Christine and the Queens、サプライ
ズ・リリースで話題呼んだ最新EP『L
a vita nuova』フィジカル盤リリース
決定

Header Photo by Camille Vivier

フランスの次世代のポップス・シーンを担うChristine and the Queensが2月にサプライズでデジタル・リリースした最新EP『La vita nuova』のフィジカル盤(輸入盤CD)を、本日5月29日(金)(輸入盤LPは6月26日)にリリースした。

2014年に1stアルバム『Chaleur Humaine』が本国やUKでのヒットしたことがきっかけとなり、音楽業界で話題のアーティストとなったChristine and the Queens。Madonna、Lorde、Elton Johnからの注目を集める中、2018年にリリースした2ndアルバム『Chris』は、「The Guardian」が選出する年間ベスト・アルバムで1位を獲得。ほかにも多くの海外メディアで年間ベスト・アルバムにピックアップされるなど世界的な評価を受けたことは記憶に新しい。また、2019年の『Coachella』出演やCharie XCXとのコラボ曲「Gone」も大きな話題を集めた。
“新しい人生”という意味が込められ本作は、ボーナス・トラックを含む全6曲を収録。MetronomyStealing Sheepなどの作品も手がけ、『Chaleur Humaine』の英語版のリワークも手がけたAsh Workmanが再び共同プロデューサーを務め、ゲストには元ChairliftのCaroline Polachekを迎ている。

タイトルは、イタリアの詩人・ダンテによる古典詩集『Vita Nuova』(日本名『新生』)のオマージュであり、曲名やリリックには恋人との別れやそれによって悲しみに打ちひしがれる自分の姿など、“儚さや喪失”といった感情が深く刻みこまれている。
Christine and the Queens Photo by Camille Vivier

サウンドに関しては先述の『Chris』に比べ、テンポの面ではスローダウンしてはいるものの、自ら提唱する80’sシンセ・ポップ要素を持つレフトフィールドな“フリーク・ポップ”路線は全編に渡って踏襲され、その魅力は全く損なわれていない。また、1曲目「People, I’ve been sad」は、過去曲の「Make some sense」のような広がりのある歌声を聴かせる幻想的なバラードだが、2曲目「Je disparais dans tes bras」はボルチモア・ブレイクスのような声ネタが印象的なブレイクビーツ曲になっており、これまでのムードが一転。しかし、3曲目、メロウなピアノ・バラード「Mountains (we met)」では再び幻想的な展開となり、続く4曲目トリッピーでどこかR&Bさも感じる「Nada」はフィナーレに向けた助走の役割を果たす。そして、5曲目、Caroline Polachekとのデュエット曲でキャチーなシンセ・ポップ「La vita nuova」をもって、本作の幕は降りるが、このようなスローテンポとアップテンポの曲がほぼ交互に並べられたトラックリストの構成もまた、Christineが対峙する“儚さや喪失”によって起こる感情の起伏を表現しているかのようだ。
さらに、本作に合わせてコンセプチュアルな短編映像作品『La vita nuova』も公開されている。この映像はChristineの想像の世界から生まれたもので、Charli XCX、RobynやPhoenixの作品を手がけたColin Solal Cardoが、フランス・パリのオペラ・ガルニエにて撮影。吸血鬼のような悪魔に魅入られた末に愛するものを失うChristine。そして、自らも悪魔に身を落とす姿が描かれるストーリーは、“儚さや喪失”と我々の関係性のようにも思える。


なお、この幻想的な世界観の中で繰り出されるChristineとダンサーたちの躍動感あるダンスの振り付けは、Siaの大ヒット曲「Chandelier」のMVの振り付けを手掛けたLAで活躍するRyan Heffingtonが手がけている。


【リリース情報】

Christine and the Queens 『La vita nuova』

Release Date:2020.02.27 (Fri.)※
Tracklist:
1. People, I’ve been sad
2. Je disparais dans tes bras
3. Mountains (we met)
4. Nada
5. La vita nuova feat. Caroline Polachek
6. I disappear in your arms (bonus)

※輸入盤CD:5月29日(金) / 輸入盤LP:6月26日(金)

■ Christine and the Queens 日本レーベル・サイト(https://carolineinternational.jp/christine-and-the-queens/)

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