パワフルかつシンプルなサウンドで
絶大な支持を集めた
グランド・ファンク・レイルロードの
『グランド・ファンク』

本作『グランド・ファンク』について

そして、69年12月にリリース(日本盤は70年リリース)されたのが2ndアルバムとなる本作『グランド・ファンク(原題:Grand Funk)』で、デビューアルバムのリリースから4カ月しか経っていない。

収録曲は全部で8曲、うち6曲がマーク・ファーナーのオリジナルである。アルバムは、ファーナーの伸びやかなヴォーカルとメル・サッチャー(当時19歳!)の跳ね回るベースが印象的な「ゴット・ジス・シング・オン・ザ・ムーブ」でスタート、ファーナーによる津軽三味線のようなギターが聴ける「イン・ニード」、代表曲のひとつでライヴ映えする「ミスター・リムジン・ドライバー」、サザンロック・テイストのある「ウィンター・アンド・マイ・ソウル」などの佳曲が配置されている。最後に登場する当時のロック少年たちが狂喜した「孤独の叫び」では、渾身の名演が9分半にわたって味わえるのである。

本作はロックという音楽が思春期の頃にリリースされており、演奏技術や録音機材は完全ではないが、GFRのエネルギーやパッションはそんなマイナス面を完全に吹き飛ばしており、最高の仕上がりとなっている。まだ彼らの音楽を体験したことがないなら、この機会にぜひ聴いてみてほしい。きっと新しい発見があると思う♪

TEXT:河崎直人

アルバム『Grand Funk』1969年発表作品
    • <収録曲>
    • 1. ゴット・ディス・シング・オン・ザ・ムーヴ/Got This Thing on the Move
    • 2. プリーズ・ドント・ウォーリー/Please Don't Worry
    • 3. ハイ・ファルーティン・ウーマン/High Falootin' Woman
    • 4. ミスター・リムジン・ドライバー/Mr. Limousine Driver
    • 5. イン・ニード/In Need
    • 6. ウインター・アンド・マイ・ソウル/Winter and My Soul
    • 7. パラノイド/Paranoid
    • 8. 孤独の叫び/Inside Looking Out
『Grand Funk』(’69)/Grand Funk Railroad

OKMusic編集部

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