SixTONES「JAPONICA STYLE」で魅せた圧倒的な存在感

SixTONES「JAPONICA STYLE」で魅せた圧倒的な存在感

SixTONES「JAPONICA STYLE」で魅せた
圧倒的な存在感

「SixTONES×和」が生んだ美しさ

『JAPONICA STYLE』が初めて披露されたのは、2017年にSixTONESとSNOW MANが主演を務めた舞台『少年たち~Born Tomorrow~』でした。
その後「Youtubeアーティストプロモ」キャンペーンに選出されたSixTONESは、滝沢秀明プロデュースのもと『JAPONICA STYLE』のMVを制作しています。
花びらを巧みに使い、妖艶な雰囲気を演出した動画は話題を呼び、公式のジャニーズJr.チャンネルで公開されると凄まじい勢いで世に広まりました。
現在、その再生数は2200万回を超えているほどです。
▲SixTONES(ストーンズ) - JAPONICA STYLE [Official Music Video]
また、「これぞSixTONES」と言える圧巻のパフォーマンスは他にも存在します。
それは2018年12月31日に開催された、ジャニーズカウントダウンコンサートでのことです。
会場の客席はほとんどデビュー組のファンで埋まり、当時まだデビューを果たしていなかったSixTONESにとってはアウェーな状況でした。
そんな中、田中樹の豪快なラップにのせて、ステージ上に堂々と登場した6人。
センターステージに到着したところで『JAPONICA STYLE』の特徴的なイントロが流れ、髙地と京本が美しいリフトを披露。
SixTONESの圧倒的なパフォーマンスによって会場全体が支配されていました。
和のテイストを取り入れた衣装と、美しい型が垣間見える振付が見事に融合し、さらにSixTONESの美しさと力強さを引き立てています。
その時のパフォーマンスも公開されているので、未視聴の方はぜひご覧ください。
▲SixTONES @ ジャニーズカウントダウン2018-2019 in 東京ドーム | 「JAPONICA STYLE」
さらにこの楽曲には日本語のバージョンだけでなく、全編英語詞で構成されているバージョンもあります。
このことからも、SixTONESがいかに世界を見据えて活動しているか、その意識の高さが伺えます。
▲SixTONES - JAPONICA STYLE [English Ver.] (Lyric Video)
デフォルメされた「日本らしさ」をリズミカルに奏でる
この楽曲の歌詞は『JAPONICA STYLE』というタイトル通り、日本らしさが前面に出ていますが、魅力はそれだけではありません。
歌詞には「言葉の語感」による遊びがそこら中に散りばめられています。
JAPONICA STYLE 歌詞 「SixTONES」
https://utaten.com/lyric/sa18110501
例えば、とても印象的な冒頭のラップ。
歌詞の母音に注目してみると「Japonica! いま In my heart = aoia ia i(n) ai a-」「Japonica! いま In your heart = aoia ia i(n) ua a-」といったように、主にIとAの音で構成されています。
この統一された母音が軽快なリズムで発音されることで、1度聞くと忘れられないインパクトと面白みが生みだされているのです。
JAPONICA STYLE 歌詞 「SixTONES」
https://utaten.com/lyric/sa18110501
Aメロの歌詞は、日本の奥ゆかしさや可憐さを上手く表現しているのではないでしょうか。
それもどちらかというと大和撫子を彷彿とさせるような、女性的な目線を感じさせる内容です。

JAPONICA STYLE 歌詞 「SixTONES」
https://utaten.com/lyric/sa18110501
「Japonica」とは一般的に「日本の」という意味にあたりますが、そのほかに日本が屋浮世絵を飾る趣味や、欧米人の間における日本趣味のことも指します。
また「わびさび」とは、静けさの中から趣や豊かさを見出そうとする、日本特有の美意識を指します。
いまや日本文化を象徴する言葉でもあり、外国人の方にとっても耳なじみのある言葉でしょう。
日本で考えられてきた「日本らしさ」とは、質素で静かなものが基調となっており、決して煌びやかなイメージではありませんでした。
しかし、『JAPONICA STYLE』では、日本の美しさを良い意味でデフォルメしているように感じられます。
デフォルメとは「特徴的な部分を強調しつつ、それ以外は簡略化する」こと。
つまり、本来穏やかなイメージがある「日本らしさ」にダイナミックさを融合させ、煌びやかで華やかな日本を表現しているのです。
挑戦を止めないSixTONESの貪欲さ
JAPONICA STYLE 歌詞 「SixTONES」
https://utaten.com/lyric/sa18110501
田中を先頭に千手観音のような振付が取り入れられている、特徴的なパートです。
この歌詞は、まるでJr.時代のSixTONESを表したかのような内容になっています。
長い下積み時代を過ごしたSixTONESですが、彼らがこれまでに挑戦を諦めた事は1度もありませんでした。
時には周囲の大人から、「自分達のパフォーマンスに自信が持てていないように見える」と言われたこともあったそう。
しかし、地道に練習を重ね、数多くの舞台を踏み続けたことで、今では圧巻のパフォーマンスを披露するまでに成長しました。
あらゆる時も挑戦を止めることなく、オリジナリティーあふれるグループとしてデビューしたSixTONESは、長年描き続けてきた夢を見事に叶えたのです。

JAPONICA STYLE 歌詞 「SixTONES」
https://utaten.com/lyric/sa18110501
「徒然なるまま」というのは「特にやることがなく、手持無沙汰な様」を意味します。
兼好法師が書いたとされる『徒然草』も、毎日やることがなく心に思い浮かんだことをそのまま書き綴った随筆として有名です。
しかし、『JAPONICA STYLE』では全体を通してエネルギーに満ち、とても意欲的な姿勢が見てとれます。
では、この「太陽に身を焦がし 徒然なるまま…」という歌詞はどういう意味なのでしょうか。
これは、太陽に身を焦がされることもいとわず、流れに身を任せようといった意味が込められているのではないでしょうか。
つまり「人事を尽くして天命を待つ」ということわざのように、厳しい状況下に置かれようともやれるべきことはやったので、あとは運の流れに身を任せるといった意味を感じます。
一種の悟りのような域に達しているのではないでしょうか。
最後のサビでは、命をかけてこれからも闘い続ける事を天に誓っています。
そして、当たり前のことですが、SixTONESにとってのゴールは「デビュー」ではありません。
この先困難も待ち受けているかもしれませんが、彼らの目の前には無限大の可能性が広がっています。
彼らが追いかけ続けようとしているものは、はたして何なのでしょうか。
ぜひ、皆さんもSixTONESを応援しながら、その目で彼らのたどり着く行先を見届けていきましょう。

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