メリーゴーランドに熱狂を乗せて進め
!進め!進め!HOT DOG CAT、前回は無観
客だった渋谷WWWでのワンマン公演を
、有観客でリベンジ!!

本当なら3月3日に、渋谷WWWを舞台に通算3度目となるワンマン公演を行うはずだった。当時はシングル「曖昧me」の先行リリースも兼ねれば、メンバーらが初のバンド演奏へ挑戦、それをみんなの前で初披露する計画だった。いや、実際にワンマンライブは行った。でも、当時の公演はコロナ禍により「無観客ライブ配信」という形で実施。その模様は、先日LIVE DVDとしても発売したので、手に入れてご覧になって欲しい。
その後も、7月にふたたびワンマン公演を発表したが、それも中止に。ようやく有観客として実現したのが、10月14日(水)に渋谷WWWで行った通算4回目となるワンマン公演「HOT DOG CATワンマンライブ『進め!進め!進め!』」になる。この日も、前回に引き続きバンドを従えてのライブ。ここに、当日の模様を記したい。
 生バンドが演奏するSEに乗せ、6人が舞台へ姿を現した。冒頭を飾ったのは、11月17日に発売する最新シングルの「楕円形メリーゴーラウンド」。輝く未来を見据え、自分たちを鼓舞するように「進め!進め!進め!」と力強く歌うメンバーたち。「ゲシュタルト!」「崩壊だ!」と叫ぶ演奏陣の声を背に、メンバーたちは満面の笑顔で「進め!進め!進め!」と歌いながら躍進し続ける。どんな困難が目の前に立ちはだかろうと、彼女たちは何時だって笑顔だ。なんて元気な歌声だ。勢いに触発され、めっちゃ元気が沸き立つ!!
 続く「青春18キック」でも、メンバーたちがフロア中の人たちを力強く指さしながら「きみを好きになるほど」と熱く想いを告白。どんなまわり道になろうとも、彼女たちはいつも満面の笑顔で進み続ける。メンバーたちの夢へ向かう強い意志を示した歌の二連打に触れながら、夢を追いかけ続ける青春の日々を、何時までも彼女たちと一緒に味わい続けたい気持ちでいた。歌詞でも言ってるよ、「青春というのは、ときめく心。挑む勇気」なんだと。青春に年齢は関係ない、明日へ踏みだす気持ちがあれば、何時までも青春は終わらない。笑顔で弾ける姿を通し、6人がそれを教えてくれた。
 「Oi!Oi!」の熱い声を受けて飛びだしたのが、「曖昧me」。この世は割り切れないものであふれているからこそ曖昧だっていいじゃないと、彼女たちは歌いかける。気持ち動くままに活動を続けるHOT DOG CATらしい姿勢を投影した楽曲だ。ぶ厚い音をぶつける演奏陣の迫力にさえ物おじしないどころか、ひょいと乗りこなし、6人はチャーミングなステージングを描き出していった。
 次のブロックではデュエット曲を披露。先に、白河陽奈と黒沢あかりが、BILLY AND THE SLUTS(プロデューサーのHI KARIが在籍するバンド)のカバー曲「DA・DI・DA〜魔法の扉開く三つの呪文〜」を歌唱。赤と白のサイリウムを手にした2人は、華麗にコンビネーションダンスも見せながら、愛しい人への想いを熱唱。間奏では、2人でサイリウムの光によるウェーブもフロア中に作り出していた。想いを一つに背中合わせで歌う姿へ、胸がキュッとときめいた。くるくる回るサイリウムの光と愛らしい歌声で、2人は会場中の人たちのハートに「愛してる」のマジックをかけてゆく。2人のチャーミングなステージングにハートもドキドキだ。
続いては、大原莉奈と鈴本りん。2人もBILLY AND THE SLUTSのカバーとなる、メロディックでパンキッシュなビートチューン「BELIEVE IN YOUR DREAM」を熱唱。力強く腕を振りまわし、高まる気持ちを歌声に乗せ、彼女たちは空へ解き放つように歌っていた。間奏では、高く拳を振り上げ、観客たちを煽る姿も提示。手にしたタオルを大きく振り回す、観客たち。2人も手にしたタオルを振り回し、この会場へ声のない熱狂を生み出していった。
