秋には舞台化も!オリジナルテレビア
ニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW
AND BLOOD』制作発表会

オリジナルテレビアニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD(以下、『擾乱』)』の制作発表会 が明治座にて開催され、三森すずこ蒼井翔太Raychell、伊藤彩沙、小林親弘らキャスト陣とともに、BAKKEN RECORDの大松裕氏、ブシロードの木谷高明氏も登壇した。
発表会冒頭流れたアニメPVについて、雪村咲羽役の三森は「音楽のも相まって、躍動感があってとてもかっこいい」と興奮した様子。月城真琴役の蒼井は「疾走感ととてもきれいな画。みなさんの心を一発で掴んだのではないでしょうか。ますます、演じる側も気合が入ります!」と笑顔を見せる。花風エレーナ役のRaychellは「聞いたことあるような声が……」と音楽情報についてコメントしたい様子でニヤリ。木谷氏は「このPVのクオリティでアニメが展開されると思うと、いちファンになった気持ちでとても楽しみになりました。明治64年というだけでつかみはOKです」と満足の表情を浮かべた。
海外への配信も予定されていることについて中村浅陽役の伊藤は「すごいです! 着物も着ているので、海外の方にも気に入っていただけるはずです。ぜひ、世界中の皆さんに観て欲しいです」とうれしそうに語る。葛原仁役の小林は「日本の文化がアニメを通じて、わかりやすくたくさんの方に伝わっていくというのがなんかうれしいですね」と感慨深い様子だった。
錚々たる製作陣が名を連ねていることについて、大松氏は「日本テレビさん、そしてブシロードさんとアニメを作るのははじめてですが、とても心強い支援をいただいています」と感謝を述べる。木谷氏は「今日の会見をしているこの明治座の雰囲気が、『擾乱』の世界観とすごく合うなって思っています。今までのブシロード作品とはテイストとは全然違うけれど、ずっとやりたかったタイプの作品です。なかなか縁がなくてできなかったけれど、音楽をメインにいろいろなところに届けることを我々の使命として力を発揮していきたいです」と意気込みを見せた。
本作のストーリーについて大松氏は「僕自身、歴史好きでいろいろな妄想をします。もし徳川政府が勝っていたら、どうなっていただろう。それがこの作品の舞台です。大正時代がなく、明治時代がずっと続く日本、1931年頃が舞台です」と説明。同じくかなりの歴史好きだという木谷氏は「歴史の中には代表的な”if(イフ=もしも・・・だったら)”があります。いくつかある有名なifを、PVにもあったように”掴み”の部分で実現してくれただけで、(世界観に)一気に引き込まれます」と熱く語った。
明治64年が舞台ということについて三森は「私は学生時代、歴史が得意ではありませんでした。でも、歴史が苦手な自分にも、ファンタジーとして、新しい時代として、受け入れることができる作品です。パラレルワールドのようでワクワクします」とコメント。続けて、自身が演じるキャラクターについては「今のところ、難しいところしかないです(笑)。毎話、毎話自問自答しながら収録しています。今日は全部出し切れたかなとか考えながら、魂を削って演じています」とアフレコの様子を明かす。
MCからの「ビジュアルがぴったり」とのコメントを受けて蒼井は「キャラクター説明の中に、キーワードとして”男装の麗人”とあります。皆さん、すごく気になるワードではないのかな? 僕は、逆パターンっていうのかな、女性の格好をすることが多いのですが、少しでも月城の気持ちがわかるように感じています。勝手ながら使命を感じています!」と強調。思わず「早く観たいです!」前のめり気味のMCに「観てや~!」と笑顔で呼びかけていた。
Raychellは「すごく色っぽさ、艶がある女性です。娼婦という一面もあり、どういう風に演じたらいいのかなという悩みは最初にありました。でも、キャストからのアドバイスや監督から指示をいただいて演じています」と役作りを明かすと、横でうなづいていた小林は「アフレコ現場はとても和気藹々としています」と、現場でのコミュニケーションが盛んであることを明かした。伊藤は「私の役はイノセントな存在と、監督やプロデューサーに言われています」すると、最後まで脚本を読んだという三森が「進めば進むほどイノセントでした。すごく心を動かされました」と付け加えた。
小林は「僕のキャラクターは闇深くて、何を考えているかわからない人。他のキャラクターにもいろいろ(事情が)あって……、ネタバレなのでこれ以上は言えないのですが……」と含みを持たせる。
