシュタグで閲覧可能となっているので検索してみると3人の様々な表情を見ることができる。ここまで怒涛の展開を見せたコンサートも終盤。はやぶさの魅力のひとつといえば、3人息の揃った振り付けである。オリジナル曲の中でもサビの振り付けが覚えやすい「ちょっと待ってよヨコハマ」、「流星のロマンス」、「月あかりのタンゴ」と、振り付け講座が行われ、会場全体が練習を楽しむと、ヒカルが「今日は帰りたくない!今日は最高の日にしましょうよ!満足度200%までいきましょう!」と心からコンサートを楽しむ様子が見られた。ここで、「『エボレボ!』、『りふじんじん』、新曲の『未来はジョー!ジョー!』を作ってくださった、あのヒャダインさんがお越しになっていまーす!」というサプライズがあり、コンサートを鑑賞していたヒャダインに対しヤマトが「ヒャダインさん会場の雰囲気はどうでしたか?」と聞くと、ヒャダインが「楽しかったー!」と返した。「ヒャダインさんのおかげでアニメのテーマ曲を歌わせていただいて、演歌・歌謡曲のコンサートでこんなにもちびっ子が集まってくれるのは、はやぶさくらいじゃないですか?」とショウヤ。今日のために振り付けを覚えて来た子供たちもいるということで、楽曲を通して様々な世代から愛されていることが分かる。

ヤマト「ショーも大詰め、最後のコーナーです」と言えば、客席からは「えー!最初からー!」と声が掛かり、ショウヤは「最初からですと皆さんお尻が痛くなっちゃいますからね」と独特な返しをするが、ヤマト「ただね、最後のコーナーと言ってもここからが一番体力を使うと言っても過言ではないですよ?」と紹介する楽曲は、ライブハウス限定ソング「1101001000-いちじゅうひゃくせん-」では、老若男女が笑顔でタオルを振り回し、踊る、その光景は演歌・歌謡というジャンルの垣根を越え、誰もが夢中で楽しめる、はやぶさのこれからの広がりを感じることができた。そして、はやぶさ史上最も激しい振り付けの「未来はジョー!ジョー!」と2曲続けて披露され、会場はさらにお祭り騒ぎ状態になり、歓声が鳴り止まないまま幕が下りた。

興奮が最高潮に達している場内は間髪入れずにアンコールの波を轟かせる。すると、メンバーの声だけが会場に流れ、ヤマト「まだまだ僕たちと一緒にいたいですよね~?」、ショウヤ「もっともっと一緒に盛り上がって楽しみたいですよね~?」、ヒカル「 まだまだ、これからですよね~?」とまくし立て、会場は「イエーイ!」と歓声を上げる。ヒカル「皆さん一緒にはやぶさコールをしていただけますか~?せーの!」という掛け声で「はーやぶさ!はーやぶさ!」と声を上げると、再び幕が上がった。そこには、和太鼓に向かう新しい法被の衣装を身に着けた雄々しい3人の背中があった。鬼気迫る和太鼓演奏に客席は固唾を呑んで見守り拍手が沸き起こったその時、「無法松の一生~度胸千両入り~」(村田英雄)のイントロが流れ始め、ヤマト、ショウヤの太鼓に合わせヒカルが力強く歌う、この展開には鳥肌が立つほどの感動と忘れかけていた熱いものが込み上げる。続けて「酔歌~ソーラン節入り~」(神野美伽)が始まると会場は「ソーラン!ソーラン!」と声を合わせた。

ショウヤ「今までで一番やることが多かったと思うんです。えーと、ひと言で言うと…サイコー!」、ヤマト「演歌・歌謡曲というジャンルの我々がライブハウスという場所でどうやってコンサートを完成させていこうかと話し合い、こういった形で突き進んで来れました。ここまで支えていただき誠にありがとうございました!」、ヒカル「もうすぐ終わってしまうんだなと思うと寂しい気持ちもあるんですけども、ここまで来たからには、もっともっと大きくなって皆さまに恩返しをして、皆さまと一緒にまだまだ見ていない景色を見ていただきたいと思います!」と感動を噛み締めていた所に怪しげなふたりが乱入し、特大サイズの巻物を広げるとそこには<次回の単独コンサート開催決定!!2017年12月21日、東京・日本橋三井ホール>の文字が書いてあった。この情報について、はやぶさは事前に知らされておらず、完全なサプライズとなった。また、この公演は、はやぶさ初の昼夜2回公演となっている。最後の曲は、タイトルにもある“夏祭り”にふさわしい1曲「はやぶさ祭りだよ」で大団円となった。

単独コンサート第4弾<はやぶさ夏祭り
だよ!!2017~夏だ!祭りだ!はやぶさダ
ー!~東京編>

2017年8月27日(日)@東京・Zepp 東京
[ セットリスト ]
01. エボレボ!
02. 情熱の嵐(西城秀樹)
03. 河内おとこ節(中村美津子)
04. はやぶさロッキンGOGO!
05. MOTOR MAN E231(SUPER BELL”Z)
06. 新幹線体操(はやぶさバージョン)
07. 言葉にできない(オフコース)
08. いつまでも変わらぬ愛を(織田哲郎)
09. 津軽じょんがら節
10. キミの瞳に アイラブユー
11. ゴーゴー!YOKOHAMA
12. 夢と歩こう
13. 七転八起
14. 身も心も…
15. ちょっと待ってよヨコハマ
16. 流星のロマンス
17. 月あかりのタンゴ
18. 1101001000 -いちじゅうひゃくせん-
19. 未来はジョー!ジョー!
アンコール
20. 無法松の一生~度胸千両入り~(村田英雄)
21. 酔歌~ソーラン節入り~(神野美伽)
22. はやぶさ祭りだよ

8thシングル『未来はジョー!ジョー!

2017年7月12日発売
初回限定盤:VICL-37282 / 1,204円+税
※「デュエル・マスターズ」はやぶさオリジナルイラストプロモカード封入
M1. 未来はジョー!ジョー!
M2. さよなら夜ちゃん
通常盤Aタイプ:VICL-37283 / 1,204円+税
M1. 未来はジョー!ジョー!
M2. 1101001000 -いちじゅうひゃくせん-
M3. 未来はジョー!ジョー!(オリジナル・カラオケ)
M4. 1101001000 -いちじゅうひゃくせん-(オリジナル・カラオケ)
通常盤Bタイプ:VICL-37284 / 1,204円+税
M1. 未来はジョー!ジョー!
M2. いつでも夢を ※カバー曲
M3. 未来はジョー!ジョー!(オリジナル・カラオケ)
M4. いつでも夢を(オリジナル・カラオケ)

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