寛容な楽曲で受け止めて

波に揺蕩うように、ゆらりゆら。生命の息吹を感じる有機的なエレクトロサウンドは、全身を優しく包みこむ。そんな音楽作品を世に放ち続けるクリエイターこそ、長崎出身のAi Kakiharaだ。

作詞作曲からトラックメイク、ミックスまで自身で手掛ける、DIYアーティストである彼女。楽曲提供やコーラスなど裏方で活動することが多かったが、2019年から心機一転してソロとしての活動もスタートさせた。Aiの紡ぐ音像は、無機物と有機物の間で心地よく揺れる。機械のようだと思っていると人の息遣いを感じるし、体温のような優しさに身を任せているとピンと空気が張り詰める。その緩急の揺らぎは独特で、機械的な音楽を聴きたいときにも、自然の音に耳を澄ましたいときにもバッチリハマる。全てをまるっと受け止めてくれるような寛容さこそ、彼女の魅力なのではないだろうか。

昨年12月に配信が開始された「D」は、盟友であるラッパーの壱タカシを迎えたナンバー。約10年前、泣きたいほど好きな人がいたときに書いた1曲は、時を経て新しい価値観へとブラッシュアップを遂げている。ジェンダーバイアスに捕らわれない愛の形について、触れるきっかけになってほしい。

Ai Kakihira アーティストページ

提供:BIG UP!zine
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