花澤香菜

花澤香菜

【花澤香菜 インタビュー】
最初に曲を聴いた時、
“再出発な感じがするなぁ”と
感慨深くなった

レーベル移籍第一弾シングルの表題曲「Moonlight Magic」は、ラジオやポッドキャストを題材にしたドラマ『お耳に合いましたら』のオープニングテーマとしても好評! 恋愛の歌詞に初挑戦した可愛いらしい振り付けやドキッとするような台詞もある渾身の一曲に仕上がっている。彼女のフランクなキャラクターと、ときめくものが満載されたインタビューになった。

“再出発な感じがするなぁ”と
すごく感慨深くなった

「Moonlight Magic」がオープニングテーマになっているドラマ『お耳に合いましたら』の主人公がチェンメシをアツく語るシーンは、花澤さんがテレビでパンについて語っている姿と重なるので、きっとすごく共感しながら作詞をされたのだろうと思いました。

実はですね、タイアップが決まったのはあとからなんです。でも、作曲編曲の北川勝利さんとは“タイアップがついてもいいような曲にしようね”と言って作り始めたので、とてもいい結果につながって嬉しいです。

ドラマのテーマがラジオやポッドキャストだから、2番の歌詞に《お喋り》と出てくるのかと思いました。

それも嬉しい偶然でしたね。歌詞は大人の恋愛を意識して書いているのですが、ドラマの主人公がチェンメシにときめいている様子とか、推しやポッドキャストへの愛など、好きなものに日々ときめいていることと、たまたまつながりました。ドラマの内容とリンクする部分が多かったことも、ドラマ側から選んでいただいた理由にあったと思います。

花澤さんもラジオがお好きだそうですね。

はい。今はジェーン・スーさんと堀井美香さんの『OVER THE SUN』が好きで、よく聴いています。ラジオやポッドキャストは聴く側の幅も広げてくれるというか。知らない人が考えていることや、オススメしているものを聴けたりするのがすごく面白いです。

文化放送『花澤香菜のひとりでできるかな?』も長いですね。

声優の仕事を始めてすぐに始まった番組なので、もう14〜15年になりますね。最初の頃はうまくしゃべれないし、発信したいこともなかったからすごく受け身だったのですが、徐々に聴いてくれる人のお便りを読んで感謝を伝えたくなったり、日々こういうことがあったということをメモしておいて話せばいいんだとか、いろんなことを発見していって。スタッフさんにもすごく助けられて、ここまでやってこられたという感じがしています。なので、ラジオは私のリアルなものがそのまま発信されている唯一の場所かなって。例えば“パンマスク”(マスクの内側にパンを仕込んで香りを楽しむ)とか(笑)。自分が好きなことをやれるのもラジオの良さのひとつだと思っています。

「Moonlight Magic」は北川さんらしい渋谷系やシティポップ系のサウンドで、5thシングル「恋する惑星」(2013年12月発表)を彷彿させますが、最初はどんなイメージで作ろうと思ったのですか?

移籍しての一枚目だから“これはすごく大事だぞ!”ということで、デビュー当時からお世話になっている北川さんと作りたいと提案させていただきました。歌詞はあとで書いたんですけど、最初に上がってきた曲を聴いた時は、1stシングル「星空☆ディスティネーション」(2012年4月発表)のような煌めいた感じがすごく散りばめられていて、“再出発な感じがするなぁ”とすごく感慨深くなりましたね。歌詞は仮で充てられていた歌詞が可愛いらしい恋愛のお話だったので、そこを生かして恋愛をテーマにした歌詞に挑戦してみようと思って…でも、私、恋愛の歌詞を書いたことがなくて。

初挑戦するにあたって何かを参考にされたんですか?

昨年の自粛期間中に韓国ドラマにハマったので、韓国ドラマを観た時のトキメキを掻き集めて書いた感じです(笑)。

韓国ドラマって『愛の不時着』とか『梨泰院クラス』とかですか?

まさしく『愛の不時着』から観始めて、主人公のジョンヒョク役のヒョンビンさんにハマって、ヒョンビンさんの作品を片っ端から観ていって、そこでまた新たな推しを見つける…という感じで止まらなくなってしまって(笑)。

面白いですもんね(笑)。ちなみに韓国ドラマの吹き替えのご経験は?

まだないんですよ。だから、人生に一度でいいから韓国ドラマのヒロイン役の吹き替えをやってみたいんですよね〜。チャンスはいろいろなところに転がっていると思っているから隙あらばこうして言うようにしています!(笑)

すぐにお話が来そうですけど。「Moonlight Magic」の話に戻りますが、月灯りに照らされて恋愛の魔法にかかってしまうようなイメージですね。

そうそう。ちょっと大人で、仕事をしている人の恋愛模様がいいと思って。仕事帰りに待ち合わせをして、夜道を歩いているみたいな。でも、お互い大人だし、ここから踏み出すには気力も体力もいる。そこで月灯りのロマンチックさが、ふたりの背中を押してくれるようなイメージです。

好きを好きと言える気持ちは、いくつになっても大切ですね。

本当にそうです。昨年はコロナ禍で私もお仕事がいったんストップになり、1カ月くらいおうちで過ごす時間があったんです。私はお仕事が大好きだから何もすることがなくて、そんな時にお仕事以外に別の大好きなことがあったほうが絶対にいいと実感したんです。そのほうが生活がより豊かになると思って。それで出会ったもののひとつが韓国ドラマだったんですよ。

趣味のために仕事を頑張れたり、メリハリとか生き甲斐も生まれますよね。

うんうん。お仕事ばかりしていると家に帰っても寝るだけみたいになってしまうので、それではもったいないですからね。あと、自粛期間では私には会いたい人がいっぱいいたということにも気づきました。いざ、ふと会いたいと思う人に気軽に会えない状況になって、会いたいと思った時にもっと会っておけば良かったなって。そういうことも歌詞には少し入っています。
花澤香菜
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OKMusic編集部

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