最後に飛びだしたのが、HDCバンドによる演奏。ベースを大原莉奈が、白河陽奈と鈴本りんがギターを手に演奏したのが、「イロイロナイロ」。タンバリンを手にしたヴォーカルの黒沢あかりが舞台上を駆けまわり、ファンたちを煽りだす。指盤を確認しながら必死に弾いていたように、まだまだ拙い演奏はご愛嬌。それでも3人はコーラスも加えながら、黒沢あかりをしっかりサポート。終盤には、候補生の東條紬と桐谷ひとみもコーラス&ダンスで参加。黒沢あかりを筆頭に、無邪気に演奏を楽しむ姿は、眩しく、初々しくも見えていた。
 ライブも後半戦へ。「HERE WE GO!」の声を合図に、激しい演奏が飛びだした。楽曲は、「ワンダフルライフ」へ。「手を伸ばして 手を伸ばして」と歌いながら彼女たちが夢をつかもうと伸ばした手に、想いの手を重ねたくなる。間奏では、メンバーとファンたちが犬や猫のポーズを取りながら一緒にはしゃいでいた。何時か夢に辿り着くと信じ、力強い声で歌う彼女たち。その想いを一緒に支えたい。
 ロマンチックな旋律が流れだす。飛びだしたのが、BILLY AND THE SLUTSのカバー曲「イツモノヨウニ」だ。愛らしい様で、「いつものように いつものままで いつものように笑顔のままで」と歌う声に触れるたび、胸の鼓動が高鳴りたす。歌は、その人を青春時代や恋していた頃の自分へ一瞬にして連れ戻す。「イツモノヨウニ」を聞くたびに、この曲を歌う彼女たちの声を受け止めるたび、キュンと昂る胸の鼓動を抑えられなくなる。そんな気持ちに染めあげる素敵なマジックを、この歌が、HOT DOG CATのメンバーたちがかけてくれる。嬉しさと一緒に涙が込み上がる、この歌が、いつもそんな気持ちに心を染めてゆく。本当は悲しい歌なのに、あんな無敵な笑顔で歌われちゃ、ハートが疼いて仕方がない!!
気持ちをキラキラと昇華してゆくように、HOT DOG CATは高く、力強く手を掲げ「キラキラ✩ポジティブ」を歌いだした。感情の泉をどんどん熱しながら気持ちを高める歌の連打に、身体が熱く騒ぎだす。舞台の上をキラキラした笑顔で駆けまわるメンバーたちの姿をずっと追いかけていたい。本当なら一緒に「キラキラポジティブ」と声を上げたかった。その変わりに、フロアでは無数のカラフルなサイリウムが光っていた。白河陽奈が最後に語った「許してください」の言葉に、ハートが蕩けてしまったよ。
 一瞬の暗転から、ライブは終盤へ。火を吹くキターリフに導かれ飛びだしたのが、胸張り裂けんばかりに愛しくて苦しい想いを歌った「オフィーリア~君に会いたくて~」だ。会いたくても会えない想いが募りに募って出た「君が 君が 好きだ」という言葉。その想いを胸に抱くように歌う姿が、気持ちをキュッと疼かせる。「かなわぬ夢でも 君への想い断ち切れない」と歌う声に触れながら、心の疼きを感じ続けていた。
会場中を炎上した熱狂へ導こうと、HOT DOG CATは「炎上キャンプファイヤー」を力いっぱい歌いだす。フロアでも、数多くのサイリウムの光が炎のように揺らめいていた。人を好きになったときのめらめら燃え立つ気持ちを、彼女たちは真正面からぶつけてゆく。その想いを受け止めていた僕らのハートも炎上しっぱなしだ。
熱を抱いたまま、楽曲は「純情アイスティー」へ。胸の内にある熱い想いを「好きだ」と叫びたいのに叫べない。そのもどかしい想いを、彼女たちは甘甘な姿を通して見せてゆく。今宵のアイスティーはガムシロップをたっぷり注いだ濃密な味。でも、濃くて忘れたくない味なら、それでいいじゃない。それくらい彼女たちの募る想いが、楽曲や歌声を通して届いていたのなら…。
最後は、燃え盛る気持ちを最高潮まで引き出そうと「オリンピック・ハイテンション」をテンション高い姿で熱唱。騒ぎたい気持ちをぶつけるように、フロアからも熱い手拍子が飛びだす。メンバーたちもダイナミックな動きを見せながら、どんな困難な状況さえハイテンションな気持ちで乗り超える姿勢を示していた。楽しいがあふれだすステージって、最高だ。細かいことなんか気にしない。胸いっぱいに飛び込んでくる彼女たちの熱いエナジーを思いきり受け止め、心のフィールドで全力の笑顔で楽しむ。それでいいんだよな。
