スピッツ「猫ちぐら」初リモート楽曲の優しさ溢れる歌詞に胸アツ!

スピッツ「猫ちぐら」初リモート楽曲の優しさ溢れる歌詞に胸アツ!

スピッツ「猫ちぐら」初リモート楽曲
の優しさ溢れる歌詞に胸アツ!

「白いシャツ」から広がる世界

『猫ちぐら』は、コロナウィルスの影響によるステイホーム中に、メンバーが一度も顔を合わさずデータ音源のやりとりで制作したスピッツ初のリモート楽曲。
ボーカルの草野マサムネがパーソナリティを務めるラジオ番組「SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記」で予告なしにオンエア。
それをきっかけにtwitterのトレンドランキングにも登場して話題を集めました。
初めてのリモート楽曲を難なく完成させ、さらにその曲をあっさりラジオでオンエアしたスピッツ。
ベテランならではの余裕を感じる『猫ちぐら』の歌詞を見ていきましょう。

猫ちぐら 歌詞 「スピッツ」
https://utaten.com/lyric/ma20062410
風のように自然な声で草野が歌う『猫ちぐら』。「汚れちまいそうな白いシャツ」は、学校の夏の制服を連想させますね。
白い夏服の学生たちが楽しそうに笑いながら、でも時々意地悪も言い合って賑やかに歩いていく風景が広がって行くようなオープニングの歌詞です。
猫ちぐら 歌詞 「スピッツ」
https://utaten.com/lyric/ma20062410
「おにぎり」ではなく「にぎり飯」という言葉が、とても彼らしい歌詞です。
「流れにまかせ似た景色上書きしてきた」は、アリの行列をまたいで学校へ行き、お弁当を食べていた何の変哲もない学生時代の日々を表現しているのかも知れません。
猫が喜ぶ「猫ちぐら」とは
猫ちぐら 歌詞 「スピッツ」
https://utaten.com/lyric/ma20062410
タイトルにもなっている『猫ちぐら』とは、天然の藁で編んで作られる、ドーム型の猫のお家のこと。
本来は「ちぐら」と呼ばれる人間の赤ちゃん用のゆりかごを指す言葉で、いつしか猫にも使用するようになり、この名が誕生したそうです。
冬は暖かく夏は涼しい小さな『猫ちぐら』は、猫にとって最高に安心できる場所だったのでしょうね。
この曲の主人公は、そのような部屋に好きな女の子といつか一緒に住めたらいいなと想像していたのかも知れません。
「斜め方向の道」の先にあるものは?
猫ちぐら 歌詞 「スピッツ」
https://utaten.com/lyric/ma20062410
「斜め方向の道」とは、平凡な日々を送っていた主人公の人生に訪れた初めての転機を意味しているのではないでしょうか。
それは、主人公も予想していなかった自分の夢を叶えるためのチャンスで、田舎から都会へと出て行くことになったのかも知れません。
猫ちぐら 歌詞 「スピッツ」
https://utaten.com/lyric/ma20062410
「パラレルな世界」とは、SF映画でよく描かれる、自分が存在している現実と並行して進むもう1つの世界のことですよね。
「斜め方向の道」は、主人公が夢を叶えるために向かう都会という「パラレルな世界」への入り口ではないでしょうか。
そこで新しい人生が始まるけれど「さよならじゃない」。
その言葉からは夢を叶えようとする主人公の強い意志が伝わってくるような気がします。
夢を追う人を優しく包む「猫ちぐら」
猫ちぐら 歌詞 「スピッツ」
https://utaten.com/lyric/ma20062410
このフレーズは、新しい世界で自分の能力に自信を失った主人公の気持ちを表現しているような気がします。
不安で夜になると泣いてしまうけれど、それでも「心弾ませる良いメロディー」を追い続ける。
ステイホーム期間中、自分自身を振り返った人も多いと思います。もしかしたら、草野も自分自身の青春時代を振り返り歌っているのかも知れません。
猫ちぐら 歌詞 「スピッツ」
https://utaten.com/lyric/ma20062410
夢を追い続けているといつのまにか辛い日々は去り目標も見えて来た。
たとえ離れ離れになっても並行に進む世界でみんな精一杯に生きている。
その世界で幸せな日々を築いていこうという想いがこのフレーズで歌われているように感じます。
「願わくば」という言葉から、人を思いやる草野の優しさが伝わるこの曲は、夢を追う人へのスピッツからの応援ソングだと思います。
そして、猫が安心する『猫ちぐら』のように、みんなを安心感で包み込んでくれる曲ではないでしょうか。

TEXT 岡倉綾子

アーティスト

UtaTen

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