赤坂大歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』のビ
ジュアルが完成 手掛けたのは映画『
STAR WARS』浮世絵の画家・石川真澄

2020年5月5日(火・祝)~24日(日)TBS 赤坂 ACT シアターにて上演される、赤坂大歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』のビジュアルが公開となった。
本作品を手掛けたのは、2015年映画『STAR WARS』浮世絵「星間大戦絵巻」で反響を呼び、KISS、David Bowieなど世界的ミュージシャンとのコラボレーションでも知られる気鋭の画家、石川真澄。約3ヵ月の製作期間を経て「怪談 牡丹燈籠」の浮世絵が完成した。
2008年9月、十八代目中村勘三郎の“芸能の街・赤坂で歌舞伎を!”という一言から始まった「赤坂大歌舞伎」。 世話物の傑作『狐狸狐狸ばなし』/松羽目物『棒しばり』は、これまで歌舞伎を観たことがなかった方々の関心をも喚起し、大成功を収めた。
2013年には、亡き中村勘三郎の遺志を継ぎ、中村勘九郎、中村七之助兄弟を中心に、赤坂大歌舞伎の新たな歴史の 1 ページが、勘三郎の当り狂言であった『怪談乳房榎』によって開かれ、現代、そして世界に通じる舞台を繰り広げた。
そして、2017年4月に上演された5度目となる赤坂大歌舞伎では、蓬莱竜太の作・演出による新作歌舞伎『夢幻恋双紙 赤目の転生』を上演。愛した女を幸せにするために転生を繰り返す男の話に、多くの人が感涙した。
今回、約3年の時を経て上演される「赤坂大歌舞伎」のタイトルは『怪談 牡丹燈籠』。三遊亭圓朝の長編落語が原作で、三大怪談噺の一つと呼ばれ、明治25年に歌舞伎 になって以降、これまで何度も上演されてきた人気の演目。今回は中村獅童も加わり、脚本と演出には昨年 放送されたテレビドラマ版でも脚本・演出を手掛けた源孝志を迎え、原作落語にある人間模様の面白さを再発掘し、新たな解釈も加えた新作に挑む。男女の愛憎、富を手に入れ狂い出す人生、忠義ゆえに企んだ仇討ち……情事とサスペンスまでもが絡み合う人間の煩悩や本質を、今後の歌舞伎界を担う人気役者たちが競演する、令和版の「牡丹燈籠」に期待しよう。
画家 石川真澄 コメント
石川真澄
全体の一部の描写にすぎず、物語本来のテーマは、やはり「人間の業」でしょう。
今回のビジュアルは、象徴としてのお露に、人間のもつ業の深さ、怖さを込めて制作しました。手に持つ団扇の柄は、美しいお露の霊を牡丹に見立てているのと同時に、美しい花に引き寄せられる蝿も、惑わす方の牡丹もまた業である、という意味合いも含めています。
「幽霊より、人間の方が恐ろしい」……一見、幽霊として描かれたお露の絵から、そんなイメージを感じて取っていただけたら幸いです。
<プロフィール>
1978年東京生まれ。2000年に六代目歌川豊国に師事。まもなく六代目が他界したため、独学で浮世絵表現を習得し画家、絵師として独立。近作に『DAVID BOWIE』浮世絵(ロンドンの大英博物館に所蔵)、『New Era』とのプロダクトコラボレーション、『STAR WARS 歌舞伎』メインヴィジュアルほか多数。2020 年待望の『STAR WARS』浮世絵新作『星間大戦絵巻 侍第師範 擁懦』(ヨーダ)発売。そして作品集『石川真澄 作品集 IMAGINATOR』発売予定。今昔ラボ主宰。

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