「いーあるふぁんくらぶ」の歌詞を考察!言語の壁を超える熱いラブソング

「いーあるふぁんくらぶ」の歌詞を考察!言語の壁を超える熱いラブソング

「いーあるふぁんくらぶ」の歌詞を考
察!言語の壁を超える熱いラブソング

珍しい「中国語」がテーマの楽曲
大人気ボカロP「みきとP」の初のミリオン達成楽曲『いーあるふぁんくらぶ』。
動画公開からたったの2ヶ月でミリオン達成に至ったこの名曲は、ボカロ界でも珍しい「中国語」をテーマとした楽曲で話題となりました。
「太鼓の達人」や「maimai」といった音楽ゲームでも収録がされるなど、今も多くの人々に聴き継がれる楽曲です。
今回はこの楽に込められている物語を考察します。
まず始まりの歌詞から見ていきましょう。

いーあるふぁんくらぶ 歌詞 「みきとP feat.GUMI,鏡音リン
https://utaten.com/lyric/jb51302032
有名な中華街「南京町」の一部を抱えた町「元町」。
主人公はその駅前の「ハンユー講座」にきているようです。
「ハンユー」とは中国語の一種「漢語」を指す言葉であり、ここから主人公が中国語を習いにきていることがわかります。
ですが恥ずかしのか、次の歌詞では日本語で挨拶をする主人公。
そんな彼に講座の先生からダメ出し。
ここでは恥ずかしさなど持っていてはダメなのです。

いーあるふぁんくらぶ 歌詞 「みきとP feat.GUMI,鏡音リン」
https://utaten.com/lyric/jb51302032
月謝は安くないのに、テキスト三ページ目でつまずく始末。
しかし、めげずに勉強を続けている様です。
それにしても、どうして主人公は中国語を習いにきたのでしょうか。
中国語を学ぶのは「君」の為
いーあるふぁんくらぶ 歌詞 「みきとP feat.GUMI,鏡音リン」
https://utaten.com/lyric/jb51302032
「うぉーあいにー」とは、「愛してる」という意味の中国語です。
どうやら主人公には好きな相手がいる事ようですね。
「君」というその相手に思いを伝える為に、中国語が必要なようです。きっと「君」は中国人なのでしょう。
どんどん好きな相手と同じ言葉が使えるようになるのが嬉しいのか、そのサビの入りもどこか浮かれたテンションの歌詞が歌われています。
そして2番でもこのように歌われています。

いーあるふぁんくらぶ 歌詞 「みきとP feat.GUMI,鏡音リン」
https://utaten.com/lyric/jb51302032
今度は「君と」から「君の」に言葉が変化しています。
どうやら主人公は中国語を言えるようになっただけではなく、ちゃんと聞き取れるようにもなったようです。
言葉の意味を知っている事と、それを聞きとれるかはまた別のお話です。
本当にお喋りが出来るようになるのは、相手の言葉も聞き取れるようにならなければいけません。主人公はそれを成し遂げたようです。
ですが代わりの代償も少なからずあった事が、Cメロで唄われています。

いーあるふぁんくらぶ 歌詞 「みきとP feat.GUMI,鏡音リン」
https://utaten.com/lyric/jb51302032
中国語の勉強に時間を費やし過ぎたのでしょうか。
現実の友達が減ってしまったようです。
ですが、恋を前には散る友情も仕方ないと思っているようです。
それだけ主人公はこの「君」の事を思っているという証拠なのでしょう。
人々が「言葉」を習う理由
さてそんな中国語恋愛ソングですが、この楽曲に出てくるのは主人公だけではありません。

いーあるふぁんくらぶ 歌詞 「みきとP feat.GUMI,鏡音リン」
https://utaten.com/lyric/jb51302032
2番に登場する「みかちゃん」。
主人公と同じ中国講座に通う彼女は、台湾で行われる「ジェイ・チョウのコンサート 」の為に勉強をしている模様。
ライブの為に勉強しにくるだなんて、彼女のジェイ・チョウへの熱意の凄まじさには驚かされます。
また、みかちゃん以外にも、もう天国に行ってしまった香港出身の俳優や、台湾で活躍中の大好きな俳優に思いを伝えたくって勉強している人達が登場しています。
どうやらこの講座来た人達は皆、主人公のように誰かに思いを伝える為にやってきているようですね。
そして、そんな彼らが出てくる楽曲の最後に歌われるのはこの歌詞です。

いーあるふぁんくらぶ 歌詞 「みきとP feat.GUMI,鏡音リン」
https://utaten.com/lyric/jb51302032
中国語で「愛してる」の意味をさす「我愛你(うぉーあいにー)」。
これが主人公が「君」に伝えたいと思っている言葉なのでしょう。
と同時に、この講座に来ている人達の気持ちを代弁しているものだとも思います。
彼らは皆、大好きな相手に気持ちを伝える為に言語を学びにきています。
その根本にある気持ちを一言でまとめると、この最後の歌詞がふさわしいように思うのです。
「好き」を伝えたいという気持ちの前に大きく立ちはだかる、言語の壁。
ですが、それを乗り越えるだけの熱い情熱を持って彼らはこの講座に集まっている。
これは恋愛ソングではなく、国境すらも超えて溢れる情熱・気持ちを伝える為に、未知なる言語の世界へ挑む人々の情熱溢れる恋愛ソングなのです。

TEXT 勝哉エイミカ

UtaTen

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