コラム【音は鼓膜を震わせ、音楽は心
を震わせる】#18 最強のB面だと思う
広末涼子「とまどい」

エンターテイナーを夢見るしがない50代のマンモス☆南が、レコード、カセットテープ、CD、MD、ネット配信と、音楽メディアは時代と共に変われど、歌が人の心を動かすことに変わりはない、という想いについて語ります。

最強のB面だと思う広末涼子「とまどい

もはや「MK5」と略称で言われることが多い
広末涼子のデビュー曲「MajiでKoiする5秒前」は、
干支がふた回りした今もなお、
彼女の輝きを象徴するもののひとつとして語られている。

最近の若い子にとっては、
「ヒロスエ」
が、グラビアを飾ったり、歌を歌ったりしていたことに
あまり実感もないらしい。
(元阪神の藤川球児と中学が同じって情報の方が有名?)

そんなヒロスエのデビュー曲のカップリングで
メイン曲と同じく竹内まりやが作詞・作曲したのが
「とまどい」という曲。

これがいかにも青春の1ページとばかりに、
若い男女のちょっとした距離感が違和感になったような
ドキドキというよりザワザワ、ハラハラした感じの
想いが綴られている。

本当に、こういう歌詞は竹内まりやっぽいし、
(特にデビューして浅かったころの彼女)
曲調も本当に郷愁を誘うようでマッチしている。
(セルフカバーバージョンが非常に完成度が高い)

しかし、タイトルが「とまどい」であるにもかかわらず、
「とまどい」というワードが一度も出てこない。
むしろ印象的に使われるのが「ためらう」という言葉。
もしかしたら「ためらい」ってタイトルにすべきじゃないか、
というぐらい。

ためらうことなく、何かをしたい。
でも、そうなることにとまどってしまう。

そういうことなんでしょうか・・・

ともあれ、人々のインパクトに残っている「MK5」の裏で
ひっそりとこの名曲が存在していて
(CDでは「B面」ではないが、この曲はアナログ盤があるとか)
勝手な予想では、「とまどい」をメインにって声もありつつ、
元気でポップなイメージの「MK5」で売り出そうって、
そんな話だったのかなぁ、と。

もしそうだったとしたら、そんな大人っぽい考え方には
とまどいを感じますね、私は(笑)。
マンモス☆南
プロデューサー/フォトグラフィック・オーガナイザー
1967年9月12日 神奈川県出身
広告代理店、映画制作・宣伝などの業務を経験した後、イベント企画・運営会社「合同会社グラスタ」を設立。女性アイドルの撮影会やネット番組、フットサルチームのプロデュースなどを行う傍ら、カメラマンとして写真集やブロマイドの撮影にも取り組む。

好きなミュージシャンは、小田和正Mr.Children、大瀧詠一、杉真理織田哲郎など。
【グラ☆スタ!今月の推しメン】
あやちん
1998年8月5日生。大阪府出身。血液型O型
お笑いタレント、イベントMC、撮影会、フットサルなど多彩に活動中です。ニコ生「グラ☆スタ!バンバン」(毎週土曜日20時~)レギュラー出演中です。

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