『フェスティバル/トーキョー20』の
開催が決定 「想像力どこへ行く?」
をテーマに8組のアーティストが参加

2020年10月16日(金)から11月15日(日)『フェスティバル/トーキョー20』の開催が決定した。
『フェスティバル/トーキョー』(以下F/T)は、東京から新しい文化の波を生み出すべく2009年に開始されたイベント。
新型コロナ(COVID-19)感染症の拡大により、これまで通りの人の移動、交流が難しくなってきた今、からだが留まっても働かせることができるひとりひとりの「想像力」の役割が増してきている。F/T20では、そんな背景から、「想像力どこへ行く?」をテーマに、人や都市から始まる舞台芸術祭ならではの新しい舞台芸術のかたちを提示していくという。
参加アーティスト(予定)は、セノ派(杉山至、坂本遼、佐々木文美、中村友美/舞台美術家コレクティブ/日本/アートプロジェクト)、Hand Saw Press(日本/アートプロジェクト)、ファビアン・プリオヴィル・ダンス・カンパニー(ドイツ/ダンス)、松井周(日本)✕キム・ジョン(韓国)(演劇)、モモンガ・コンプレックス(日本/ダンス)、村川拓也(日本/演劇)、テアター・エカマトラ(シンガポール/演劇)、BIPAM(タイ・日本/交流プロジェクト)のほか、研究開発プログラム、教育普及プログラム。
感染症対策を実施した新しい上演・上映スタイルを探りながら、F/Tでしか出会えない舞台芸術プログラムをはじめ、まちなかでの上演や、オンラインを活用したプログラム、若手アーティストと協働する事業、市民参加型の作品など、多彩なプロジェクトが展開されるという。プログラム詳細は、7月10日(金)発表予定だ。
ディレクターズ・メッセージ F/T20 「想像力どこへ行く?」
無数の想像力が、いまこの瞬間にも、どこかのドアを開けに行こうとしています。
ふだんとは違う人の移動や出会いが起こる機会になることが、フェスティバルの大切な機能のひとつだと、F/Tでは考えてきました。なぜなら移動や出会いは、未来に何かが生まれる可能性につながるからです。とくにアートは、経済合理性と無縁とは言えないまでも、わたしたちを無意識に縛る効率や常識からあえて距離を置き、意外な通路、入口や出口を作れるはずだと信じています。
ところがご存知のとおり、ヒトの移動や出会いが極端に難しくなる事態が、今年になって世界的な規模で起こりました。COVID-19の大流行により、移動や出会いの意味がすっかり変わってしまい、それらのリスクとありがたみの両方が剥き出しになっています。国と国の間だけでなく、都道府県の間や、家の内と外の間、人と人との間にまで、突如国境が出現したかのようです。
こんな状況だからこそ、想像力が大事だと、誰もが思っているはずです。困難な状況に置かれている人々のことを考えなければならない。来るべき事態に備えなければならない。しかし想像力は、いつもそう都合よく働くとはかぎらないこともわかっています。第一わたしたちは、今年の初めまで、この事態を想像すらできていませんでした。それにわたしたちは、よいこと、真面目なことばかりを想像するわけでもありません。手に負えない想像力が、わたしたちを食べてしまうこともある。もう想像するのに疲れてしまっているかもしれない。
それでも想像力が止まらないのは、自分のこと、人のこと、社会のこと、世界のこと、とくにそれらの未来のことを、わたしたちが気にせずにはいられないからだと思います。感染症との付き合いが長期にわたると予想されるなか、どれだけ形を変えてでも、国内外含めた交流の通路を確保し、未来に何かが生まれる可能性を耕しつづけることが必要だと考えて、フェスティバルの開催を決めました。からだに制限がかかっても、想像力とともに開けられるドアがあるし、想像力が生み出す現実があります。
今年の会期がさまざまな参加者の方たちとともに出会いの意味をアップデートする機会となるように、まずはアーティストやパートナーの方々と実現可能な色々な形を探っている最中です。新しい状況は随時お伝えしていきます。秋にお会いするのを楽しみにしています。
ディレクター 長島 確・共同ディレクター 河合千佳

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