加藤登紀子<ほろ酔いコンサート>7
7歳誕生日の東京公演を生配信

歌手生活55周年を迎えた加藤登紀子が、1971年初開催から48回目を迎えた『ほろ酔いコンサート』の東京公演が幕を開けた。今年は『ほろ酔いコンサート2020 Viva!セヴンティー・セブン』と銘打ち、12月26日(土)、27日(日)の二日間、それぞれ昼・夜合計4公演を開催中。

2020年は世界中がコロナ禍に巻き込まれ、音楽活動はおろか生活様式まで変えざるを得なかった苦難の年。26日(土)15時半にスタートした東京での初回公演は「Never give up tomorrow」で幕を開けた。1996年のアルバム『晴れ上がる空のように』に収録されたこの曲は、前向きにならなければならない今こそ聴きたいメッセージが込められている。
バンド・メンバーは、鬼武みゆき(ピアノ)・告井延隆(ギター)・渡辺剛(ヴァイオリン)・鶴来正基(キーボード)・早川哲也(ベース)という編成。いずれもベテランならではの卓越した演奏が加藤登紀子を引き立てる。
序盤に早くも弾き語りコーナーが設けられ、「知床旅情」をはじめとする弾き語りのレパートリーを披露。このコーナーで先日訃報が報じられた、なかにし礼氏との思い出を語り、なかにし氏が作詞・加藤が作曲して石原裕次郎に提供された「わが人生に悔いなし」を歌い二人の個人を偲んだ。
入場者数は会場キャパの半数に限定され、前後左右を1席ずつ開けて着席。ステージからは市松模様に観客が着席して見えるというちょっと不思議な光景。いつものほろ酔いコンサートでは、大関酒造の振る舞い酒を片手に一緒に歌ったり、声援を飛ばしたりする観客も多い中、今回は静かに観覧。しかし、盛り上がる熱い思いは曲毎に捧げられる拍手の強さに感じられた。ほろ酔いコンサートの演目は毎回、人気曲・代表曲の中から特に盛り上がるパーティ・ソングが選ばれることが多いが、今回は「形あるものは空」「Revolution」などのメッセージ性の高い曲が歌われ、今の時代の気分を打ち出す姿勢が強かった。それでも終盤に披露された「愛の讃歌」「百万本のバラ」といった代表曲では、いつものほろ酔いコンサートの流儀で客席を大いに盛り上げた。
今年のほろ酔いコンサートは特別なものになる。東京公演の初日は加藤登紀子76歳最後のコンサート。27日(日)には77歳の誕生日を迎え最初のコンサートを行なう。この日の最終公演(夜の部)は生配信される。

撮影:ヒダキトモコ

<加藤登紀子ほろ酔いコンサート『ほろ
酔いコンサート2020 Viva!セヴンティー
・セブン』>

配信日時:12月27日(日) 開場 16:00 / 開演 16:30
視聴チケット:2,500円(税込)
販売期間:~2020年12月31日(木)17:59
見逃し配信期間:公演終了後見逃し配信公開から12月31日(木)23:59まで
※見逃し配信公開までは、しばらくお時間をいただく場合がございます。
購入は下記URLにて
※本配信の収益の一部を、フィランソロピー協会を通して、病気や貧困など困難を抱える子供達に寄付させていただきます。

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