2020年代も圧倒的な存在感を放ち続ける青春ロックの担い手、Base Ball Bearの魅力

2020年代も圧倒的な存在感を放ち続ける青春ロックの担い手、Base Ball Bearの魅力

2020年代も圧倒的な存在感を放ち続け
る青春ロックの担い手、Base Ball B
earの魅力

メンバーの変動を経て新たな境地に進むBase Ball Bear
Base Ball Bearは、ボーカル・ギターの小出祐介、ギターの湯浅将平、ベースの関根史織、ドラムの堀之内大介の4人編成で2001年に結成されたバンド。
同じ高校に通っていたメンバーが学園祭に出演するために集まったそうです。
そんな彼らが生み出す楽曲はどれも青春をテーマにしたものばかり。
楽曲のクオリティの高さと演奏力の高さが話題を呼び、若い世代を中心に人気がじわじわと広がっていき、2006年にメジャーデビューを果たしました。
彼らの代表曲として広く知られているのがその翌年、2007年に発売しヒットを飛ばした『ドラマチック』ではないでしょうか。
▲Base Ball Bear - ドラマチック
ミドルテンポのビートに載せられた文学的で奥行きのある歌詞や、透き通るようなボーカルの声質、さらにガッチリと完成されたバンドサウンドの表現力の高さ。
非常に完成度の高い一曲として、現在でも夏の定番ソングの一つとなっています。
精力的に活動を続ける中、2016年にギターの湯浅将平が脱退。
バンドのファンのみならず、音楽ファンにも大きな衝撃を与えるニュースとなりました。
以降は3ピースバンドとして活動。一大ニュースを乗り越え、新体制で新たな制作プロセスによるみずみずしい楽曲を現在も生み出し続けています。
一方で2016年以降はギタリストとしてBase Ball Bearのライブやレコーディングに名だたるサポートミュージシャン達が参加。
サポートながらそれぞれの色を織り混ぜた演奏は、ファンの楽しみの一つとなっています。
例えば、ベース・関根史織が最も影響を受けたと語る中尾憲太郎を擁する伝説のバンド、ナンバーガールのギタリストとして有名な田渕ひさ子
また、POLYSICSからハヤシヒロユキ、KIRINJIからは弓木英梨乃などの有名ギタリスト達が多数参加し、バンド演奏に花を添えています。
青春ソングだけじゃない!色とりどりの世界を見せるオススメ3曲
編成を変えながら結成以来長きにわたり活動を続けてきたBase Ball Bear。
彼らの楽曲には一貫してみずみずしい青春のエネルギーが溢れています。そんな彼らの名曲の中からオススメの3曲を紹介します。
圧倒的な完成度で魅せるデビュー曲、「ELECTRIC SUMMER」
▲Base Ball Bear - ELECTRIC SUMMER
ELECTRIC SUMMER 歌詞 「Base Ball Bear」
https://utaten.com/lyric/jb41303073
『ELECTRIC SUMMER』は、2006年発売のデビュー1stシングル。
同年にはテレビ東京系音楽番組『JAPAN COUNDOWN』オープニングソングに選ばれました。
イントロからポップな疾走感があるこの曲は、文学的かつ情緒あふれる歌詞がリズミカルに展開される序盤を経て、勢いそのままに突入するサビでは曲のタイトルである『ELECTRIC SUMMER』という歌詞が印象的に使われています。
また楽曲を引き立てる要素としてベース・関根史織のコーラスが効果的に織り交ぜられ、さらにポップな仕上がりとなっています。
新体制後初となる楽曲が紡ぐ新たな1ページ、「すべて君のせいで」
▲Base Ball Bear - すべて君のせいで
2017年発売、新体制で迎える初のアルバム『光源』の1曲目に収録されている『すべて君のせいで』。
3人編成によるシンプルさに加え、自身のルーツのひとつであるシティポップの感覚が鮮明に描かれています。
楽曲の完成度が非常に高く、新体制に移行する寂しさや不安感を吹き飛ばすような、多くのファンを納得させる作品に仕上がっています。
またMVに出演した大人気モデル・本田翼の存在感も大きく、バンドの華やかな魅力を後押ししています。
新しいBase Ball Bearの姿が見える楽曲として人気が高いです。
ファンとともに成長を続けるバンドの魅力が詰まった「Flame」
▲Base Ball Bear - Flame (Music Video Short Ver.)
Flame 歌詞 「Base Ball Bear」
https://utaten.com/lyric/mi19011614
2019年発売のEP『ポラリス』に収録の『Flame』。
こちらは前年に立ち上げた自主レーベル、DGP RECORDSから初めてリリースされた楽曲となっており、バンドにとっても重要な作品となっています。
どこか懐かしさのある曲調に、ほんの少しの切なさをプラスしたような雰囲気が特徴のこの曲は、青春真っ盛りの青々とした楽曲とはひと味違い、大人の余裕を見せつけるような落ち着いた空気感がクセになるファンも多いようです。
そんな中訪れるギターソロのパートにはその雰囲気を一転させた激しいロックのフレーズが組み込まれており、楽曲にアクセントを加えています。
「ファンと一緒に成長していく」ような彼らの存在感と合わせて、ファン人気が非常に高い一曲でもあります。
新たな世界観を描く3人の進化から目が離せない!
2006年の結成以来、細やかな歌詞の描写と完成度の高いサウンドでファンを魅了し続けてきたBase Ball Bear。
青春ソングの定番をいくつも生み出してきた活動初期〜中期と比較すると、近年はちょっぴり大人っぽい落ち着いた雰囲気の楽曲も多くリリースしています。
しかしそんな流動的な作品の中に残り続けるのは、ボーカルの小出祐介をはじめとする3人のメンバーが確立してきたスタイル。
市場の急成長とともに新たな展開を見せるこれからの邦楽ロックのシーンにおいても、確かな存在感を放ち続けることは間違い無いでしょう。
そんな彼らのこれからにも目が離せませんね。

TEXT ヨギ イチロウ

UtaTen

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