『機界戦隊ゼンカイジャー』放送直前
の特別番組が3/6放送 視聴者からの
質問や制作秘話を語る

スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』放送スタート直前の特別番組『「機界戦隊ゼンカイジャー」スタート直前!白倉Pに全力全開質問会!』が、テレ朝チャンネル1にて2021年3月6日(土)10時より放送される。「戦隊の本来あるべきところにかなり迫れたと思う」と白倉プロデューサーが語る、『機界戦隊ゼンカイジャー』の見どころや、視聴者からの質問など、特撮ファン必見の番組だ。
白倉プロデューサーに全力全開質問会
『機界戦隊ゼンカイジャー』のプロデューサー・白倉伸一郎氏(東映)のインタビューとともに、過去に白倉氏が手掛けた「スーパー戦隊シリーズ」の中から強烈なインパクトを与えた作品をセレクトして放送。インタビューでは、新作ゼンカイジャーや過去シリーズに関する制作秘話や白倉氏の想いに加え、Twitterや番組HPにて募った視聴者からの質問にも全力で答えていくという。
今だから話せる制作秘話も
「スーパー戦隊シリーズ」では『鳥人戦隊ジェットマン』(1991〜92 年)の 30 話以降のプロデューサー補に始まり、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992〜93 年)、『五星戦隊ダイレンジャー』(1993〜94年)でプロデューサーを担当してきた白倉氏。
『鳥人戦隊ジェットマン』のプロデューサー補として、初めて特撮に関わった当時は「俳優たちと年代があまり変わらない」20代のころ。以来、今回の『機界戦隊ゼンカイジャー』まで、およそ30年「スーパー戦隊シリーズ」や「仮面ライダーシリーズ」などの “特撮”を手掛けてきた。
そんな白倉氏へ「スーパー戦隊シリーズ」への思い、今回放送される旧作品の制作エピソードや『機界戦隊ゼンカイジャー』のみどころ、そして白倉氏が一番好きな「スーパー戦隊シリーズ作品」は? といった掟破りの質問など、根掘り葉掘りの全力質問。今だから話せる制作秘話など白倉氏が全開で回答する。
『鳥人戦隊ジェットマン』の壮絶な終盤に込めた思い
白倉氏が初めて「スーパー戦隊シリーズ」を手掛けることになった記念すべき作品でもある『鳥人戦隊ジェットマン』。シリーズとしては珍しい恋愛模様などジェットマン5人の人間関係が色濃く描かれる異色作となったが、白倉氏によるとシリーズ 15 作目ながら「試行錯誤をまだ続けている時期だった」という。
しかも前作『地球戦隊ファイブマン』は一時期視聴率が低迷するなど「スーパー戦隊シリーズ」が一つの曲がり角に差し掛かっていたころ。それだけに「『鳥人戦隊ジェットマン』は突っ走らないといけない番組だった」ため、敵幹部の一人トランザの末路が異色だったことも「感動的に終わるというよりは爪痕を残す方を選んだ。子供さんたちにも強い印象を残したかった」という意図があったという。今回、そのトランザの末路を描いた47話「帝王トランザの栄光」ほか、『鳥人戦隊ジェットマン』から4作品を放送する。
戦隊はなぜ5人? 掟破りの追加戦士誕生秘話とその反響
『鳥人戦隊ジェットマン』に続くシリーズ16作目として放送された『恐竜戦隊ジュウレンジャー』では、今では当たり前となったレギュラー追加戦士が初めて登場した。白倉氏本人も「掟破り」といった“6人目の戦士”はどのような経緯で誕生したのか。
「いろいろ(仕掛けを)やった『鳥人戦隊ジェットマン』とは別の形で、これまでのシリーズではなかったような番組作りができないか、と試行錯誤していたんです。その中で戦隊は5人じゃなきゃいけないの? 掟破りの6人目を出してみるか、と」(白倉氏)。「反対意見も多かった」という中、登場した6人目の戦士。当時の反響はどうだったのか、追加戦士というシステムはどのように定着したのか。その後の「スーパー戦隊シリーズ」に与えた影響などが明らかになる。
戦士一人ひとりにドラマを持たせた『五星戦隊ダイレンジャー』
