藤原竜也、高杉真宙、佐久間由衣、柄
本明が取っ組み合う舞台『てにあまる
』のメインビジュアルが解禁 撮影レ
ポートも

2020年12月19日(土)~2021年1月9日(土)東京芸術劇場プレイハウス、その後、鳥栖、大阪、愛知、三島でも上演される舞台『てにあまる』。本公演のビジュアルとオフィシャル撮影レポートが到着した。
演劇界においても、映画・ドラマ界においても唯一無二の存在感を放ち続けている怪優、柄本明。その柄本と2015年の舞台『とりあえずお父さん』で共演し、一筋縄ではいかない柄本との芝居に強く刺激を受けたという藤原竜也。その二人が再びタッグを組むのが本公演。
脚本は、岸田戯曲賞受賞作家・松井周によるオリジナル書き下ろし作品。今回、演出も担う柄本も絶大な信頼を寄せるその松井独自の視点で、どのような人間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”という真理をあぶりだす。ある家族を描きながら、人間という動物の抗えない欲望を見つめるサスペンスドラマが生まれる。
本公演は、藤原、柄本のほか、高杉真宙、佐久間由衣が加わり確かな演技力を持つ4人の役者が織り成す、濃密な会話劇。今だからこそ、人間と人間の魂のぶつかり合いを劇場で体感できる舞台を目指す。
解禁されたビジュアルは、舞台上で表現される人間の内面、人と人の密な繋がり、をイメージして、役者たちの感情的な表情を引き出している。静止したポーズを撮影するのではなく、役者として4人が動いて影響し合っている様子を写真に収めるべく、ポン・ジュノ監督や山下敦弘監督作品などの助監督を務め、初監督映画『岬の兄弟』が注目を集めた片山慎三監督がカメラマンを務めた。
アートディレクションは、映画・舞台・アートなどサブカルチャー /エンターテイメント関連を中心に、様々な作品でキービジュアルなどを手掛ける三堀大介が担当。
片山慎三監督 コメント
お話をいただいた時は、光栄であるとともに初めてのスチールカメラマン。
しかも重要な舞台の宣伝用のポスターやチラシの写真の撮影。
インスタントカメラのみで、デジタルカメラも一切撮らないという破天荒な企画。
正直自分で大丈夫か??という戸惑いはありました。
けれど、いざ本番当日になると、柄本さんの得体の知れない奥深い眼力、 藤原さんの多彩な表情、高杉さんの爽やかなのにどこか影を感じさせる佇まい、佐久間さんの可憐な姿に魅了され、とてもエキサイティングな撮影ができました。
素敵な時間をありがとうございます。
そして、舞台本番が楽しみでなりません。

藤原竜也、柄本明、高杉真宙、佐久間由衣が乱闘騒ぎに!? 舞台『てにあまる』ビジュアル撮影オフィシャルレポート
(c)ホリプロ
演劇・映画・ドラマ界のすべてにおいて唯一無二の存在感を放ち続けている怪優、柄本明。そしてその柄本との共演で強烈な刺激を受けたという藤原竜也が親子という関係でステージに立ち、 心理戦を繰り広げる。それが舞台『てにあまる』だ。 松井周のオリジナルの書き下ろしとなる本作において、柄本が演出も担うという点でも注目の作品だ。
秋が近づく某日、都内スタジオにて本作のビジュアル撮影が行われ、柄本、藤原と若手俳優の中でも目覚ましい成長を続ける高杉真宙、そして本作が舞台初出演となる佐久間由衣が顔を揃えた。
4人だけの濃密な会話劇となる本作。舞台上で表現される“人間の内面”、人と人の密な繋がり、を感じさせるビジュアルにするため、役者たちが感情的な表情をしている写真を撮るというのがこの日のコンセプト。静止したポーズを撮影するのではなく、役者として4人が動いて影響し合っている様子を撮影すべく、カメラマンには特別な人物を迎えていた。
(c)ホリプロ
広々としたテラスには今回の撮影スタッフたちが集合していた。今回アートディレクションを務めるのは三堀大介。そしてカメラマンを務めるのは映画『岬の兄妹』でメガホンを握った片山慎三監督だった。片山の傍にはたくさんのインスタントカメラがスタンバイ。今日はこれを使って撮影するという。「インスタントカメラが作り出す独特な世界観を今回の撮影で表現したいんです」と語る片山。インスタントカメラを縦向きと横向きに片手で握り、撮影するという器用な仕草を見せていた。
(c)ホリプロ
撮影場所に現れたのは佐久間。早速テーブルの上に置かれたインスタントカメラに興味を持つ。「1,2,3……こんなに使うんですか!?」と数を数えながら驚きの表情を見せていた。その後高杉が現れ、 様々なスタッフに挨拶をしつつ場に溶け込んでいた。
次に姿を現したのは柄本。現場に一種独特の緊張感が走る……が、片山が「結構前なんですが、柄本さんが出演された映画『ハリヨの夏』で僕、助監督として携わっていたんです。覚えていらっしゃいますか?」と声をかけると「おお、 覚えてるよ。久しぶりだねえ」と柄本が笑顔を見せ、場の空気が和やかに。その後しばらく柄本と片山は空いた月日を埋めるように和やかに語らっていた。
最後に藤原が登場すると、ニコニコ笑顔で柄本に近づき挨拶。柄本と藤原は2015年の舞台『とりあえず、お父さん』で共演して以来。こちらも懐かしそうに言葉を交わしていた。
さて、いよいよ撮影スタート。片山から「今回はこのインスタントカメラで撮影します」などと説明が入り、4人は興味深々でその指示を仰ぐ。
公演が冬の季節という事で全員秋冬系の衣裳を身にまとっており、なかでも柄本はロングコート姿。とはいえ今はまだ夏の暑さが残る時期。撮影の合間に藤原、高杉が着ていたジャケットを何度も肩脱ぎして汗を飛ばす姿が目に入った。
(c)ホリプロ

