ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!

ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!

今年こそはワンマンが観たい!
アーティスト5選

気付けば2月ももうすぐ終わり…時間が過ぎてくのは早いものですが、毎年年が明けると新年の抱負ならぬ“今年こそあの人たちのライヴに行くゾ!”そんなことを考えたりします。近年、フェスという画期的なイベントのおかげで“観てみたいけどなかなかね~”っていう存在のライヴに、お試し感覚で参戦できるのは単純にワクワクするありがたい機会だな、と♪ 観終わって、その30~40分で満足してしまうこともあれば、“これはフルサイズでぜひ観たい!!”って思うバンドもいるわけですよ。そんな中から、個人的に“今年こそは!”という5組をご紹介。ジャンルもバラけてると思うので、あなたのアンテナに引っかかったらぜひご一緒に(笑)。
「デスコ」収録アルバム『孔雀』/女王蜂
シングル「好きになってしまいそうだよ」/田原俊彦
シングル「The Klock」/AA=
「忘却の空」収録アルバム『Covers』/清春
「Thread & Needle」収録アルバム『Astronaut』/The BONEZ

「デスコ」(’10)/女王蜂

「デスコ」収録アルバム『孔雀』/女王蜂

「デスコ」収録アルバム『孔雀』/女王蜂

驚愕の高音と低音を使い分けるアヴちゃんのヴォーカルに始まり、観る者を釘付けにさせるルックス・ファッション・パフォーマンス、世代がひとつ違うよね?という90年代を感じさせる言葉選び、独創性が際立つ楽曲…全てが想像圏外で衝撃的なバンド・女王蜂の、音源としてこの世に生まれ落ちた最初の一曲「デスコ」。2010年の元旦に発売した自主制作盤『姫様御乱心』に収録され、メジャー後の2ndアルバム『孔雀』にも再録されているこの曲、今やライヴではお決まりの光景となったジュリセン(バブル期のディスコ“ジュリアナ”で振られていた鮮やかな羽根の付いた扇子)が乱れ舞う、女王蜂のライヴを楽しむには打って付けのナンバー。氣志團主催の対戦型フェス『THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017』では、LUNA SEAのJ(Ba)とのコラボ“J王蜂”としてこの曲を披露している。とにかく、あの衝撃を千本ノックのごとくどこまで連打してくれるのか、興味津々であります。

「好きになってしまいそうだよ」
(’19)/田原俊彦

シングル「好きになってしまいそうだよ」/田原俊彦

シングル「好きになってしまいそうだよ」/田原俊彦

昨年9月に開催された『氣志團万博2019』開催前のこのコラムにて、聴きたい曲の中に田原俊彦を挙げていたんだけど、正直その期待感よりも観終わった後の感動のほうが大きくて、今回再チョイス。昨日、中居正広の退社記者会見を観ていて気付いたことがあって。“ジャニーズ=アイドル”というイメージが観ている側にはあるけれど、やっている側はアイドルといよりも“エンターテインメント”なんだな、と。人を魅了して楽しませる、それが全て。自分のファンだけが集うわけではないという、ある種試されるような初めての環境の中で、全体的なセットリストの構成、ステージの使い方など、さすがだなぁ…と痛く感動。2月28日には59歳を迎えるトシちゃんが、若いダンサー数名を従えて時に激しく踊りながら歌うその姿に、あの事務所で育ち培った精神と志は、外に出ようが皆きっと変わらないんだろうな。そう感じずにはいられませんでした。そして、怒涛のヒット曲11発メドレーで盛り上がりを最頂点に持って来た後に披露した、最新シングル「好きになってしまいそうだよ」に、彼の“動”の面だけじゃない聴かせてくれる魅力を感じて、うっかり好きになってしまいそうです(笑)。

