コラム【音は鼓膜を震わせ、音楽は心
を震わせる】#21 COLOR「翼がなくて
も」が果てしなく続く

エンターテイナーを夢見るしがない50代のマンモス☆南が、レコード、カセットテープ、CD、MD、ネット配信と、音楽メディアは時代と共に変われど、歌が人の心を動かすことに変わりはない、という想いについて語ります。

COLOR「翼がなくても」が果てしなく続

「果てしなく続く絶望の海」

こんな重たい表現、何ともやるせない、
さすが奥居、いや岸谷香のワードセンスです。

その岸谷香のご主人・岸谷五朗が主演のドラマ
「世界で一番熱い夏」
の主題歌だったのが「翼がなくても」。

ドラマのタイトルを聞いたら
当然プリンセス プリンセスを思い出すし
(プリプリの歌の表記は「世界でいちばん熱い夏」ですが)
それを岸谷五朗が主演して、
主題歌を奥さんの岸谷香が作って、
岸谷五朗と同じ事務所のCOLORが歌う、という
ちょっと情報多めですね(笑)。
ちなみに、COLORの門田こむぎはもんたよしのりの娘。

閑話休題。

私はこの曲は、リリースされた20年前からとても好きで、
今でもことあるごとに動画配信サイトで聴くことが多い。

冒頭に取り上げた歌詞は、
重苦しい気分の時に聴くと、本当に更に更に気分が滅入る。
それでも聴いてしまうのですよ、この曲を。

歌詞に登場する女の子は、
傷ついた彼の力になりたいと思っていて、
それでも何かが解決するわけじゃないのかもしれないけど、
ただ彼への想いが言葉に綴られていく。

その流れで現れる「絶望の海」という言葉と、
本当に大きな海のように存在し、消えることのない絶望を
想像した時に芽生える恐ろしさが、
人生のつらさを表すように重くのしかかるわけです。

それでもこの曲を聴きたくなるのは、
きっと、どんな絶望があったとしても、
諦めずに歩いていくしかない、という気持ちにさせてくれる
そんな気がするのです。

パワフルなボーカルが、力を与えてくれます。
マンモス☆南
プロデューサー/フォトグラフィック・オーガナイザー
1967年9月12日 神奈川県出身
広告代理店、映画制作・宣伝などの業務を経験した後、イベント企画・運営会社「合同会社グラスタ」を設立。女性アイドルの撮影会やネット番組、フットサルチームのプロデュースなどを行う傍ら、カメラマンとして写真集やブロマイドの撮影にも取り組む。

好きなミュージシャンは、小田和正Mr.Children、大瀧詠一、杉真理織田哲郎など。
【グラ☆スタ!今月の推しメン】
蒼乃みら(あおのみら)
1992年4月20日生まれ 京都府出身。舞台や朗読、撮影会などで活動中!配信ツールで定期的に癒し系まったり~うるさすぎる元気をお届け★アニメ、クマやキャラクター可愛いものが大好きです!

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