琥珀糖のように煌めいて

というアーティストは、琥珀糖のような作品を生み出す人だと思った。ひとつとして同じ色・模様・形はなく、世界観の輪郭はしっかりあるのに決して干渉してくることはない。それなのに、一聴すると音楽が自分の血肉になった感覚がしっかりと残る。繊細で抒情的でドラマチック。そして、いい意味で他人事。彼女の音楽には自由や余白が常に用意されている。もちろん楽曲ごとに共有したいイメージはあるだろう。しかし、必要以上に「こう聞いてください」「こんな世界観です」なんて押し付ける野暮なことはしないのだ。自身が良質な映画や音楽にたくさん触れ感性を磨いてきたからこそ、自分で答えを見つけることのすばらしさを知っている。余白がより深みへ導いてくれることを知っている。そういったマインドが根付いているから、AMIKOの音楽は劇伴としてより力を発揮し、多くの人を魅了するのではないだろうか。先日配信が開始された「A Long Dream」は、これからリリースされる1stE.Pの1曲。浮遊感あるサウンドと歌声が夢見心地へ誘うナンバーは、切羽詰まった心にもスルスルと溶けていく。琥珀糖を光にかざして眺めるように、ゆったりと音楽の柔らかさを感じてほしい。

AMIKO アーティストページ

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