「The Clock」(’12)/AA=

シングル「The Klock」/AA=

シングル「The Klock」/AA=

海外でも名を轟かせたTHE MAD CAPSULE MARKETSの中心人物・上田剛士が、バンド活動休止後にスタートさせたソロプロジェクト・AA=。とはいえ、レコーディングやライヴは基本的に同じサポートメンバーが参加しているのだけれど、これがまたさりげなくスゴイ。Vo.にBACK DROP BOMBの白川貴善、G.にはTHE MAD CAPSULE MARKETSの結成メンバーだった児島実(マッドでは室姫深名義)、Dr.がRIZEで俳優でもある金子ノブアキという豪華さ。2012年公開の映画『ヘルタースケルター』のエンディングテーマとして使用されたシングル「The Clock」は、上田剛士の目に宿る“狂気”と相反する“純粋”さにも似た、体の奥底を突き動かされるような激しい躍動感と、ポップで透けるような歌声の同居が魅力のナンバー。首が取れるんじゃないか?ってくらい、衝動のままにヘドバンしまくりたい!

「忘却の空」(’19)/清春

「忘却の空」収録アルバム『Covers』/清春

「忘却の空」収録アルバム『Covers』/清春

2000年、当時一世を風靡した長瀬智也主演のドラマ“I.W.G.P.”こと『池袋ウエストゲートパーク』の主題歌だった「忘却の空」。清春の声が印象的すぎて忘れがちだが、SADSの曲である。そんなこの曲が、個人名義のカバーアルバム『Covers』内でPVとして収録されたのが昨年のこと。世代的にはジャストでありながら、黒夢時代から一度も彼のアルバムやライヴを通ることなく過ぎてきた自分が、初めて生で目にしたのが2016年YOSHIKI主催の『VISUAL JAPAN SUMMIT』のステージで、裸足でアコースティックギターをかき鳴らし歌っていたこの曲でした。カリスマ性だとか、独特の世界感だとか、よく言われているけど、それを文字ではなく肌で感じさせられた圧巻の光景に、呆然としたのを覚えています。そこで聴いたのは、いろんなものを削ぎ落として残った“歌う”ということが自分自身だという、混じり気のない想いのようなものでした。そして、それが何とも気持ち良くて、纏うオーラも含め“あぁ…この人はこのために生まれてきた人なんだろうな”と。そんな心地良さと、ベルベットのような艶やかな歌声に、たっぷりと酔いしれてみたいのです。

「Thread & Needle」(’14)
/The BONEZ

「Thread & Needle」収録アルバム『Astronaut』/The BONEZ

「Thread & Needle」収録アルバム『Astronaut』/The BONEZ

初めてThe BONEZを観た時、なんでこの人たちの曲はどれもこんなにキラキラして、希望に満ちあふれてるんだろ…って、観てて聴いてて涙が出そうになった。そっか、私がとっくに諦めたものを、全身全霊で信じてるからか…って、眩しすぎて憧れたりもした。2ndアルバム『Astronaut』の1曲目に収録されている「Thread & Needle」は、中でもその眩さがハンパなくて、内面があふれ出ちゃってるJESSE(Vo.)の目に、こっちまで夢がみたくなってくる。そんな人間味あふれるライヴとはある意味真逆にして、この曲のPVがまたたまらないのです! 軽やかなドラム、メンバー個々の後ろ姿、ビルの屋上、途中差し込まれるJESSEのクールな表情のアップ、流れるエレベーターからの景色…前奏部分だけでも、こんなにパーフェクトなカッコ良さってすごい! そんなThe BONEZですが、昨年諸事情あり活動が止まっている中で、12月にはNAKA(G.)が脱退。メンバーはもちろんのこと、待っている人たちも思うことはいろいろだとは思います。それでも、いつか言ってくれたように、今度は皆が“The BONEZの心の隙間埋める準備して待ってるよ!”そう伝えられたらいいな。

TEXT:K子。
K子。 プロフィール:神奈川・湘南育ち。DIE IN CRIESで“音楽=音を楽しむ”ことを知り、好きな音楽の仕事がしたい!とOLをやめてオリコン株式会社に9年所属。どっぷりの反動で旅行業界に転職後、副業で旅・エンタメ関連のWEBで執筆するも、音楽への愛が止められず出戻り人に。愛情込めまくりのレビューやライヴレポを得意とし、ライヴシチュエーション(ライヴハウス、ホール、アリーナクラス、野外、フェス、海外)による魅え方の違いにやけに興味を示す、体感型邦楽ロック好き。

OKMusic編集部

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