シリーズ17作目の『五星戦隊ダイレンジャー』は、5人の戦士それぞれのキャラクターがこれまでになく際立った群像劇という特徴があった。それについて白倉氏は「『恐竜戦隊ジュウレンジャー』では5人の戦士が団子になりがちで人間としての区別がつけられなかった。そこで一人ひとりが独り立ちできるだけの強固なキャラクターを持っていないといけない、各々にライバルがいて戦う理由を持っている」という狙いがあったという。そこには当時流行したあるゲームの存在が...!? 「裏切り者ォッ!」「おやじぃぃッ!!」といったユニークなサブタイトルが誕生した背景も紹介する。
『機界戦隊ゼンカイジャー』の斬新なチーム編成に光あり
そして3月7日(日)からスタートする新番組『機界戦隊ゼンカイジャー』は、一人の人間ヒーローに4人の“機械生命体”の仲間という、これまでにないチーム編成が実現した。これこそ“掟破り”の新たな設定だが、白倉氏によると実は長年解決できなかった「スーパー戦隊シリーズ」が抱える大きな課題にメスを入れるために考えられたものだという。その結果「戦隊の本来あるべきところにかなり迫れたと思う」と手応えを感じている白倉氏。その真意とは? そして、45 作品目となる『機界戦隊ゼンカイジャー』をどのような作品にしたいのか、その熱い思いも語ってくれる。
白倉氏が一番好きな作品
そのほか、「スーパー戦隊シリーズ」への思い、シリーズの中で一番好きな作品についても質問。好きな作品では「すべてが素晴らしい、全部です、というのが優等生的な答えなんですが、僕は優等生ではないので...」とあえて一つの作品について言及する。はたして白倉氏が好きだという「スーパー戦隊」とは?
『鳥人戦隊ジェットマン』『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『五星戦隊ダイレンジャー』の懐かしい映像と『機界戦隊ゼンカイジャー』の最新予告映像とともに明らかになる「スーパー戦隊シリーズ」の知られざるエピソードの数々。1975 年から始まり、今も色褪せることなく幅広い世代に支持される人気シリーズの奥深い魅力に迫る。
【コメント】白倉伸一郎氏
――今回の企画の依頼があった時にどう思われましたか?
正直なにを考えているのかなと(笑)。辞めておいた方がいいよ、番組になるわけないでしょ、と思いました。『番組になるんです』と言われても、いやいやおかしいでしょって(笑)。
――実際に「スーパー戦隊シリーズ」についてお話をされた今のご感想は?
正直、懐かしくもありました。自分の仕事人生のスタートラインであると同時に、シリーズの大きな転換点をたまたま迎えていた時期だったということも思い返しました。そこに自分が居合わすことができたのはラッキーだったし、「スーパー戦隊シリーズ」から大変な恩恵を頂いた。そのめぐり合わせには改めて感謝しましたね。
――改めてご自分の仕事を見直されましたか?
自分主導ではないですが、爪痕を残すという意味では追加戦士ですね。追加戦士の誕生をたまたま手掛けてしまったわけですが、そこから先の呪いがいまだに解けていない感じです(笑)。
――今回の番組のみどころは?
16mm フィルムで撮影された 4:3の SD 画質という、今どきなかなか見られない本来のあるべきレトロで古臭い、でも活気ある「スーパー戦隊シリーズ」のノリというのを楽しんでいただきたいですね。HD で画質が良くなってから、少しすかしちゃったところもあるんです。キレイでちゃんとしたものを作らなきゃいけない、という丁寧な仕事がお話作りにまで及んで、ちょっと小綺麗になっちゃったというか。「スーパー戦隊シリーズ」はもう少し泥まみれ、地べたを這い回るような感じだと思うんです。その雰囲気が味わえる作品をぜひご覧頂きたいですね。
『機界戦隊ゼンカイジャー』放送スタート直前の特別番組は、テレ朝チャンネル1にて2021年3月6日(土)10時より放送。

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