左上から時計回りに、森田祐樹(Gu)、サディスティック天野(Dr)、成田幸駿(Gu)、ヤマモトユウキ(Vo)、佐野雄治(Ba)

左上から時計回りに、森田祐樹(Gu)、サディスティック天野(Dr)、成田幸駿(Gu)、ヤマモトユウキ(Vo)、佐野雄治(Ba)

【錯乱前戦 インタビュー】
ハングリー精神剥き出しの
1stアルバムが完成!

2017年より本格的に活動をスタートさせた若干21歳の5人組バンド、錯乱前戦。ガレージロック、ブルース、パンクとメンバーそれぞれの血肉となっている音楽をベースにしながら、若々しいエネルギーと衝動で聴く者の心を掴んでいる。彼らの名刺代わりとなる1stアルバム『おれが錯乱前戦だ!!』についてヤマモトユウキ(Vo)に訊いた。

まずはバンドの結成の経緯を聞かせてください。

高校1年生の夏に軽音楽部で結成しました。軽音楽部にはそんなに男子がいなかったので自然と集ったのが今のメンバーなのですが、“楽しいことになりそうだぞ”と思ってましたね。ロックンロールに出会った時からヴォーカルの姿に自分を重ねてライヴ映像を観ていて、歌ったり踊ったり跳ねたりしてて、“これなら自分にもできる!”と思ってバンドをやろうと思いました。

今作を聴いてガレージロック、ブルース、パンクなどの血肉となっている音楽が伝わってきましたが、20代と知って驚くくらいの振り切りと貫禄を感じました。結成時から“こういうバンドがやりたい”というビジョンは固まっていたのでしょうか?

個人的には初期のThe Rolling Stonesみたいなバンドをイメージしてました。みんなで話し合ったりすることはなかったので、自然と今のスタイルになった感じです。とはいえ、最初の頃はKANA-BOONやSPYAIRなど、流行っていたバンドのコピーをしていました。もう辞めようかと思ったこともありましたが、オリジナル曲を作り始めてから楽しくなって今まで続いています。最初の頃に作った曲は今思うと歪なポップスのクソみたいなものでしたが、そこで情熱を燃やす楽しさを知りました。

今作は1stアルバムということで、タイトルの“おれが錯乱前戦だ!!”にもバンドの名刺代わりになるような、現状を詰め込んだ一枚であることが分かりますが、制作はどんなことから取り掛かっていきましたか?

まずは録りたい曲を決めて。イメージとしてはうるさくて、早くて、生々しくて、踊れるアルバムが作りたいと思ってました。結果、すごく性急でリアルなスピード感を持った一枚になったと思います。

ライヴ音源を聴いているような躍動感があるのも聴いていて楽しいです。

曲順はレコードのようにA面B面を意識して組みました。A面で加速して、B面で踊るイメージです。レコーディングはヴォーカルも含めた一発録りで、ライヴで演奏するのと同じテンションでやれるようにリラックスして録りました。

「君のハートはブルーだよ」はリード曲のひとつかと思いますが、どのように作っていきましたか?

サディスティックが書いた歌詞に僕がメロディーを付けて歌になりました。歌詞を見た時にいい景色が浮かんだので、そのイメージに近付くように音を少なくしてグルーブを高めています。

楽曲はセッションで作っているのかなと思いましたが、実際はどうですか?

セッションで作った曲はあまりなく、大体が鼻歌から作ってます。僕の場合、歌詞は移動してる時にできることが多いですね。

先ほどおっしゃっていたThe Rolling Stones の他にも、↑THE HIGH-LOWS↓やRCサクセションなど影響を受けたミュージシャンがたくさんいて、今作にもそのリスペクトがたくさん散りばめられていると思いますが、好きなミュージシャンはヤマモトさんにとってどんな存在ですか?

今も変わらずヒーローであり、アイドルですね。

特に自分たちの音楽を聴いてもらいたい人っていますか?

僕らと同じように退屈してる人に聴かせたいです。自分たちも退屈してるので、それを集めて燃やせたら最高だと思います。

取材:千々和香苗

アルバム『おれは錯乱前戦だ!!』2020年3月4日発売 たわしレコーズ
    • UXCL-225
    • ¥2,000(税抜)

「タクシーマン」MV

「君のハートはブルーだよ」MV

左上から時計回りに、森田祐樹(Gu)、サディスティック天野(Dr)、成田幸駿(Gu)、ヤマモトユウキ(Vo)、佐野雄治(Ba)
アルバム『おれは錯乱前戦だ!!』

OKMusic編集部

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