「音楽が好きならライブハウスへ!」
下北沢mona recordのブッカー伊藤創
さんにインタビュー!

ローチケの内のライブハウス情報ページ「BEATER」では、毎日のようにライブハウスを駆け巡る担当者がおすすめのバンド・アーティスト紹介しています。去る1月28日に下北沢mona recordで「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」を開催しましたが、今回はこのイベントのブッカーにフォーカス。下北沢mona recordの伊藤創さんに、「ブッカーとはどんな仕事?」「魅力は?」などなど、いろいろ質問を投げかけてみました。伊藤さんが参画している下北のサーキットイベント『NEW LINK!』についても見どころを伺いましたよ!

ーこんにちは!まずは自己紹介をお願いします。

伊藤創です。創造の創と書いてはじめと読みます。はじめちゃんと呼ばれていますが27歳の成人男性です。千葉県の船橋市出身。下北沢mona recordに勤めて約5年が経ちます。

伊藤創twitter

ー下北沢mona recordという場所の魅力は? 
下北沢mona recordの魅力は他にはない雰囲気と距離感の近さだと思います。まずライブハウスによくある地下の薄暗い雰囲気ではなく、地上3階にあり、古い喫茶店のような床、木のステージ、音楽室のような壁、野外フェスのように張り巡らされたガーランドがとても特徴的かと思います。基本的にイスもいくつか出ていたり、ライブハウスに行ったことがない人、行き慣れていない人にも来やすい温かい雰囲気が魅力です。また、キャパシティは100〜120人程度で、そこまで大きなライブハウスではなく、ステージとフロアの間に柵もないため演者との距離感がとても近いです。普通のライブハウスだと本人たちが鳴らしてる音や歌をマイクで拾って、聞きやすいようにPAがバランスを整えてスピーカーから出しているのですが、モナでももちろんそこは同様ではあるのですが、本人たちやアンプ、ドラム類が近くにある分、スピーカーからの音と同じくらい”生”で鳴っている音が聞こえます。それは他のライブハウスより強く感じる部分であり、スタジオライブのような、ガレージライブのような臨場感のある音を聞くことができます。


ー今年の1月28日に開催された「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」の感想をお願いします。

これはその日の打ち上げでも何回も出演者や主催のローチケの井田くんとも話していたのですが、「ライブってこんなに楽しくて素晴らしいものなんだ!」という気持ちを改めて実感することができたイベントでした。いまどき音楽はデジタルな形で聞くことができたり、ライブも配信などで見ることができたりする時代ですが、やはり目の前でライブを見るということは他のものでは代わりのきかない特別なものだと確信しました。バンドの鳴らす音の迫力や輪郭、息遣い、体に響く音、会場の一体感などはライブハウスに来ないと味わえない特別なものです。この日に来た人はみんなそれを感じることができたと思います。

「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」ライブレポートはこちら!


ーこれまで伊藤さんが手がけてきたイベントで、印象に残ったライブはなんでしょうか? その時のエピソードをお聞かせください。

僕が企画しているイベントのひとつに「最高な日!!」という馬鹿げたタイトルのイベントがあるのですが、このイベントの第一回目はとても印象深く残っています。そのイベントには、キイチビール&ザ・ホーリーティッツ、花泥棒、テンテイグループ、HoSoVoSo、Sir Oriental Orchestraの5組が出演し、フライヤーはMONO NO AWAREのボーカルの玉置くんが描いてくれました。この日はただただ僕が見たい人たち、かつ面白い組み合わせになりそうなアーティストをブッキングした日で、いろんな反省もありつつもとても嬉しかったという記憶があります。もう活動していないバンドもいますが、 今でもみんな別のバンドだったり新しい活動で仲良くさせてもらっていて、ライブハウスのブッキングってやっぱり人と人との繋がりなんだなと思っています。

