コラム【伊藤美裕の歌謡遊泳】 ビー
チと自然と音楽と

カリフォルニア。

ニューヨークとはあまりにもかけ離れた、のんびりとした雰囲気。
太陽が、海が人の生活をとてもシンプルにしている。

彼らの前では、あれこれと飾り立てるのはあまりにも馬鹿らしい。ロサンゼルスへはほとんど行かず自然に触れっぱなしの10日間だったので、数日過ぎたあたりからお化粧がどんどん薄くなっていって、後半は素顔同然でパーカーを1枚羽織ってどこでも悠々と歩いていた(一応書いておきますが
のようなバッチリ化粧ではないです、念のため)。日本人はどの国の人より順応性があると聞いたことがあるけれど、どうやら本当らしい。まぁ単純に、なんだかその方がこちらでは気持ちよさそうだったからそうしたのだけれど。仕事をするかビーチにいるかという、あくまで海が人の生活の中心にある暮らしは今までに出逢ったことのない類のもので、ちょっとしたカルチャーショックだった。

で、何をしていたかというとサーフィンの世界大会をふらっと見物に行ったり、ビーチでサンセットをぼんやり眺めたり、サンディエゴでは野生のアシカに出逢ったり。カンガルー?と見まがうような耳の長いウサギと見つめあったりもした。ジョシュア・ツリー・ナショナルパークの見渡す限り荒野にサボテンがそこかしこに逞しく生えている様は、心を打つ景色として瞼に焼き付いた。砂漠とひと言で表しても、エジプトのそれとはまったく違う。ウエスタンハットをかぶったガンマンが飛び出してきそうで、まるで西部劇に迷い込んだような錯覚に陥ったりした。星たちは今にも落ちてきそうなほど、はっきり近くに見えた。アメリカのナショナルパークがあと60弱もあると思うと(しかもひとつとして似た雰囲気のものはないという)少し気が遠くなりそうだけれど、その分だけ感動があるなら、生きている間にすべて回ってみたい。というささやかな目標もできた。

レゲエやメキシカンな音楽もたくさん聞いた。湿度のないこの地では、音楽もまたさらっとした風のよう。やはり環境に合う音楽を聴くと心地よい。いつか日本でも地域によって流行する音楽が微妙に違うという話を聞いたことがあるけれど、気温と湿度はつくられてきた歌謡曲にも影響を与えてきたのかな?なんてことを考えながら、車の窓を全開にして、ボリュームを上げてピースフルな時間を愛おしんだのでした。
カルチャーショックといえば去年に引き続き、すべてにおいてそのアメリカン・サイズに驚かされっぱなし。コストコはあまりにも広大で工場のようだったし、そこで買ったケーキは2kgはあるんじゃないかという重みのある代物だった。スーパーで手に入れたステーキ肉は笑ってしまうくらい分厚かった。食べものでトライしてみたかったのは何といってもカリフォルニア・ロール!まったくの別物と聞いていたけれど、そんなことはなくて気がかりだった魚の鮮度もバッチリだったし、美味しくいただきました。さて、最近は日本でも美味しいハンバーガーを探してよく食べます。立派なアメリカかぶれです。ふふふ。

伊藤美裕「ワンマンライブ」

・東京公演
日時:12月9日(土) 開場12:15 開演12:45
会場:恵比寿天窓.switch
料金:4,600円(税込、ドリンク代別) 全席指定
問:スネークミュージック Tel.03-3260-8535(平日11:00~18:00)

・大阪公演
日時:12月16日(土) 開場17:45 開演18:15
会場:Soap Opera Classics -Umeda-
料金:4,600円(税込、1ドリンク+1フード代別、整理番号付き) 自由席
予約・問:soap opera classics Tel.06-6121-6688

伊藤美裕

生年月日:1987年4月4日生まれ
血液型:A型
出身地:大阪府池田市
特技・趣味:バイオリン、古着屋散策
座右の銘:in dreams begin the responsibilities(責任というものは夢見ることから始まる)

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