クミコのコンサートで篠井英介が30年
ぶりに現代女方でゲスト出演し名曲披

3.11の震災から10年を迎えた今年、この2曲のシングル化を切望したクミコは、8月25日(水)に両A面シングル「十年/人生のメリーゴーランド」を発売した。

新型コロナウィルスの感染拡大により渡航が制限されている中、日本在住のブラジル人音楽プロデューサーRenato Iwaiのプロデュースにより、ブラジルと日本の一流ミュージシャンが集結。日本とブラジルを繋いだリモートでレコーディングをしてリアレンジを施した「十年」。歌詞にも「十年は長い月日か十年は短い日々か」とあるように、2011年3月11日に石巻で被災したクミコは、この十年で、両親の介護、コロナ禍での音楽生活などを経験。思い通りにならない人生の悲哀を込めた。
また「人生のメリーゴーランド」は、2004年公開のジブリ映画『ハウルの動く城』のテーマ曲として制作された。宮崎駿監督から映画のパンフレットにコメント提供を依頼され、試写会で映画を観たクミコが、物語の素晴らしさと美しい三拍子のテーマ曲に惚れ込み、宮崎監督に「是非、歌詞をつけて歌わせて欲しい」とお願いをした。監督から「是非、クミコさんにとっての人生のメリーゴーランドにしてほしい」と快諾され、詩人で作詞家の覚和歌子によって詞がつけられた。

今回編曲は、『思い出のマーニー』や『メアリと魔女の花』などスタジオジブリ作品の楽曲を手がけている村松崇継。映画の世界観により近づくようにシンフォニックなアレンジが施されシネマティックな仕上りとなっている。

ニューシングルの発売を記念した<クミココンサート2021>が、東京・EXシアター六本木で11月7日(日)に開催されるが、ゲストに篠井英介を招き、現代女方の装いで久しぶりにコンサートで歌唱披露することとなった。篠井英介は、1987年に劇団「花組芝居」で俳優としてのキャリアをスタートさせ、現代女方として美貌と演技力で一世を風靡。ここ数年は、映画・テレビドラマなど多ジャンルに渡り個性的実力派俳優としてお茶の間でも人気を集めている。
篠井とクミコは、クミコが高橋クミコ名義のときから30年を超える友人であり、1992年、芝居仕立てのコンサート「夜想曲」で洋装和装含めて見事な女性の姿でクミコと共演もしている。また篠井は「夜想曲」以来、本格的に女性の扮装でコンサートで歌うことはなく、今回実に30年ぶりに現代女方での歌唱披露となる。

今回の共演に関して、篠井は「テレビドラマなどでは悪役の人と思われているのだけど、実は私は現代演劇の女方なのです。ずいぶん長く洋装の女性役に縁がなかったから、今回はドレスを新調して参加するつもりです。」と意気込みを語り、「盟友とでも言うべき英介さんに、東京でのコンサートをご一緒していただくことになりました。名取の免許を持つ英介さんは、実は現代劇の女方でもあります。英介さんにしか表せない美学を、今回ご披露いただけそうで、今からワクワクします。」とクミコは喜びを隠しきれないようだ。

また篠井英介はクミコの震災から10年への想いに共感し、「十年」のミュージックにも友情出演している。クミコの誕生日である9月26日YouTubeにてMVの公開が決定した。

MVは、40代に歌手として行き詰まり、雇われママとして働いていた思い出のバーで撮影された映像を中心に、ブラジルと日本を繋いでリモートにてレコーディングした「十年」のスタジオ収録の風景も交えて構成されている。

30年前に共演した芝居仕立ての美しいステージ写真や小さなライブ喫茶での一コマなど微笑ましい写真がぎっしり詰まっているフォトブックを1ページずつひらきながら、それぞれが過ごしてきたこれまでの30年を語り合い懐かしむ様子が描かれている。また2011年に石巻でクミコが被災した時の写真も登場し、この10年を振り返る貴重な姿が映し出されている。

クミコのコンサートは大阪公演を皮切りに、東京・名古屋と続いていくが、新型コロナの感染拡大により外出自粛が続いていくため、自宅で音楽を楽しんでもらいたい気持ちをこめて、ニューシングル付きチケットとして発売中である。

【篠井英介 コメント】 30年は一昔。 クミコさんと出会った頃はクミコさんも私も30才台。 歌手としても俳優としてもまだあてどない夢を見つついた。 二人でいろんなことに挑戦したものだ。 ミュージカル仕立てのライヴ、ドラマチックコンサート、歌入り芝居、様々言い方はあれど手を替え品を替え、、、ほとんど もがくようにいくつも一緒に、あがくようにやっていたあの頃。 ちょっと遅いけれど私たちの青春だったといっていい。 だからクミコさんは戦友だし普段は会うわけでもないが、私にはもう親戚のお姉ちゃんのようだ。 そしてこのお姉ちゃんを私は心から敬愛している。 あれから30年。こんなコロナ禍が生きてるうちにやってこようとは思ってもみなかったけれど、とにかく私たちは今ここに在る。幸せだといえる。 共通の友人でもあるクミコさんの事務所の社長さんから、 「クミコのコンサートにゲストにおいでよ。久しぶりにドレス姿でバーンとでたら。」と声をかけて頂いた。 ああ、これはクミコさんと社長さんからのエールなんだと嬉しかった。 自粛期間中にいささか神経をやられて気落ちしている私を励まして下さっているのだと。 テレビドラマなどでは悪役の人と思われているのだが、実は私は現代演劇の女方なのだ。 ずいぶん長く洋装の女性役に縁がなかった。 だから今回はドレスを新調して参加するつもりだ。 あくまでクミコさんのおじゃまはせず、彩りになれたら本望だ。 さて、参加させて頂いたミュージックビデオとやらをみたのだが、街の公園に座るクミコさんと私は少し背中の丸まったオ バサンとオジサンだった。 二人とも心はほとんど変わってないつもりなのに。 幸か不幸か舞台では自分の姿は観られない。だからこそ今までやってこられたのかも知れない。 だからあの頃の志のまま、今度もクミコさんと共に舞台にいようと思う。 篠井英介

クミコ 両A面シングル『十年/人生のメ
リーゴーランド』

2021年8月25日(水)発売
COCA-17909 / 1,350円(税込)

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