ーブッカーの魅力、求められるスキルなどがあれば教えてください。

ブッカーの魅力は、その繋がりがどんどん広がっていって、自分の好きな音楽や人がたくさん増えていき、それをみんなに発信することができることだと思います。実際に自分の経験としても、最初はただファンとして好きなバンドにオファーをして出演してもらって、自分の周りの人にも見て欲しくて企画をしたらみんなが気に入ってくれた。自分が良いと思う音楽を自分の力で共有できることはSNSでもできることかもしれませんが、実際にライブを通してそれを伝えられることはブッカーにしかできないことだと思います。スキルは、人と音楽が好きでそれを貫く意思があれば大丈夫です。

ー伊藤さんが参画している下北のサーキットイベント「NEW LINK」について。どのような経緯で発足したのでしょうか? コンセプトや目的を教えてください。
発足の経緯は、最初僕とベースメントバーのかたしょくんがどうにかライブハウスの垣根を超えて往来イベントを組めないかと話していたところ、別のライブハウスも交えて全部回れるようにしたら面白いんじゃないかという話になったのが事の発端です。そこで各々交友があり年齢も近い、CLUB251の有馬くん、近松の梅澤くん、DaisyBarの金子くんの3人を誘い『NEW LINK!』が発足しました。

形としてはいわゆるサーキットイベントなのですが、そもそもは各自平日でも良いブッキングイベントを組んでいて、お客さんが見たいライブが被っていて見れない、もしくは2回チケット代を払ってハシゴしないといけない状況になってしまっているのをすべて見て回れるようにしたいという思いからこのイベントを企画したんです。なので、あくまで開催は平日、1会場5〜6組、そしてチケット代も基本的には平日のイベントと変わらない¥2000という設定となっています。


ー3月17日(火)に開催される『NEW LINK!』の詳細、見どころなどを教えてください。

詳細やチケットはこちらから見ることができます。

https://newlinksouthshimok.wixsite.com/newlink

今までの過去4回は、6つの会場で行ってきたのですが、今回から下北沢THREEが追加となり、7会場での開催となります。それに伴い出演者の数も過去最高に。また、今までブッキングをしてきた各ライブハウスの5人に加え、BASEMENTBAR、近松、mona recordsからそれぞれ若手ブッカーが参加し1組ずつブッキングをしてもらいました。さらには、今回から『NEW LINK!』のオフィシャルグッズを作りまして、現在予約販売も開始されています!

https://newlinkofficial.stores.jp/

今回は今までで一番内容が盛りだくさんの『NEW LINK!』になると思います!ぜひいらしてください!

ー最後に、ミーティアの読者にメッセージをお願いします!

この記事でライブハウスやバンドに興味を持ってくれる人が一人でもいてくれたらとても嬉しいです。それは普段ライブハウスで働きながら毎日思っていることと同じです。人生において、好きなことが増えることはとても素敵なことです。ぜひ音楽が好きでしたらライブハウスに足を運んでみてください!

『NEW LINK!』
2020年3月17日(火)
会場: BASEMENTBAR、CLUB 251、Daisy Bar、mona records、近松、Laguna、THREE 計7会場
受付: 下北沢HALF
時間: 17:30-22:30(予定)
料金: 前売¥2000+1D別¥600
出演アーティスト:
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ、ステレオガール、シャンプーズ、灰色ロジック、CASANOVA FISH、Jam Fuzz Kid、Bakyun the everyday、chie、SUP、LIGHTERS、アスナロサイエン、cOups.、Laura day romanceLuminous101、SEAPOOL、テジナ、Haiki、Hammer Head Shark、尾崎リノ、Made in Me.、The Dragers、nape’s、C Case、Youmentbay、No Buses、The Shiawase、アシノイヌ、大賛成、既踏峰、Highlight、JUANAFAN CLUB、The Whoops、ROKI、OCEANS、大畑カズキ、タカナミ、あるゆえ、FRSKID、YUMEGIWA GIRL FRIEND、the satellites、aruga

チケット購入はこちら!

「音楽が好きならライブハウスへ!」下北沢mona recordのブッカー伊藤創さんにインタビュー!はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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