コラム【音は鼓膜を震わせ、音楽は心
を震わせる】#13 スターダストレビュ
ー「トワイライト・アヴェニュー」を
誰に捧ぐ

エンターテイナーを夢見るしがない50代のマンモス☆南が、レコード、カセットテープ、CD、MD、ネット配信と、音楽メディアは時代と共に変われど、歌が人の心を動かすことに変わりはない、という想いについて語ります。

スターダストレビュー「トワイライト・
アヴェニュー」を誰に捧ぐ

メジャーデビューから40年になるスターダストレビューの、知る人ぞ知る名曲で、ファンの間でも支持されているこの曲。ちょうど「夢伝説」(当時カルピスのCMソング)がヒットする前の、ある意味燻っていた(?)頃の作品。初めて竜真知子という職業作詞家が書いた詞を歌った、スターダストレビュー初期の試行錯誤の賜物だとか。

他の曲でも、ボーカルの根本要が歌う作品は、女性目線というか女性言葉の歌詞を何とも綺麗に歌い上げるなぁと思うのだが、特にこの曲は、自身で歌うのではなく、「松田聖子に歌ってもらいたい」という想いで作ったとのこと。

私自身も、この曲がリリースされた1983年の頃は、シンガーソングライターになることを夢見つつ「この曲は〇〇を意識して作った」とか「◇◇に歌わせたい」とか思っていたものだった。

実際に私がこの曲に出会って惚れ込んだのは、ベスト盤がリリースされた1990年で、ちょうど大学4年で就職活動をしていた頃だった。完全にシンガーソングライターになる夢は諦めていただろうか。

自分が作ったもの、手がけたもの、携わったものを誰かに捧げたい、という気持ちは、昔も今も変わらないのだが、ストレートに、誰かに捧げたいと思いながら作る、ということを、恥ずかしがらずに、ピュアに取り組むことを、もしかしたら忘れていたかも、と、この曲を久しぶりに聴いて思った。

この曲にある、「誰と出会うときも あなたと比べた あなたを見つめてた」というフレーズも、一般的な恋愛ソングの常套句かもしれないが、自分の人生の中で、輝いていた自分や、大切にしたい思い出と、今の自分を比べてみる、というきっかけにさえなった気がする。
マンモス☆南
プロデューサー/フォトグラフィック・オーガナイザー
1967年9月12日 神奈川県出身
広告代理店、映画制作・宣伝などの業務を経験した後、イベント企画・運営会社「合同会社グラスタ」を設立。女性アイドルの撮影会やネット番組、フットサルチームのプロデュースなどを行う傍ら、カメラマンとして写真集やブロマイドの撮影にも取り組む。

好きなミュージシャンは、小田和正Mr.Children、大瀧詠一、杉真理織田哲郎など。
【グラ☆スタ!今月の推しメン】
若宮 伶奈(わかみや れいな)
2001年2月7日生まれ 大阪府出身 血液型A型
舞台、アイドル、アートなどをやる大学生。
自分らしく、明るく、楽しく人生も表現も生きてます!

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