エイチエムピー・シアターカンパニー
が『忠臣蔵 三部作』の完結編で赤穂
浪士を描く『忠臣蔵・急 ポリティク
ス/首』を上演

2020年12月12日(土)~14日(月)大阪のアイホール伊丹市立演劇ホールにて、エイチエムピー・シアターカンパニー〈現代日本演劇のルーツIX〉『忠臣蔵・急 ポリティクス/首』が上演される。
以前より、演出家笠井友仁と劇作家くるみざわしんがタッグを組み、「現代日本演劇のルーツ」シリーズと題し、日本の名作戯曲を現代演劇として再構成し上演してきた。
2018年からは、本シリーズで『忠臣蔵』を取り上げ、主君や国家に尽くす「忠義」とは何かという日本の伝統的な概念を再考。第一弾は『忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀』と題して、事件の発端抜刀の場面に焦点をあてて上演。第二弾は、赤穂事件をテーマに、赤穂城の明け渡しから吉良邸討ち入り、吉良の首級をあげるまでを描いた『忠臣蔵・破 エートス/死』を上演した。
シリーズ過去公演より  撮影=松山隆行
シリーズ過去公演より  撮影=中谷利明
シリーズ過去公演より  撮影=中谷利明
最終章となる第三弾は、忠義を尽くした赤穂浪士を、江戸中の人々が「義士」と称える中、死を待つ赤穂浪士たちの処分の経緯や行動を描いた作品となる。
「忠臣蔵」を現代化する上で、日本が築き上げてきた豊かな表現や伝統に触れる機会を提供するだけでなく、日本の伝統的な概念を再考する機会をつくる。また、動きを簡略化して画の枚数を減らすアニメーションの手法「リミテッド・アニメーション」を参考にした、俳優の動作をポーズの連続と捉えて、いくつかのポーズを省略して演技する、またはひとつのポーズだけを演技する独自の表現方法を追求し、華やかな歌舞伎を洗練された現代演劇に構築し、観客の想像力を刺激する実験的な舞台をつくることを目指している。
演出:笠井友仁コメント
「現代日本演劇のルーツ」の目的は日本の伝統的な概念を再考することです。本シリーズ最新作『忠臣蔵・急 ポリティクス/首』は元禄時代の武士の姿をかり、現代の権力の問題を濃く描いています。『忠臣蔵・序』、『破』に続く今回は、切腹した浅野内匠頭の家臣である赤穂浪士が吉良上野介を討った後、江戸幕府から処分が下り、彼らが切腹するまでの約2か月間を描いています。江戸中の人々が主君の仇を討った赤穂浪士を「義士」と称えたため、幕府は彼らの処分に困っていました。そのような中でどのようにして赤穂浪士の処分は決まったのか。そして処分が下されるまで、大石内蔵助ら赤穂浪士は何をしていたのか。エイチエムピー・シアターカンパニーの『忠臣蔵 三部作』の完結編にして最高傑作です。
【あらすじ】
主君浅野のカタキの吉良の首をとった赤穂藩士の面々は死を待っている。討ち入りの武勇伝に沸く江戸の民、あれこそが忠義の行いマコトの武士と美談に酔う目付奉行大名たちに目もくれず。ただ幕府柳沢が命ずる切腹を待っている。が、将軍も天皇も赤穂に入れあげてしまった。柳沢もおいそれと切腹を言い出せない。薄笑いを浮かべる赤穂の者どもの目に映るのは、なつかしい故郷瀬戸内の海山、ノロノロとしか過ぎぬ今を埋める言葉との戯れが描く光と影、そして我らが死んだ後の世。その目線の先に私たちがいる。序破と続いた忠臣蔵は急で終わらない。完結はよみがえりだ。振り返って手を振って、「ここにいるぞ」と声を返してやって欲しい。

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