L→R カズマ・タケイ(Dr)、中村郁香(Key)、もっさ(Vo&Gu)、朝日(Gu)、藤田(Ba)

L→R カズマ・タケイ(Dr)、中村郁香(Key)、もっさ(Vo&Gu)、朝日(Gu)、藤田(Ba)

【ネクライトーキー インタビュー】
音楽を始めてからの
10年間があったから今がある

これこそがネクライトーキー!
今の5人だからできるアルバム

今作からは「夕暮れ先生」などのライヴ映像も公開されていますよね。

朝日
もともとボーカロイドで作っていた時からの人気度で言えば「ゆるふわ樹海ガール」が挙がると思うんですけど、人が歌った時に一番人間味があったのが「夕暮れ先生」だったんですよね。この曲のライヴ映像の編集には僕も参加していて、すごく人間臭くて良い映像になりました。この先も聴いてほしいってすごく思う曲です。

このライヴ映像で観られるもっささんの表情も活き活きとしていて最高ですよね。

藤田
でも、もっさは最後までこの映像を出すことに抵抗していたんです…。
朝日
正面じゃなくて横顔に変えてほしいって言われてたシーンがあるんですけど、どうしても鬼気迫るモンスターのような表情で。
もっさ
もう自分がやったことなので仕方ありません!(笑)

あどけない歌声が“ハム太郎”と言われるのも分かるんですけど、この映像の通り、かわいらしいだけじゃないっていうのが伝わってきて素敵だと思います。今作の曲順でも「浮かれた大学生は死ね」から「きらいな人」への流れはライヴ感がありますよね。

藤田
グワーッとノイズで上げて、そこからバッと「きらいな人」に入る流れをどうしてもやりたくて。
タケイ
実際にライヴでもこの流れのセットリストを組んだことがあって。今回の曲順を決める前から、なんとなくやりたいって話してました。
藤田
あと、曲順と言えば“最後は絶対に「ティーンエイジ・ネクラポップ」だよね”って。

「ティーンエイジ・ネクラポップ」が最後なのは、今作の重要ポイントだと思います!

朝日
いい曲ですよね(笑)。僕も改めて聴いてびっくりしました。最後以外には絶対にあり得ない曲だなって。
タケイ
その気持ちは全員一致でした。合宿でレコーディングしたんですけど、その最終日に最後のコーラスをみんなで録って、その時にも泣きそうになったし…全部のマスタリングが終わって、通しで聴いてる時にも泣きそうになりました。
全員
(笑)。

石風呂の曲には朝日さんの音楽活動の歴史が詰まっているけれど、特にこの曲は憂いと虚しさがありながらも前に進んでいこうっていう意思があって、これまでのドラマ性を強く感じます。

朝日
6年も前に作った曲なのに全然褪せないなと。この曲、本当にひとつ残らず歌詞がいいし、作った時にあまりにも良い曲すぎて盗作なんじゃないかと思ってたんですよ(笑)。知らず知らずに世の中にあるいいメロディーを使ってしまっているんじゃないかって怯えていたけど、6年経っても大丈夫でした。
中村
「ティーンエイジ・ネクラポップ」は何かを振り返って書いている歌詞だから、朝日さんが当時に何を思って書いたのかが気になる。
朝日
これはティーンエイジの気持ちじゃなくて、ティーンエイジを俯瞰で見た時の気持ちの曲なんです。《何気ない日々が後ろから》って歌ってるのも、過去を振り返った時に10代の頃の毎日を思い出して笑えたらいいなって。この曲はそこに集約している気がしますね。

今、ネクライトーキーの勢いがすごい中、メンバー個人個人が歩んできた道のりにも重なるのかなと。

朝日
そうですね。ネクライトーキーを結成してからは“あっと言う間だね”とか、“すごいスピード感だね”って言われるけど、正直言ってそんな気持ちは全然ないっていうか。音楽を始めてからの10年間があっての今だから、“すごい勢いでここまで来た”っていう感覚は一切ないんですよね。

改めて今作はどんな作品になったと思いますか?

中村
『MEMORIES』はそれぞれの場所で音楽をやってた5人が集まって、各々の角度でずっと抱えてた想いを詰め込んだアルバムなんじゃないかなって。
朝日
今作はむーさん(中村の愛称)が頭から最後まで参加したのが初めてで、アレンジしてもらったり、ギターが担当してたところをキーボードでやっている部分もありますし、これこそがネクライトーキーだと思いますね。セルフカバーとは言いながらも、これは今の5人だからできるアルバムだと強く思います。
もっさ
今回で聴いてた側からおこがましくも歌える側になったっていう自覚を持てたのと、私が影響を受けた曲をまた若い方たちに聴いてもらえたり、これを聴いてバンドをカッコ良いって思ってくれる人がいたらいいですね。

取材:千々和香苗

ミニアルバム『MEMORIES』2019年7月24日発売 NECRY TALKIE
    • NCJD-10003
    • ¥1,852(税抜)

【ライブ情報】

『ネクライトーキー ワンマンツアー 2019
“ゴーゴートーキーズ! 全国編”』
8/24(土) 北海道・札幌 BESSIE HALL
8/31(土) 愛知・名古屋CLUB QUATTRO
9/01(日) 大阪・梅田CLUB QUATTRO
9/03(火) 福岡・LIVEHOUSE CB
9/05(木) 宮城・仙台enn2nd
9/07(土) 東京・渋谷CLUB QUATTRO

『ネクライトーキー ワンマンツアー 2019 “ゴーゴートーキーズ!
全国編「〆」”』
9/23(月) 東京・マイナビBLITZ赤坂

ネクライトーキー プロフィール

ネクライトーキー:2017年にギターの朝日が中心となって結成。19年3月に初回ライヴよりすべてのライヴサポートを行なっていたキーボードの中村郁香が正式加入し、現体制となる。ボカロP“石風呂”名義でも活動する朝日による軽快なロックサウンドと、あどけなくも鋭く響くもっさのヴォーカルが印象的。20年1月にアルバム『ZOO!!』でメジャーデビュー。21年4月に自身初のライヴ映像作品、5月にアルバム『FREAK』をリリースした。同年6月からバンド史上最大規模のツアー『ゴーゴートーキーズ! 2021』を開催中。ネクライトーキー オフィシャルHP

「音楽が嫌いな女の子」MV

「夕暮れ先生」ライヴ映像

ミニアルバム『MEMORIES』
トレーラー映像

OKMusic編集部

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