L→R 矢城山武義(Gu)、阿弥歌澄(key)、佐々緋鞘(Vo)、理一(Dr)、葉瀬川智也(Ba)

L→R 矢城山武義(Gu)、阿弥歌澄(key)、佐々緋鞘(Vo)、理一(Dr)、葉瀬川智也(Ba)

【Allegiance Reign インタビュー】
日本の文化をたくさんの人に
知ってもらいたい

北欧にバイキングメタルがあるなら日ノ本に戦国バトルメタルがあったっていいじゃないか!…というわけで爆誕したAllegiance Reign。初の長編合戦組曲(アルバム)となる『Ei Ei O』は、シンフォニックサウンドに彩られたストーリー仕立ての全11曲を収録。そんな作品について“殿”こと佐々緋鞘(Vo)と、“落ち武者”こと矢城山武義(Gu)に訊いた。

海外でも通用する
日本らしいバンドで戦う

まずは結成のいきさつから教えてください。

緋鞘
最初はこのふたりからスタートしたんですけど、そもそものコンセプトは武義殿の発案です。彼がバトルメタルをやりたいと言ってきて。
武義
北欧にはバイキングメタルというジャンルがあるんですけど…

Turisasとか?

武義
そうです、そうです。今日もこれ(TurisasのTシャツ)を着てきてるんですけど、勝負Tシャツなんですよ(笑)。それの日本版をやりたかったんです。

スウェーデンにバイキングメタルがあるんだったら日ノ本には戦国メタルがある!と。

緋鞘
要はそういうことです。さらに、海外でも通用するバンドを作りたいと。それでバンド名も英語なんです。昔は歌詞も英語で歌わなきゃ外国人に聴いてもらえなかったので、最初は全部英語で作ってたんですよね。
武義
ところが、1年半くらい前にMVやライヴ動画をネットにアップしたら、外国人の方からのコメントで“なんで日本語でやらないんだ?”って言ってくる人が多くて。昔は英語じゃなきゃダメだったのが、ちょっと逆転してきたみたいですね。最近は土着型のフォークメタルというのもあって、その地域のものを大切にしたバンドも出てきてるんですよ。例えば“森メタル”と言われるフィンランドのKorpiklaaniは現地の言葉で歌ったりもしてますし。それで、我々も日本語を入れてやってみようというのでできた楽曲が、MVにもなっている「Ei Ei O~勝鬨」なんです。だから、日本語の歌詞は最近書き始めました。
緋鞘
いつの間にか日本と海外の垣根がなくなってる感じがここ何年かあって。英語が絶対だったのが、意外と日本語好きな外国人がいたりするんです。ちょっと昔の感覚とは違ってきてますね。最初は全て英語詞でやろうとしてたんですけど、最近は日本語と英語と折衷でできたら面白いかなって思ってます。
武義
日本らしいバトルメタルで、海外の人たちにも通用するようなコンセプトなり、曲なりで戦っていきたいです。

合戦(ライヴ)ではメンバーが甲冑や陣羽織を着用してらっしゃるそうですね。

緋鞘
武義殿から勧誘を受けた時、彼は久しぶりのバンド活動で溜まりに溜まったものがあったみたいで、“こういうことやりたい、ああいうことやりたい”っていうコンセプトをA4の紙にびっしりと書いて持ってきたんですよ。面白いことをしたいっていうのは伝わったので、とりあえず一緒にやることにしたんですけど、まさか本当に鎧を買ってくるとは(笑)。丸武産業さんっていう鎧を一手に引き受けてるメーカーさんがあるんですけど、そこへ鎧を見に行ってきますって。
武義
大河ドラマとかの甲冑もほぼそこで作ってるんですよ。
緋鞘
見に行くだけのはずだったのに、ローンを組んで帰ってきて(笑)。

マイ甲冑を持ってる方ってなかなかいないと思います(笑)。

緋鞘
それを買ってきたので、“この人、本気なんだ!”と思って自分も買いました。他のメンバーも良い意味で頭のおかしい人ばかりなので、みんな何も言わずに買ってましたけど(笑)。そういう意味では、わりとスムーズにスタートは切れた感じでしたね。

曲を書いてるのは武義殿?

武義
はい、それがしが全部書いてます。細かいフレーズや歌メロとかはスタジオで変えたりしますけど、おおよそは自分が全部作っていきます。

“エイエイオー”とか日本らしいフレーズはありますけど、ベースとなっている音楽性はケルティックなシンフォニックメタルなんですね。

武義
自分が好きだったものをやりたいっていうのと、新しいものを作りたいという気持ちもあって。今は和とシンフォニックをどう融合させれるかっていう部分を考えながらやってるところです。和に寄せるだけだったら和楽器をもっと活用すればいいんですけど、我々らしさをどこで出すのかって考えると、ただ和楽器に乗っかるだけじゃ違う気がするんです。和とシンフォニックをどう融合させるかっていう部分で新しいものを確立できれば、それがオリジナリティーになると思うんですよ。
緋鞘
ざっくり言うと大河ドラマのイメージなんですよね。
武義
自分の中では大河ドラマのオープニングの曲って、交響曲だけど和を表現してるイメージがあるんです。馬が走ってる場面で流れてる音楽も交響楽団が演奏してたりするじゃないですか。ああいうイメージのものを曲として作りたいんですよ。なので、そういうシンフォニックなもので和をどう表現するかっていうのを考えながらやってます。
L→R 矢城山武義(Gu)、阿弥歌澄(key)、佐々緋鞘(Vo)、理一(Dr)、葉瀬川智也(Ba)
L→R 阿弥歌澄(key)、矢城山武義(Gu)、佐々緋鞘(Vo)、葉瀬川智也(Ba)、理一(Dr)
アルバム『Ei Ei O』

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • PunkyFineのそれでいきましょう!~V-MUSICジェネシス日記~
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada presents / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 魔法少女になり隊 / 「魔法少女になり隊明治のあったりなかったり」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 嘘とカメレオン / 「猫を抱いて蝶と泳ぐ」
  • 高槻かなこ / 『PLAYING by CLOSET♪♪』

新着