三森は「雪村咲羽は復讐のためだけに生きている少女。頭の中には普通の女の子の生活とは違う感覚があって、花を見てもきれいとか言わないし、他人に対しても興味がないんです。でも復讐にだけは興味を示してアツくなる。その緩急の付け方が難しかったです」とアフレコの様子を振り返っていた。
『擾乱』というタイトルについて大松氏は「漢字2文字のタイトルにしたいと思っていました。擾乱ってかっこいいなって思っていたのですが、いろんな人から”読めない””変えろ”言われました。でも絶対変えたくなかったので、考えているフリをしていたら、いつの間にかいいんじゃないかって雰囲気になって。なし崩し的な感じでこのタイトルにさせてもらいました」と笑顔を浮かべる。プロジェクトの経緯について大松は「日テレさんから”挑戦的な作品をやろう”というオーダーがあったので、企画書を出しました」と明かす。
木谷氏は「ブシロードの作品には、シナリオ打ちから参加する、シナリオを読むところから参加参加する、ファン目線で見届けるの3パターンで関わっています。今回は僕は完全にファン目線(笑)。パラレルワールドは、現実世界より、遅れていたり、進んでいたり、全く同じだったりいろいろな面があります。キャラクターがしっかりたっているので、その生き様を見るアニメになると思います。放送の前に配信があるので、いよいよ個人でHuluに加入することになりそうです。いち早く観たいので。あ、もちろん、会社ではちゃんと入っていますよ、自宅用に入る予定です!」とすでに作品のファン目線での気持ちを語った。
本作の見どころについて大松氏は「今回は、ドラマをやろうという気持ちで作りました。濃い物語を作り上げたので、まずは濃厚な物語を楽しんでほしいです。一風変わった舞台設定を描いているので、そのビジュアルも堪能して欲しいです。(物語やビジュアルに比べて)キャラが少し弱いかなと思っていましたが、ここにいるキャストの皆さんに演じてもらって、全然大丈夫。むしろキャラ強いなと実感しました。つまり、全方位的に、すべての要素で楽しめる作品になったので、いろいろな側面から楽しんでもらいたいです!」と熱弁した。
大松氏の熱量高めのコメントを受けて蒼井は「制作の方々が、本当に作品に愛があるんです。もともとない年号を1から知ることができる作品なので、毎回アフレコ現場では大松さんからいろいろなお話を伺います。その説明から愛を感じるんです。それに僕たちも感化されてテンションが上がってアフレコをしています。愛が感じられる作品、ぜひ楽しみに待っていて欲しいです」と呼びかけた。
ここで三森が大松氏へ「タイトルの『擾乱』も漢字が難しいと思っていたのですが、私たちの組織の名前も難しい漢字の鵺。なぜ、鵺になったのでしょうか」と質問を投げる。大松氏は「鵺には、夜にうごめいているという字面のイメージがあります。処刑人たちも非公式の組織で、反政府体制の存在は認められていないという状況。討伐する組織も、現実的にはいないことになっている。闇の組織、表には出ない妖怪みたいな存在という意味で設定しています」と回答。この説明に対し蒼井は「鵺という組織は知っていたけれど、そういう意味があったのか」と納得の様子。三森は「台本をいただいたときは、漢字の読みを調べるのに精一杯でした」と告白し、笑いを誘った。
オープニング主題歌とエンディングテーマはRAISE A SUILENが担当。オープニング主題歌「EXIST」とエンディングテーマ「Embrace of light」が収録されたRAISE A SUILENの7thシングルは、4月21日(水)にリリースとなる。PVで流れた楽曲についてRaychellは「私がメインボーカルを務めるRAISE A SUILENが担当します。どちらも『擾乱』のために書き下ろした曲で世界観にぴったりになっています。和のテイストも加わって、我々の楽曲としても新しいテイストの曲になっています」と自信を見せる。伊藤は「アフレコのVTRに曲が入っていたのですが、冒頭でオープニングを何度も繰り返し観ちゃって、なかなか本編になかなか進めなくて(笑)。本編チェックまで時間がかかりました」とハマった様子。蒼井も「すごくわかる~!」と賛同。伊藤は「エンディングもすごくいいので期待してください!」と強くアピール。これを聞いた小林が「エンディングも映像付きで入っているので、アフレコの練習のときもみ見入っちゃいます」とこちらもお気に入りの様子だった。また、全41曲が収録のオリジナルサウンドトラックは、3月24日(水)の配信が決定している。
