宮沢りえが道ならぬ恋に突き進む女性
を演じる トルストイ不朽の名作『ア
ンナ・カレーニナ』が新解釈で上演決

2020年8月7日(金)~9月3日(木)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、9月10日(木)~13日(日)まで京都・京都劇場にて、激動する19 世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの不朽の名作『アンナ・カレーニナ』の上演が決定した。
ロシアを代表する文豪であるレフ・ニコラエヴィチ・トルストイが1800年代後半に書き上げた長編小説「アンナ・カレーニナ」は、世界中から称賛され、「芸術上の完璧であって、現代、ヨーロッパの文学中、なに一つこれに比肩することのできないような作品」と言わしめたロシア文学の金字塔。この名作を、イギリスの気鋭の演出家フィリップ・ブリーンが新解釈で戯曲化し、演出する。アンナ、ヴロンスキー、カレーニンの三角関係を中心に描かれることが多い作品だが、今回のフィリップ版では、破滅に向かうアンナの「愛」と、未来への希望を感じさせるリョーヴィンとキティの「純愛」とを対照的に描く。
タイトルロールとなるアンナ・カレーニナを演じるのは、2018年に第25回読売演劇大賞の大賞および最優秀女優賞を受賞するなど演技者としてますます磨きがかかる宮沢りえ。フィリップと初タッグで、社交界の華であったが“初めての恋”に燃え上がり破滅の道へと突き進んでいくアンナを生々しく演じる。
そして、恋には不器用ながらも真実の愛を手に入れるコンスタンチン・リョーヴィンを宮沢氷魚。アンナと道ならぬ恋に堕ちる自信に満ち溢れる若き美青年将校アレクセイ・ヴロンスキーを白洲迅。リョーヴィンの求婚に応えるドリーの妹カテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)を川島海荷。オブロンスキーの妻で、夫の浮気癖に悩まされるも家族を愛するダリヤ・オブロンスカヤ(ドリー)を大空ゆうひ。アンナの兄で顔が広く誰からも愛されるステパン・オブロンスキーを吹越満。更に、アンナの夫でペテルブルグの著名な政府高官、アンナを愛しているがそれを表現する術を持たないアレクセイ・カレーニンを段田安則と、若手からベテランまで豪華キャストが結集した。激動する19世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの長編大作が、フィリップの手によってどのように現代に蘇るか、期待が高まる。
宮沢りえ コメント
アンナ・カレーニナのアンナという役は私にとって、とても大きな挑戦です。乗り越えるべき壁は果てしなく高いような気がしていますが、演出家のフィリップ・ブリーンさんを迎え共演者のみんなと、今まで誰も見たことのないトルストイの世界へ皆さんをお連れできるよう、心と身体をフル回転させて挑みたいと思います。
【Story】
19 世紀ロシア。美しく魅惑的な社交界の華アンナ・カレーニナは、著名な政府高官の夫カレーニンと一人息子と共にサンクトペテルブルクに暮らしていた。ある日、モスクワを訪れたアンナは、若き青年将校ヴロンスキー伯爵と出会う。一目で惹かれ合う二人。熱烈なヴロンスキーからのアプローチを拒絶し続けるアンナだったが、自分の心を偽ることができず、ついにヴロンスキーと恋に堕ちる。
カレーニンは妻アンナの気持ちと行動を知りつつ、体面を保つために妻に忠告するにとどめていたが、当然心中穏やかではいられない。そんな夫にアンナは、堂々と「ヴロンスキーを愛している」と告げるのだった。若くして結婚したアンナにとって、それは“初めての恋”にほかならなかったのだ。カレーニンとの離婚が成立しないまま、アンナはヴロンスキーとの間に娘をもうけ、一緒に暮らし始める。だが社交界の掟を破ったアンナに周囲が注ぐ視線は、当然冷たい。ヴロンスキーとの愛に全てを捧げる覚悟を決めていたアンナだったが、次第に精神的にも追い詰められていく。
一方、アンナの兄オブロンスキーは、自身の浮気が原因で妻ドリーとの夫婦仲が危機に瀕していたが、アンナの取りなしでどうにか事なきを得ていた。オブロンスキーの若き友人リョーヴィンはドリーの妹キティに一度求婚するも、ヴロンスキーに夢中だったキティにあえなく振られ、田舎で農地経営に精を出していた。キティもまたヴロンスキーへの淡い恋心を踏みにじられ、愛を信じられなくなっていたが、勇気を出したリョーヴィンからの二度目のプロポーズを受け入れる。リョーヴィンとキティは真実の愛を手に入れ、地に足の着いた暮らしを始めるのだった。不安定なアンナを支えるヴロンスキーには、母が勧める縁談が持ち上がっていた。疑心暗鬼にかられたアンナは朦朧と街をさまよい、自ら列車の前に身を投げる──。

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