アンコール前、スクリーンに映し出されたのが、「楕円形メリーゴーラウンド」のメイキング&メンバーらのインタヴュー映像。その後、候補生の東條紬と桐谷ひとみが正規メンバーへ昇格になったニュースも発表になった。他にも、10月28日に青山RizMを舞台に大原莉奈の、11月10日に渋谷RUIDO K2で鈴本りんの生誕祭の開催が決定。12月30日には、渋谷CLUB QUATTROで大原莉奈卒業公演となるワンマンライブが決定したことも伝えてくれた。ここからは、メンバーたちの感想の言葉を記そうか。
桐谷ひとみ いずれ来ることはわかっていたけど、まだまだ先だと思っていたので、昇格させてもらえて素直に嬉しいです。でも、まだ正規メンバーとしての考え方の足りないところがたくさんあると思うから、これから誰よりもHOT DOG CATの活動を頑張りたいので応援よろしくお願いします。
東條紬 正規メンバーへ昇格させていただきありがとうございます。アイドル自体初めてで、わたしがいろんなことに悩んでたときに「紬ちゃんには好きなことをやって欲しい」って背中を押してくれたお友達や、HOT DOG CATに入ってから紬ちゃん推しのたくさんの人たちに「これからたくさん、いろんな景色を一緒に観ていきたい」と言ってもらえたことが本当に嬉しくて。これからいろんなことがあると思いますけど、一生懸命頑張るので、正規メンバーになったHOT DOG CATの東條紬をこれからも応援してください。
鈴本りん わたしは今までワンマンがあるたびに、一番最初にしゃべることが多かったんですけど。今回は新しい後輩が2人入ってきたことで、とうとうわたしも先輩として自覚を持たないといけなんだなって思いました。大原さんの卒業が決まったときに、大原さんの後を引き継ぐのはわたしじゃないかなって思いながら、ここ数ヶ月意識して頑張ってきました。だから、わたしが引っ張っていかなきゃとすごい思っています。わたし、これまで自分の世界に入ってレッスンしてたんですけど、それじゃいけないと思って。わたしが大原さんに育ててもらったように、今度はわたしが後輩の2人を育てていかなきゃいけないんだなと思って、先輩オーラを出しています(笑)。(後輩たちに向け)わたしについてきてもいいんだからね。わたし鈴本りんは、自分らしくこれからも頑張っていきます。わたしの自虐キャラを破り、ファンの人たちと一緒にこれからも戦っていきたいなと思うので、ずっとついてきてください。
黒沢あかり 前回のワンマンライブが無観客ライブだったことが、あかりはすごく悔しくて、今日のワンマンライブがすごく楽しみでした。4人でやると思ってたワンマンライブが、6人にパワーアップしてここに帰ってこれて、みんなの顔が観れてすごく嬉しいです。自粛中にあかりはやる気が迷走してしまって、正直この日を迎えられるかすごく不安だったんですけど。徐々にライブが始まって、みんなの顔とか応援してくれる姿を観て、あかりはすごくやる気がいっぱい戻ってきました。100倍くらいやる気が出てきたので、あかりのやる気を取り戻してくれたみんなに本当にありがとうの気持ちです。あかりのやる気を取り戻すくらいにみんなの存在ってすごく大きくて大切なんだなというのを、3月からこの期間ですごく感じました。みんなすごく大切な存在です、ありがとうございます。
大原莉奈 今回がわたしにとって最後の、(卒業公演じゃない)ワンマンライブだったんですけど。本当に3月3日のリベンジワンマンライブとして、みんなに一緒にライブを盛り上げてもらえて本当に嬉しくて、曲中で泣きそうになりました。「ワンダフルライフ」で手を上げてもぜんぜん届かないなと、夢見心地良好い気分のまま、こんなに天井高くて広い会場で今日のワンマンライブを楽しみました。あと2ヶ月くらいあるし、12月30日も楽しく終われたらいいなと思うので、あと2ヶ月間よろしくお願いします。
