21世紀最高のプロデューサー、
マーク・ロンソンの名盤と言えば
『アップタウン・スペシャル』

ブルーノ・マーズとのコラボ

2012年、マーズの2ndアルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』にプロデューサーとして参加(2曲のみ)、意気投合する。マーズはこのアルバムでグラミー賞の『最優秀男性ポップ・ボーカル・アルバム賞』を受賞、ロンソンは次のソロ作でマーズの起用を決め、ロンソンと同じくマーズも楽器はマルチに演奏できるので、スタジオでファンク系のジャムを繰り返し、コラボレーションのイメージを創り上げていく。

本作『アップタウン・スペシャル』
について

2014年、マーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズとしてシングル「アップタウン・ファンク」がリリースされると、あっと言う間に全英、全米ともに1位を獲得、全世界で大ヒットする。80sファンクをベースに、マーズの超絶ヴォーカルをフィーチャーした軽快なナンバーだ。この曲がリリースされたことで次のアルバムへの期待は高まるばかりであった。そして翌2015年、4枚目のアルバム『アップタウン・スペシャル』はリリースされた。スティーヴィー・ワンダーが参加しているのには驚いたが、いつものようにゲストヴォーカリストをフィーチャリングしているのはこれまでのアルバムと同じパターンだ。今回はスティーヴ・ジョーダン、ウィリー・ウィークス、ティーニー・ホッジス(ハイ・リズム!)ら、超一流のバックミュージシャンが参加しているだけに、演奏に深みが出ている。

アルバムは全部で11曲を収録(日本盤は12曲)しており、ファンクをベースにしたナンバーは多いものの、これまで以上にロック的なナンバーを収録しているのが面白い。本作はロンソンの最高傑作であるばかりでなく、今後も時代を問わず聴き続けられる作品だ。ロンソンとマーズの相性は抜群なので、これからもコラボレーションを継続してもらいたいと思う。なお、本作『アップタウン・スぺシャル』は、エイミー・ワインハウスに捧げられている。

TEXT:河崎直人

アルバム『Uptown Special』2015年発表作品
    • <収録曲>
    • 1. アップタウンズ・ファースト・フィナーレ feat. スティーヴィー・ワンダー & アンドリュー・ワイヤット
    • 2. サマー・ブレイキング feat. ケビン・パーカー
    • 3. フィール・ライト feat. ミスティカル
    • 4. アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ
    • 5. アイ・キャント・ルーズ feat. キヨン・スター
    • 6. ダッフォディルズ feat. ケビン・パーカー
    • 7. クラック・イン・ザ・パール feat. アンドリュー・ワイヤット
    • 8. イン・ケース・オブ・ファイア feat. ジェフ・バスカー
    • 9. リーヴィング・ロス・フェリス feat. ケビン・パーカー
    • 10. へヴィー・アンド・ローリング feat. アンドリュー・ワイヤット
    • 11. クラック・イン・ザ・パール, Pt. II feat. スティーヴィー・ワンダー & ジェフ・バスカー
    • 12. アップタウン・ファンク feat. ブルーノ・マーズ (BB Disco Dub Mix)※国内盤ボーナス・トラック
『Uptown Special』(’15)/Mark Ronson

OKMusic編集部

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