横山拓也(作・演出)「ラストシーン
の親子のやりとりにご期待ください」
~iaku『フタマツヅキ』が開幕

2021年10月28日(木)シアタートラムにて、iaku『フタマツヅキ』が開幕する。初日にあたり、舞台写真と初日オフィシャルコメントが届いた。
本作は、劇作家の横山拓也が立ち上げた演劇ユニットiakuによる最新公演。モロ師岡、杉田雷麟をW主演に、元・噺家の父とその息子のドラマを中心に、現代社会で起こり得る、あまたの問題を抱えたリアルな家族関係を描く。
 撮影:木村洋一
そのほか、清水直子、橋爪未萠里、ザンヨウコ、平塚直隆、長橋遼也、鈴木こころが出演する。
【あらすじ】
二間続きの向こうの部屋から、くぐもった声が襖越しに聞こえてくる。何度もつまずきながら、小さくボソボソ繰り返される。一人になれない狭い市営団地。布団にもぐって耳を塞ぐ。たったひとつのネタすらまともに覚えられない、噺家くずれのダメ親父。
誰もが希望を持てた1980年代を謳歌しながら、自らの夢を雑に扱った父と、苦難の2000年代に生まれ、シビアな毎日で夢を見る暇もなかった息子。反目してきた親子が2020年代を迎え、大きく変化した家族の形を改めて見つめる。
 撮影:木村洋一
作・演出 横山拓也 コメント
「噺家崩れのダメ親父」という登場人物が設定された瞬間に、コメディアンとしても活躍されているモロ師岡さんの顔が浮かびました。そんな父親と反目する息子、2000年代生まれの苦悩を内包する人物として、強い眼力を持った杉田雷麟くんがピッタリだと思いました。手練れのモロさんと初舞台のライルくん。この2人の親子が、妻であり母親である清水直子さんを挟んで繰り広げる熾烈な口論は見どころの一つです。世代による将来の定め方の違い、夢を見ること、仕事の概念、パートナーとの人生、など観る人それぞれに響くテーマが散りばめられています。静謐さを携えた舞台に、ユーモアと人間味溢れるやりとりが躍ります。ラストシーンの親子のやりとりにご期待ください。
モロ師岡 コメント
不器用なくせにプライド高く、人に迷惑かけても反省もしない本当にしょうもない落語家が主人公。まるで俺みたいってほっとけ!でも、そんな奴見て生きていくってしみじみ面白いもんだなあって観て欲しいなあ。多くの人に観て欲しいなぁ。
杉田雷麟 コメント
約1ヶ月稽古をしてきて、いよいよだなと思うと凄く楽しみで仕方ないです!
コロナ禍で難しい面もありましたが、横山さんを軸に皆で意見を出し合い、創り上げてきました。あとは全てを舞台にぶつけるだけです。

なお、本公演は11月7日(日)までシアタートラムにて。その後、2021年11月12日(金)~14日(日)大阪・ABCホールにて上演。

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