ボビー・チャールズのベアズヴィル盤
『ボビー・チャールズ』は、
ウッドストック産の
味わいに満ちたアルバム

ウッドストックのミュージシャン

ウッドストックに住んでいたミュージシャンで有名どころでは、ジミ・ヘンドリックス、ヴァン・モリソン、オーリアンズ、ジュールズ・シア、ピーター・ヤーロウ(PP&M)、ティム・ハーディン、ジョン・セバスチャン(ラヴィン・スプーンフル)、トッド・ラングレン等がいる。他にもデイブ・ホランド、カーラ・ブレイ、スティーブ・スワロウといった先鋭的なジャズマンもいたし、ハッピー&アーティー・トラウム、エリック・カズ、ジョン・ヘラルド、ジェフ&マリア・マルダー、ポール・バタフィールド、ロリー・ブロック、シンディ・キャッシュダラー(アスリープ・アット・ザ・ホイール)といったルーツ系のミュージシャンたちも少なくなかった。

南部から東部へ

今回の主人公であるボビー・チャールズはルイジアナ州の出身で、60年代初頭からソングライターとして多くのR&Bシンガーにヒット曲を提供し、自らもシンガーとして50年代に「シー・ユー・レイター・アリゲーター」を皮切りにチェスやジュエル、ポーラといったR&Bの専門レーベルでレコーディングしている。当時、多くのDJが彼を黒人だと思っていたらしい。このあたりは、アラバマ州にあるフェイム・スタジオのダン・ペンと似た経歴である。

70年代初頭にザ・バンド、リトル・フィート、ロバート・パーマー、ジェス・ローデンらが取り入れたニューオーリンズ独特のリズムやサウンドに注目が集まり、ミュージシャンがこぞってニューオーリンズ詣をしていた頃、ボビー・チャールズは逆にニューオーリンズからウッドストックへと移って来た変わり種。当時のニューオーリンズ音楽の流行でニューオーリンズにミュージシャンがあふれ、チャールズはゆったりくつろげる場所を探し求めていたのかもしれない。

OKMusic編集部

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