ここで、伊藤がBookLiveにて制作中のコミカライズの描き下ろしイラストを紹介。蒼井が「目を隠したくなるようなイラストもあるわね」とコメントしながらもまじまじと見つめる。続けて小林が制作中のグッズの一部、缶バッジ、マグカップ、キャラファイングラフやキャラアクリルフィギュア、フェイスタオルなどを紹介。「いろいろなビジュアルの雪村を用意しています」とランナップを説明。蒼井が「画のタッチが違うのもある」と指摘すると、大松氏が「イメージボードの段階でグッズ製作が始まったので、テイストに違いが出ていますが、この形で出せることがすごくうれしいです」と解説。「部屋に飾りたい!」という三森に対し、「飾りましょっ」と蒼井が返し、コンビネーションの良さを見せていた。
RaychellはCDに封入されるブックレットを紹介し「最高のブックレットになっています」と興奮気味に説明すると、蒼井が「お着物がかわいかった! すばらしい」と絶賛していた。
三森は、3月27日(土)に開催されるイベントの詳細を発表。三森、Raychell、大松プロデューサー、工藤進監督が登壇し、1~4話の先行上映&トークショーイベントとなっている。現在、ブシロードミュージックパスポートで抽選申し込み受付中なので要チェックだ。三森も「トークショーとイベント。一足早く作品を観たい、待ち切れないという方は、お申し込みお待ちしています!」としっかり宣伝していた。
そして、蒼井が「言っちゃいます! 『擾乱』2021年秋、舞台化決定です。なんと、僕たちがそれぞれのキャラクターを演じることになっています。そういうことになっているんです! どうしよう、どうしよう」と言いながらもうれしそうな様子。三森が「殺陣がたくさんあるので、ここ明治座で大立ち回りすると思ったら……」と舞台を見回すと、蒼井も「しかも、着物でよ!」とコメント。するとRaychellは「私なんて鞭振ってるんだから」と参戦。蒼井が「当てないでよね」とお願いする場面も。木谷氏は「企画を聞いたとき、最初に浮かんだ二次的展開は舞台でしょ、って」と微笑む。声優陣が実際に舞台で演じることについては「2次元が3次元になって、どういう演出するのかな。まず、殺陣がすごいと思います。飛び回ったりするはずなんです。楽しみです」と自身も期待している様子だった。
最後に三森が本日の制作発表会開催を記念した、Twitterキャンペーンを紹介。参加方法は「1.@jordan_official」をフォロー」「2.該当のツイートをRT」するだけ。プレゼントは、キャスト5名のサイン入り色紙で、抽選で3名に当たるとのこと。応募期限は2月18日(木)16時59分まで。ぜひ、公式Twitterをチェックしよう!
盛りだくさんの情報解禁となった発表会の最後挨拶で三森は、「1週間前に『擾乱』が世の中に発信されて、”何だろう、何が起きるんだろう”って待ってくださっていたと思います。今日たくさんの情報をお知らせできてとてもうれしかったです。毎話、命がけで演じています。ぜひ、放送を楽しみに待っていてください」とニッコリ。蒼井は「たくさんの方の愛が詰め込まれて『擾乱』が出来上がってきています。今度は皆様の愛を詰め込んで、とてつもない『擾乱』が湧き起こるのではと期待しています。ひとりひとりの生き様を見届けいただきたいです。お楽しみあれ」と呼びかけた。
Raychellは「キャストとしても、楽曲でも関われて本当にうれしいです。舞台もこれからやっていきますが、世界中の方に愛のあるこの素晴らしい作品を届けられるよう一生懸命がんばります」と意気込む。伊藤は「私自身も『擾乱』の世界に魅了されながらアフレコに挑んでいます。みなさんの心を動かすと思う作品なので、楽しみにしていてください」とアピール。小林は「個人的に『擾乱』という作品を演じてきて思うのは、出し惜しみがない、ということです。驚きの連続で紡がれていく物語です。出演者もスタッフも愛を込めて出し惜しみせず作り上げているので、ぜひ楽しみにしていてください」と愛情たっぷりにコメント。
大松氏は「3年前、1枚の企画書から始まりました。今は感無量です。若いレーベルで若いスタッフが懸命にがんばっています。5人のキャラクターを描き切った自信があります。とにかく放送を楽しみにお待ちください」と力強く語った。木谷氏は「ものすごい良い意味で、ブシロード作品らしくないと思っている。声をかけていただいたときには、すごいおもしろそうだけれど、どこをフックにして広げていけばいいのか、プロデューサーとしていろいろと考えました。でも、今は、この作品の素晴らしさが、この後、広く伝わっていくことを確信しています。応援をよろしくお願いします」と締めくくり、発表会は終了した。
取材・文/タナカシノブ

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