白河陽奈 お客さんを入れてのワンマンライブが1年ぶりくらいで、出てきたときにすごい嬉しくて、自然と涙が出てきそうになっていました。こうやってみんなの顔を見てワンマンライブができることが、本当に幸せなんだなと感じました。自粛期間があって、ずっとライブもできなくて、メンバーにも会えなくて、本当にどうなるんだろうと思ったし、自分の存在意義もすごく考えたんですけど。その期間もいつもみんなが応援し、ずっと近くにいてくれていたのを感じ続けてきました。メンバーと久しぶりに会って新体制に向けての練習も始めてと、いろんなことが一気に変わってどうなるのかなぁ、どうしていいのかなぁとすごく思っていたこともあったんですけど。自分が思ってる以上に、ここにいるメンバー一人一人がすごいしっかりしてて、それに救われました。りなるんがいるこの6人で活動できる期間はあと2ヶ月ですけど、りなるんが卒業したあとに、ちゃんと今までやってきてくれたことをしっかり引き継げるように、6人で残り2ヶ月間。その先も、みんなで頑張っていきたいと思います。これからまだまだHOT DOG CATは続いていきます。
アンコールは、お互いの気持ちを確かめあうように,ポップに弾けたカルフルな楽曲の「凸凹フレンズ」から。大きく手を振り上げ、力強く歌うメンバーたちの姿が愛らしい。華麗に舞うように歌い踊るメンバーたち。黒沢あかりの「大好きだよ」の言葉も、胸をキュッと疼かせた。
最後は、ふたたび「楕円形メリーゴーラウンド」へ。メンバーたちも、ファンたちも、演奏と歌声に合わせ手にしたタオルを力強く振り回す。この時間、この瞬間を存分に楽しもう。彼女たちの「進め!進め!進め!」の掛け声に合わせ、尽きることない楽しさを持って回り続けるメリーゴーランドに乗って一緒に回り続けよう。この時間を、彼女たちと一緒に、画面の先ではなく目の前で味わえていたことが、何にも変えがたい喜びだった。
大原莉奈の卒業までついにカウントダウンが始まった。でも、まだまだ同じ想い出を作る時間はある。ぜひ、大原莉奈と、6人のHOT DOG CATと一緒に、胸の中の本棚に閉まったアルバムへ新たな想い出を一緒に作りながら張り付けて欲しい。
PHOTO:本間裕介
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
HOT DOG CAT
2nd シングル「楕円形メリーゴーラウンド」
2020年11月17日(火)発売
表題曲のみ10月17日先行配信
IGET-016(A-type/初回限定盤)
税込 2000円 ホットドッグ引換券付*
IGET-017(B-type/通常盤)
税込 1500円
発売元 I-GET MUSIC
販売元 FWD inc.
White Castle / I-GET IDOL CAFE (〒170-0013 東京都豊島区東池袋2丁目60−21 フラッツ池袋)の営業中にCD封入のホットドッグ引換券をお持ち下さい。引換券1枚につき、ホットドッグ1本がもらえます。
収録曲
M1 楕円形メリーゴーラウンド
M2 イツモノヨウニ
M3 青春18キック (2020 version)
M4 DA・DI・DA 〜魔法の扉開く3つの呪文〜
M5 BELIEVE IN YOUR DREAM
M6-M10 各曲off vocal version
10月28日(水)青山RizM大原莉奈 生誕祭
11月10日(火)渋谷RUIDO K2 鈴本りん生誕祭
12月30日(水)渋谷CLUB QUATTROワンマン
「楕円形メリーゴーラウンド」MV

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黒沢あかり twitter
鈴本りん twitter                                     
東條紬 twitter
桐谷ひとみ twitter
―セットリスト―
「楕円形メリーゴーラウンド」
「青春18キック」
「曖昧me」
「DA・DI・DA〜魔法の扉開く三つの呪文〜」 (白河陽奈・黒沢あかり)
「BELIEVE IN YOUR DREAM」(大原莉奈・鈴本りん)
「イロイロナイロ」SE (東條紬・桐谷ひとみ)
「イロイロナイロ」(HDCバンド)
「ワンダフルライフ」
「イツモノヨウニ」
「キラキラ✩ポジティブ」
「オフィーリア~ 君に会いたくて~」
「炎上キャンプファイヤー」
「純情アイスティー」
「オリンピック・ハイテンション」
-ENCORE-
「凸凹フレンズ」
「楕円形メリーゴーラウンド」

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