ピアニストがピアニストをプロデュー
スする新レーベル「sonorité」、第
1弾アルバムをリリース

ピアニストの内藤晃が「ピアニスト による、ピアニストのためのレーベル」というコンセプトのもと2020年に設立した新レーベル「sonorité」(ソノリテ)。同レーベルの第1弾アルバム『Rebirth』(ピアノ:大内暢仁)が2021年2月5日(金)より先行配信が開始された。CD販売は3月5日(金)より。
「sonorité」は、内藤晃自身の過去10作以上のレコーディング経験を、まだ実績が少ない若い世代のピアニストのレコーディングのために活かしたいという想いによって設立された。第1弾『Rebirth』は、1991年生まれのピアニスト、大内暢仁のデビュー・アルバム。大内は、ルネサンス・バロック時代の音楽史を専門的に学び、同時代の哲学や科学、数秘術にも強い関心を抱いており、それらの知見を武器に、この時代の音楽をモダン・ピアノで発信する音楽活動に情熱を注いできた。そんな大内の演奏を、SNS を介して偶然耳にした内藤。その「生き生きとして噛み応えのあるオーセンティックな演奏」に共鳴し、アルバムを作りたいという彼の願いに応えるべく自らプロデュースを決意したという。
大内暢仁
楽器はタカギクラヴィア(高木裕)が所蔵するバロック音楽にうってつけの名器ニューヨーク・スタインウェイD、ホールは録音会場として定評のあるコピスみよし、レコーディング・エンジニアは内藤がこよなく尊敬する北見弦一という環境の中、2020年9月にレコーディングされた。
収録曲はパッヘルベル「前奏曲」「シャコンヌ」、ブクステフーデ「アリアラ・カプリチョーザ」、ロワイエ「スキタイ人の行進」ほか。チェンバロやオルガンでの演奏こそが正統とみなされ、これまでモダン・ピアノでの演奏機会が少なかったこれらの作品をあえてセレクトし、ピアノ演奏のレパートリー拡大の可能性を追究したもので、歴史的背景や演奏技法への緻密な解釈を行う一方、「単純にピアノの音でのブクステフーデが好き」とも語る大内の演奏は、聴き心地においても細やかなこだわりを発揮しているという。

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