(c)ホリプロ
撮影では4人が打ちっぱなしのコンクリートの壁の前に並んで、片山の指示のもと思い思いのポーズを見せる。壁に張り付いたり、しゃがんだり飛び上がったり、叫び声をあげるような表情を見せたりと徐々に熱量を上げていく。何かに抗う柄本に対して、藤原、高杉、そして佐久間がそれぞれ殴りかかり、時には首を締めようとする構図も。その逆、柄本が藤原の首に手をかける姿も。鬼気迫る表情を何度も見せる4人はカメラチェンジの合間に緊張から開放されたようにゲラゲラ笑い出し、また次の瞬間にはすっと表情を戻して狂気をにじませていた。
(c)ホリプロ
(c)ホリプロ
その後場を変えてそれぞれが花を手にして叫んだり、佐久間が高杉に巻きつくコードを女王様のように引っ張る一幕も。まるで映画の撮影をしているかのような躍動感にあふれる撮影風景だった。
(c)ホリプロ
(c)ホリプロ
撮影の合間に4人に話を聴いた。

■藤原竜也
(c)ホリプロ
初めてですね、こんな撮影の雰囲気は。舞台のポスターやチラシは皆の目を引かないとならない訳ですが、そのためにこんな撮影の仕方をするなんてね。
この作品は、「柄本さんと何かしたい」と願い相談したところから話が立ち上がっていきました。柄本さんも快く乗ってくださり、さらに松井周さんが新作を書いてくれることになって……、非常に贅沢なカンパニ―になると期待しています。この数か月コロナで大変だったので、満を持して、そして安全を確保した上でいい芝居をしたいと思っています。 柄本さんは前作で共演者としてご一緒しまして、その時も「竜也くん、ここはこうしてみようか?」とアドバイスをいただいたりしていたんですが、その一言一言が凄くしっくりくるし、自分の世界観を広げてくれたんです。今回は演出としてもそんな体験をまた受けられると思うと、今から楽しみですね。今回東京芸術劇場プレイハウスでの上演ですが、柄本さんは「こんな広い劇場で、大きな声出してやったことやったことなんてなかなかないよー!(笑)」とおっしゃっていましたので、今回その貴重な瞬間に立ち会えるんだなと思うと嬉しくて。また高杉さんと佐久間さんという若いお二人の力をお借りして、僕と柄本さんとのドロドロの芝居の中に新しい風を吹かせていただきたいです。
■高杉真宙
(c)ホリプロ
今回の役は僕の中のイメージでは「真っ直ぐ」。真っ直ぐ役に向き合って真っ直ぐ伝える、そんなスタンスがしっくりきています。藤原さんの部下であり、藤原さんの奥さん(佐久間)に相談を受けて、そして……という役どころですが……大人になったなあと感じています(笑)。これまでお仕事をしていく中で「次はこんな役をやりたい、さらに次はあんな役をやりたい」と願い、その結果自分の容量よりも少し大きめの役をいただけている事が自分の成長に繋がっていると感じています。この4人の座組みの一人として入れたことが嬉しいんですが、反面どこかで緊張のあまり稽古現場がこなければいいのに、とも思う自分がいて(笑)。でもそういう経験がある事でお芝居が楽しいと思えるので大事に務めたいです。先ほど撮影をしていましたが、 藤原さんが改めてカッコイイなあ! って思っていて。声色だったり仕草だったり一つひとつが魅力的ですね。 柄本さんはそこにいるだけで緊張感が走るんですが、おちゃめで可愛らしいところも垣間見せるのでそういうところがある事を知ることが出来て嬉しいです。
■佐久間由衣
(c)ホリプロ
初めての舞台という事で嬉しい反面、緊張感でゾクゾクしています。今回演じる役は予想外でした。というのも普段気が強い役を演じさせてもらう事が多いのですが、今回は内面の弱さや誰かに依存していたり、 など自分自身で立っていられない人間を作っていく事になりそうなので、今までとは全く違い、予想していた役柄とは異なる感じがします。人妻役で相手が大、大、大先輩の藤原さん。 楽しみですが緊張感がまだ勝っています。でも余りない経験ですから思う存分楽しみたいですし、 藤原さんといろんな意味でキャッチボールができる、そんな関係にたどり着きたいと思っています。そして今日の撮影では大、大、大、大先輩の柄本さんの首を締めるという事をさせていただきました(笑)。 一生の思い出にしたいと思います(笑)!
■柄本明
(c)ホリプロ
今回、松井周さんの作品に出るのが初めてなんです。松井さんの過去の作品も観ていなかったので、この仕事が決まってからは結構頻繁に会って話をしましたね。 僕が演出している芝居を観に来てもらったりもしてね。今台本はまだ最後までは出来ていない段階なのですが、僕の役がどうなっていくのか、まだ分からないですが、楽しみですね。久しぶりに藤原くんと共演するんですが、「藤原竜也は藤原竜也以外の何者でもない」これに尽きますね。そこがとてもいいんですよ。ものすごく強い藤原竜也がそこにあるんです。今回演出としても携わりますが、松井さんの台本が出来てから藤原竜也のどんな部分を出していこうか、稽古場で考えたいと思います。
取材・文・撮影=こむらさき

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